2016年8月の記事一覧

当事者意識とフォロワーシップ

去る8月10日に熊本県高等学校家庭クラブ連盟の
代議員会並びに第53回指導者養成講座に
本校家庭クラブ会長と副会長の2名が参加しました。
県内の各学校単位家庭クラブ活動の紹介を見たり、
全国の研究発表大会の報告を聞いたりして、大変刺激を受けました。
参加者同士の交流や講話やアロマテラピー体験もできました。
感想の一部を掲載します。

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 「生命と向きあう」という講話では、
リーダーシップとフォロワーシップという言葉が印象に残りました。
 リーダーシップは、模範となる行動力・正しい権限委譲度量などが大切なのだそうです。自分に足りないものは何か、考えながら聞きました。
 フォロワーシップでは、能動的・責任感などが必要だそうですが、
私は今までこれをできる人をほとんど見たことがないと思ったので、
この2つの言葉は意外でした。
 中学2年生の時、修学旅行で行った神戸の地震資料館で、靴下が大事だと教わり、
私は覚えていたので足をけがすることはありませんでしたが、私の家族は準備をしていませんでした。7月の芦屋高校との交流に家庭クラブ員で作ったお礼を渡すために交流に参加しましたが、そこでも「実際にあってみないとわからなかった」と話しました。どんな場面でも、当事者意識を持って、これから取り組んでいきたいです。

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 「生命と向きあう」というテーマでの生徒交流で、理想のチームについて話し合いをしました。リーダーとメンバーの関係を深く考えることができ、「メンバー」は、「受動的ではなく、能動的に、納得し、理解し、当事者意識と責任感を持つ」というフォロワーシップが大事なのだと学びました。今まで私は、リーダーがチームを引っ張るのが当たり前で、メンバーはそれにただついていくのだと思っていました。しかし、相談や協力しあったりして、一人一人が自分の役割を認識していくのが理想のチームに近づくためには重要なことなのだとわかりました。