工業系列日記

カテゴリ:建築

建築実習3年の様子 その後

建築実習3年の様子のその後を紹介します。

コンクリートベンチの型枠を外し、側面の穴にモルタルを練って詰めいている様子です。

 

 

スチレンボードで1/100の住宅模型を作っている様子です。

 

 

建築工事の一番最初に実施する水盛りやり方の様子です。

建築実習2年の様子

建築実習2年の様子を紹介いたします。

 

椅子の透視図(パース)を書いている様子です。

 

材料実験の1つである篩い分け試験を行っている様子です。

 

建築実習3年の様子

建築実習3年の様子を紹介をいたします。

コンクリートベンチの型枠を組み立てている様子です。

 

スチレンボードという建築模型の材料をカッターで加工している様子です。

 

測量の工程の1つである水盛り遣り方をしている様子です。

工業系列(建築)課題研究中間発表

 工業系列(建築)の課題研究の授業において、今年度は「建築✖〇〇」と題しまして、生徒一人一人が研究テーマ〇〇を自分で決めて一年間を通して研究を行っています。

 ある班のテーマの具体例を挙げると、とある生徒は「建築✖ファッション」というテーマを選び、各国の住居形態と民族衣装の関係性を調べ、日本における新たな住居と衣類の形態を提案をし、「建築✖サッカー」というテーマを選んだ生徒は翔陽高校の敷地に商業施設と複合したサッカー専用のスタジアムを設計するなど、建築的な提案を行います。

 また別の生徒は「建築✖橋」というテーマを選び、鉄道と道路が一本の橋を共用する併用橋といった特殊な橋の設計を、「建築✖道路」というテーマを選んだ生徒は、渋滞緩和を目的とした高速道路のジャンククションの設計を行うなど、土木分野の設計にも取り組んでおります。

 画像はその中間発表を行っている様子です。それぞれのテーマを選定した理由から半年間調べたことや研究状況を発表し、お互いの発表について質問したり評価をしあったりしました。

 これから1月の最終発表に向けてブラッシュアップしていき、3年生の総まとめとして作品を仕上げていきたいと思います。

 

 

建築設計競技会への挑戦

工業系列(建築)では課題研究の一環で毎年建築設計競技会(通称コンペ)に取り組んでいます。

今年度は3年次2名の生徒が「季節を味わう住まい」というテーマに沿って住宅の設計を行いました。

手書きで図面を作成し、それを基にして模型を作り、さらにその模型を基にして透視図(パース)を作成するなど、応用的な作業を夏休みを中心に行いました。

今年度も入賞するか楽しみですね!

 

木育教室の実施

8月20日(木)に大津町生涯学習センターにて木育教室を開催しました。

翔陽高校では毎年夏休みに開催しており、今年で4年目となる取り組みです。

木を使ったおもしろ実験やものづくりを通して、木やものづくりに興味をもってもらいたいと考え、地域貢献にもなるように活動を続けています。

新型コロナ対策として、全員マスク着用、手洗い・消毒、窓や入り口は常時開放などの対策を実施したうえで開催しました。

実験コーナーでは木材でしゃぼん玉を出したり、顕微鏡で木の繊維の世界を見てみたり、興味津々に参加してくれていました。ものづくりでは、筆箱やネックレス、コースター、積み木などを作成し、苦労して完成させた後はとても喜んで持って帰ってくれました。

今回使用した木材は県産材の杉を使いました。木を使うことでまた新たな木が植えられ、育ち、森を元気にします。地球環境を守るという事も木育の大きなねらいです。

3年次建築実習での遮へい板の作製

3年次建築実習(木工実習)での作業風景を紹介します。

新型コロナウイルス感染予防対策として、遮へい板を考案しました。生徒一人につき一個製作予定です。写真は材料を機械で加工している様子です。木材は県産材の杉を使用しています。校内で面談などを行う際に役立てます。

 

  ←完成するとこうなります。

 

建築キャリアアップガイダンス

 1/14(火)に建築を選択した生徒を対象としたキャリアアップガイダンスが行われました。講師は資格予備校の総合資格学院から2名お越しいただき、3年次は卒業後に受検可能となる2級建築士について、2年次は建設業界について講演いただきました。

 3年次の講演は2級建築士を中心とした話でしたが、どの資格試験においても重要になってくる内容でした。どんな業種であっても年齢やキャリアに応じた資格を取得していないと昇進や待遇に大きく影響するという話を聞き、就職や進学はゴールではなくそこから更に勉強してキャリアを積んでいくことの重要性を考える機会になったかと思います。

 また2年次の講演は昨年竣工したSAKURAMACHIといった身近な建物を事例に挙げ、建築物が完成するまでに関わる様々な業種を具体的に紹介してくださいました。具体的な会社名はCMくらいでしか知らなかった生徒らも、これを機会に進学や就職に向けて調べ学習を進め、理想的な進路実現に活用してもらえればと思います。

 

 

建築2年大工技能マイスター実習

 12/12(木)と12/19(木)の2日間に渡り、「ものづくりマイスター」であられる小篠(おざさ)マイスターと一口(いちぐち)マイスターの2名をお招きし、建築大工の技能実習を建築の講座を受講している2年次生が行いました。

 実習は2班の分かれ、小篠マイスターには墨付け(木材を加工する前に印を付ける作業)と継ぎ手の加工法(木材を延長するときに行う作業)を、一口マイスターには規矩(きく)術(L型定規の差し金を用いた大工特有の技術)を教えていただきました。

 生徒達は一流の技を間近で目を輝かせながら見ていました。貴重な体験をさせていただきありがとうございます。

 

 

 

江藤家住宅修理現場見学会にスタッフとして参加しました

 12月8日(日)に「第4回 国指定重要文化財 江藤家住宅 修理現場見学会」がありました。建築の講座を受講している3年次生のうち、総合的な学習の時間で「デュアルシステム」として江藤家住宅で実習させていただいている3人が、スタッフとして参加しました。

 担当したのは、「木組み体験コーナー」と記録(写真、ビデオ)でした。多くの方が見学に来られて重要文化財の修理の様子を見学されましたが、生徒たちも精一杯のおもてなしと記録ができたのではないかと思います。

 その他、大津南小学校の4年生が、クイズコーナー、江藤家の歴史の紙芝居、敷地内の建物や庭のガイドを頑張っていました。

 今後も、大津町にある重要文化財の修理事業を、高校の立場としてしっかり見守り、できることをお手伝いしていきたいと思います。