熊本大学ワクワク連続講義が開かれました!
8月22日、本校では熊本大学の先生方をお招きし、「ワクワク連続講義」が行われました。今回のテーマは工学とアントレプレナーシップ。別教室で同時進行という、贅沢な二本立てでした。
工学部の眞山先生の講義では、「コンピューターで材料を調べる」ことがテーマでした。まずは、マグネシウム合金の不思議な世界へ。鉄とアルミニウム、40メートル分の針金を実際に持ってみる実験では、「こんなに軽いの⁉」と驚きの声があがりました。さらに古典力学や量子力学、有限要素解析など大学さながらの内容にも触れ、「高校での勉強が将来の研究にどうつながるのか」が見えてきた生徒もいたようです。
一方、猪俣先生によるアントレプレナーシップの講義では、「失敗を恐れず挑戦するマインド」を学びました。ワークシートを使い、問題解決発想法・逆転発想法・複合連結法の3つの方法から一つを選んでアイデアを出す活動も実施。少人数でアイデアを出し合う場面では、互いの意見に耳を傾けながら和気あいあいと話し合いが進み、まさに“ワクワク”の名にふさわしい時間となりました。
理系も文系も関係なく、生徒たちは「知る楽しさ」と「考える面白さ」を体感できた今回の講義。将来の進路選択や学びのモチベーションにつながったことと思います。