2020年5月の記事一覧
【3年・書道コース】刻字作品の仕上げ ”箔貼り”
書道コースの授業には、石材や木材に文字を刻す「篆刻・刻字」という専門科目があります。
今回、3月予定でしたが臨時休業となり実施できなかった仕上げ作業「箔貼り」を行いました。
文字通り、金箔を木板に貼る作業です。
“カシュー”という樹脂塗料を接着面に薄く塗ったあと慎重に箔を置き、上から優しく真綿で押さえ定着させます。繊細さと集中力が必要です。
9月から言葉選び→草稿作り→荒彫り→本彫り→着色といった作業を進め、休業期間をまたぎ、5月末にしてやっと完成することができました。
【書道コース】授業スタート
分散登校が始まり、徐々に学校の本来の姿が戻ってきました。
生徒と一緒に授業時間を過ごせる喜びを噛みしめ、より良い学びを提供すると緊張感を持って。さぁスタート!
第51回福岡市美術展最高賞受賞!(卒業生)
卒業生(芸術コース美術・デザイン専攻)の代住芙祐香さん(芸術コース美術・デザイン専攻)が、福岡市美術展で最高賞である「特別賞」を受賞されたそうです。今年度、造形短期大学部から芸術学部に編入したところでのニュースだったそうです(現在3年生)。
作品の題名は「4次元ポケット」で母親と叔父の子ども時代の写真をベースに、自分の中にある子どもの世界を描いた物で画像をアプリで加工し、色や質感を重ねて下絵とし、描いたそうです。「機械化していく便利な現代社会において子どもの純粋さが失われていないか」という思いを込めたそうです。
代住さんのさらなる成長と発展を期待します。在校生に元気を与えてくれるニュースです。
(作品画像提供:九州産業大学)