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読書週間におすすめの本 その3(終)
図書委員が読書週間におすすめの本を紹介するリレー企画。最終回は、3年次生です。
①「神さまのいる書店 まほろばの夏」三萩せんや著 KADOKAWA
「生きた本」たちが紡ぐ、感動の書店ファンタジー。最初は、表紙を見て本を選びましたが、読んでみるととても面白くて続きが早く読みたいと思える内容です。主人公とまほろ本のサクヤが恋に落ちていくシーンが好きです。ぜひ、みなさんも読んでみてください。
②「クビキリサイクル」西尾維新著 講談社
クビキリサイクルは、天才を集めた物語です。絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が〝科学・絵画・料理・占術・工学”、五人の「天才」女性を招待しました。ある日、”孤島×密室×首なし死体”の連鎖が始まります。工学の天才美少女“青色サヴァンこと玖渚友”とその冴えない友人“戯言遣い・いーちゃん”が天才の凶行を終わらせることができるかが見物です。
③「あと少し、もう少し」瀬尾まいこ 新潮社
中学生の駅伝青春物語。駅伝メンバー6人それぞれの過去とそれ以上にアツイ情熱がつまったタスキは全国へ連れて行ってくれるのか。小さなきっかけから集まったメンバーが一つになっていくところも見どころです。秋といえば、スポーツの秋という人におすすめの1冊です。
④「ぬけがら」夏川椎菜 すばこ舎 ←こちらの本は、本校図書館には所蔵していません。
写真集「ぬけがら」を元にした8編の小説。電子書籍「小説 ぬけがら」に新たな物語1編が加わり、紙の本になったものです。読後は、あたたかい懐かしさと爽やかさで心地良い気持ちになりました。この本は、珍しい形をしていて、蛇腹状の物語が1つずつ小さい封筒のようなものに入っています。表紙は、めくるというより開く感じになって、それが「ぬけがら」への扉です。本当に大好きな作品なので、是非手に取ってください。
読書週間におすすめの本は、今回で終了します。3回に渡り12冊の本を紹介しました。みなさんもこの秋新たな本との出会いを♪