昼食後は、本日のフィナーレ、応援団演舞です。まずは、白団から。なかなか揃えるのが難しかった人文字も、今日は太鼓の音に合わせてぴったり決まっていきます。人文字の後は、ダイナミックで迫力のある、さすが白団という演舞で魅せてくれました。

　次は、紅団。人文字のチェックやストライプもばっちり決まり、思わず息をのみます。リズミカルでクールな演舞は、他が真似できない、紅団独自のスタイルです。二団とも制限時間にしっかり収め、これで得点競技が終了となりました。

　ライバルでありながら、お互いを認め合い、昨年度から今日に向けてしっかりと準備を重ねてきた、白団と紅団。いよいよ、勝敗が決まる瞬間が来ました。「...総合優勝、白団。」白団の側から、歓声が上がります。悔しそうな紅団、それでも、精一杯、大きな拍手で相手を称えます。一生懸命がんばったからこその、心からの拍手、笑顔、そして涙。青い空に、白と紅が映えて、見る人の胸を打つ、素敵な閉会式でした。

　体育大会の最後に、600人の校歌が高らかにグラウンドに響き渡りました。みんなの心がひとつになった、素晴らしい１日がこれで終わります。明日はしっかり休息をとり、また月曜から頑張りましょう。みなさん、本当にお疲れさまでした！

　２度目の給水の後は、部活動行進＆リレー。目にもまぶしいユニフォームで堂々と行進する姿に、しびれます。リレーでは、それぞれの部活動で使用している物をバトンとしてつないでいきます。陸上部はもちろんバトン、ボールを使う競技はそれぞれのボール、しかしその他の部活のバトンは実に様々です。例を挙げると、「マラカス」「筆」「的」「実験用白衣」「畳」などなど... それぞれ、どの部活動か想像できるでしょうか？　競技中にはそれぞれの部活動の見せ場が用意されており、陸上部の華麗な走りもあれば、科学部のプレゼンもあり、実に個性豊かなリレーでした。

　部活動リレーの後は、大玉運び、そして紅白対抗リレー。さすが、それぞれの団の代表だけあり、どの選手ももうスピードで駆け抜けていきます。今年度は、白団がリレーの優勝を飾り、紅団は惜しくも２位でしたが、どちらの団も、ゴール後、団員が集まり、互いの健闘を称え合っている姿が印象的でした。

　昼食後は、応援団演舞を残すのみ。いよいよ、体育大会の終わりが近づいてきます...！

吹奏楽部による「学園天国」の演奏で、部活動リレーがますます盛り上がります！

　竹取物語の後は、これも毎年恒例の「飛び立て！雛鵬」です。この競技では１年生がクラス毎に長縄跳びをして、その合計回数を競います。クラスの団結力が試されますね！　クラス毎に見ていくと、縄の長さや回し方、飛ぶ人同士の距離などに各クラスの作戦が見てとれます。練習時間も限られている中、それぞれ工夫を重ねてきたことが伺えますね！

　その後は、クラス対抗リレーが続きます。３年クラス対抗リレーでは、今年赴任された肥田先生が「ちょっと待ったー！」と３年生への「挑戦状」。本部やあちこちのテントから先生方が集まるは集まるは、３年生６クラスに１チーム急遽（？）加わり、総勢７チームでの真剣勝負となりました。毎年大盛り上がりのリレー、結果はいかに？

　記事はその４に続きます。

※撮影：芸術部写真部門

　マスゲームが終わると、台風の目、綱引き、技巧走と個性豊かな競技が続きます。出場者の一生懸命な走りを、各団の声援が力強く後押ししているようです。借り物競走では、第一走者から「好きな人」が連発！それから、恒例の「かっこいい先生」、「クラスで仲が良い人」、それから、「日焼け止め」まで、様々なお題で大盛り上がりです。愛情、友情、師弟愛、様々なペアのほほえましいゴールを、会場が温かく見守っているのも素敵ですね。

　給水前に行われたのは、天高の体育大会で"危険度No. 1 !?"の「竹取物語」。長さや太さも様々な竹を奪い合う競技です。今年から、女子だけでなく、男子バージョンの竹取も始まり、これは目が離せません。予想通り、みんな本気モード、引きずられながらも決して諦めない、熱い戦いが繰り広げられます！　普段は温厚な天高生の、熱い眼差しがとても印象的でした。泥だらけになりながら強く、美しく戦い抜いたみなさん、お疲れさまでした！

