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(3年生)小論文講演会を実施しました

 今日の7時間目は3年生対象に小論文講座を実施し、第一学習社の豊田様に御講演をいただきました。

 まず、小論文で大事なのは「聞かれていることに対して答える」こと。当たり前のようですが、実際の解答を読むと、何を問われているかが分かっていない人がとても多いそうです。また、答えるときには、知っていることやどこかで聞いたことがあることではなく、「自分自身の答え」を書くこと。この2つを意識することが、小論文の上達につながるそうです。

 講演の中では、最近よく扱われるテーマや様々な問題の型、問いの中で示される課題文やデータをどう扱えば良いか、ということについても話がありました。読むときには筆記用具を持ち、接続詞などに注意しながら言おうとしているところを探し、線を引きながら読んでいくと良い等、具体的な読み方のポイントも教えていただきました。更に、返ってきた小論文模試では総合得点ではなく、個々の評価項目に着目すべきだということ、小論文を「書いて終わり」にするのではなく、具体的に書けなかった部分について自ら情報を集めることで、学びを深め、今後につなげていくことができるというアドバイスには、多くの生徒が頷いていました。

 最後に、生徒を代表して倉田さんが謝辞を述べました。小論文を書くスキルは入試で活用できるだけでなく、今後の人生の様々な場面で必要となる能力だと思います。豊田様、本当にありがとうございました。