日誌

平成27年度 2学期

人権教育講演会

12月4日~10日は人権週間です。
熊本日日新聞社の泉潤さんに「ハンセン病の基本的知識と今後の課題」と題しご講演いただきました。
寒い体育館でしたが、メモをとりながら熱心に講演を聞く生徒たちの熱気に満たされました。
1年3組の学級通信に掲載された、生徒の感想の一部を紹介します。

○無知は怖いと思った。隔離する病院の院長が警察官だなんて、刑務所同然だと思った。なんでもちゃんと知ることが大事だと思った。

○泉さんのお話の中で、「強制隔離」という言葉がありました。ハンセン病になってしまっただけで何もかも断ち切られて本当につらかったと思います。お墓のことも話されていましたが、何もそこまでする必要はないと思います。

○「自分は差別をしていない」と思っていても、自然と差別意識があって知らないうちに人を傷つけているのではないかと思いました。これを機に相手の気持ちも理解して行動していきたいです。

公開授業週間

11月9日(月)~21日(土)、公開授業週間です。
通常授業を見学いただき、以下のようなご感想をいただきました。
 ○生徒の様子から、学習の活動に見通しをもって取り組めていることがわかりました。
 ○廊下でたくさんの生徒に挨拶してもらい、気持ちよく過ごせました。

1年家庭科では副校長講話「人として、教師として、父として 命の大切さ・素晴らしさ」も行なわれています。

情報モラル講演会

天草警察署より「携帯電話とインターネットの危険性」の講話をいただきました。
講話を聞いた生徒たちは、フィルタリングの大切さやSNSの危険性を再確認したようでした。
ご家庭でも、折に触れてご確認をお願いいたします。


ようこそ先輩!

11月2日、「第8回アマクサローネhttp://amakusalone.com/」にちなみ、画家の鶴田一郎さんが来校されました。
美術部員が描いた作品を一つ一つ丁寧に見ていただき、アドバイスをいただきました。

○鶴田さんは幼い頃から絵を描くことが好きで、それが今でも仕事となり続いているということに驚きました。
夢や目標に向かって努力し続けることは大変だと思います。しかし続けることが何よりも大切だと思いました。
そして今の私の年代はとても感性が豊かだとも言われました。
夢や目標を持って今できることをしっかりと経験し、自分の身になるような行動をしていきたいと思いました。(2年 原田)

○「大人になっても、生活の少しの時間で絵を描いてほしい」いう言葉が印象に残りました。
画家になりたいと思っていても結局企業などに就職してしまう人が多いけど、鶴田さんはソロでやりきったというのがすごいと思いました。
私は学芸員になりたいと思ってるので、私が働くことで多くの人が美術にふれることができるようになれたらいいなと思いました。(1年 水本)

ちなみに本校卒業生の鶴田さん、在学中はバスケットボール部だったそうです。

再会を約束して・・・

名残は惜しいですが、いよいよ帰国の日です。
全校生徒に向けて、イルカウォッチングなどの天草観光報告やお別れの挨拶。
そしてホストファミリーの皆さんとも、しっかりハグ。固く再会を約束していました。
来年の交流に向けて、英語の力をさらに高めましょう!