　記事は「体育大会　その３」に続きます！

※撮影：芸術部写真部門

　例年の５月上旬から少し開催時期を早めた、今年の体育大会。比較的天候にも恵まれ、短い練習期間ながら集中して練習をがんばってきました。そんなみんなの思いが天に通じたのでしょう、本日の天候は「ザ・快晴」！　多くの地域の皆様や保護者の方々に見守られ、第８０回体育大会が幕を開けました。

　開会式の後、まず始まったのは、天高体操。約600人の生徒が一糸乱れず伝統の体操をする姿は、圧巻です。それから観客を魅了する２年生、３年生のダンス。天高の体育大会のダンスは、ダンスリーダーを中心としたキレのあるダンスはもちろん、女子だけでなく男子も「かわいい」を全力で表現するところ、踊っていない生徒もかけ声で盛り上げる、一体感が魅力でもあります。盛り上がったダンスが終了すると、人文字に移ります。グラウンドいっぱいに「天」「高」、そして、校章の桜が綺麗に咲き誇りました。芸術部書道部門による、「正大」「剛健」「寛厚」の三綱領がグラウンドに華を添え、今年のマスゲームも大成功となりました。

　さぁ、今年度の体育祭も大いに盛り上がりそうです。みなさん、ケガと熱中症に気をつけて、素敵な一日にしましょう！

雨天のため、２日間順延された

第78回天草高等学校体育大会が、5/9（火）に開催されました。

大会当日は晴天に恵まれ、主役である生徒たちも

応援に来られた保護者の方々も笑顔があふれました。

赤団団長尾方くん、白団団長小堀田くんによる選手宣誓では、

「コロナ禍で、思うように学校行事を実施することができなかった先輩方の思いも併せて

大会を成功させたい」と全体へメッセージが送られました。

今年度の体育大会も大成功で、

天草高校の歴史に新たな1ページが刻み込まれる素晴らしい日となりました。

閉会式です。

今年度の各部門表彰は以下の通りです。

　■ パネル部門優勝　紅団
　■ 演舞部門優勝　紅白両団
　■ 総合優勝　白団

白団が王座奪還しました。

両団ともに素晴らしい演技で、甲乙つけがたい。

そのような採点員からのコメントもありました。

閉会式の中では、馬場校長から「感動的な大会だった。一人一人の全力で取り組む姿に感銘を受けた。ありがとう。」と講評を頂きました。

また、生徒会長の森さんが「今できることを全員が考え、そして表現する体育大会を披露できました。今後も、活動が制限されることが多くなると思いますが、天高生らしいものを創れるよう頑張ります。」と謝辞を述べました。

2年ぶりでしたが、体育大会で輝く生徒たちの姿が見れたことで、改めて学校行事の素晴らしさを感じることができました。

御覧頂いた保護者の方々、応援ありがとうございました。

応援団演舞です。

今年度の演舞は、応援団の舞いに合わせて、団員たちが旗を振るといった全員参加型のものとなりました。

紅団の統率のとれた動き。

白団の躍動感あふれる演技。

美しく力強い渦の中に、可憐な華が咲き誇っているような見事な演舞でした。

最終種目である団対抗リレーは、一進一退を繰り返し、最後は白団が振り切る形となりました。

いよいよマスゲームです。

今年度のマスゲームの構成は

　第1部　天高の人文字 (全校生徒)　

　第2部　天高体操（全校生徒）

　第3部　創作ダンス（2・3年男女全員）

の3部構成となっています。

コロナ禍の中、密となる組体操ができませんが、代わりに全体でそろえる演技の美しさや、情熱大陸の音楽に載せて溌剌と演技する姿をみせようと練習してきました。

その想いが伝わる素晴らしい内容であったと思います。

5月9日(日)、第76回天草高校体育大会が開催されました。

天気は晴天です。

開会式の中で馬場校長から「天高生一人一人がコロナウイルス感染予防に務め、保護者にも協力頂いて開催することができた。無心の身体表現には、邪気を払う力がある。ぜひ、団長、生徒会を中心に作り上げてきたものを全力で表現し、地域に向けて発信してほしい。」と激励がありました。

水田育友会長、森生徒会長、両団長の力強い宣誓など、今できることに精一杯取り組みたいという想いが込められた開会式となりました。

2年ぶりの体育大会。

今日一日を通して、総合優勝を紅団と白団で競います。

今年度は、どちらの団が勝つでしょうか？