体育大会 その5(最終話)
昼食後は、本日のフィナーレ、応援団演舞です。まずは、白団から。なかなか揃えるのが難しかった人文字も、今日は太鼓の音に合わせてぴったり決まっていきます。人文字の後は、ダイナミックで迫力のある、さすが白団という演舞で魅せてくれました。
次は、紅団。人文字のチェックやストライプもばっちり決まり、思わず息をのみます。リズミカルでクールな演舞は、他が真似できない、紅団独自のスタイルです。二団とも制限時間にしっかり収め、これで得点競技が終了となりました。
ライバルでありながら、お互いを認め合い、昨年度から今日に向けてしっかりと準備を重ねてきた、白団と紅団。いよいよ、勝敗が決まる瞬間が来ました。「...総合優勝、白団。」白団の側から、歓声が上がります。悔しそうな紅団、それでも、精一杯、大きな拍手で相手を称えます。一生懸命がんばったからこその、心からの拍手、笑顔、そして涙。青い空に、白と紅が映えて、見る人の胸を打つ、素敵な閉会式でした。
体育大会の最後に、600人の校歌が高らかにグラウンドに響き渡りました。みんなの心がひとつになった、素晴らしい1日がこれで終わります。明日はしっかり休息をとり、また月曜から頑張りましょう。みなさん、本当にお疲れさまでした!