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芸術コースブログ

【書道部】第1回高校生書道パフォーマンスコンテスト優勝!

10/6(日)熊本城秋のお城祭りで開催された書道パフォーマンスコンテストで、本校が最優秀校(優勝)に選ばれました。

直前まで、筆遣い、書き姿、表情、連動、発声など質の向上に専心していました。

本番では気合いの入った演技を披露しましたが、100%発揮とは言えず、生徒は不安な表情で結果発表までの時間を過ごしました。
それゆえに、発表の瞬間に沸き上がった歓喜は、とても印象的でした。
生徒たちの努力が実を結んだことをとても嬉しく思います。
持ち前のチームワークは、より高まりました。今後は、勝利におごることなく、この経験を更なる成長へ繋げてほしいと思います。
応援してくださったり、
会場までお越しいただいた関係者の皆様、保護者の皆様、卒業生、3年生、ありがとうございました。

読書感想画制作が始まりました(美術・デザイン専攻)

 10月1日。本校芸術コース美術・デザイン専攻では、「読書感想画」の制作がスタートしました。読書感想画は単に本のストーリーを描くのではなく、読後の感想を元に主題を設定し、抽象化や再構成といった工夫を加えて自由に描くことができる題材です。今日は図書室に昨年の優秀作品を展示し、鑑賞学習を行いました。生徒たちは興味深く作品と向き合い、何がどう描いてあるか、どう感じたか、良いところはどこか、自分ならどう描くか、どんな技法を使っているかなど、作品の本質に迫りながら構図や色、形などの造形的要素を分析し、熱心にワークシートに書き込んでいました。(文責:弘)

 

浜田知明氏に続け!銅版画制作(美術・デザイン専攻)

 本校芸術コース美術・デザイン専攻では、3年次に絵画・版画と映像表現・ビジュアルデザインのどちらかを選択し専門性を高めています。版画の授業では1学期の木版画に続き、2学期は銅版画を制作しており、今回は「メゾチント」という技法で制作した作品の試し刷りに挑戦しました。緊張と期待を胸に、初めて作品を目にする生徒の表情は何度見ても新鮮なものです。紙を湿し、銅版にインクを詰めて拭き取り、プレス機で刷り取るといった一連の作業をスムーズできるようには慣れが必要ですが、しっかりとマスターして欲しいと思います。2学期後半では「エッチング」「アクアチント」「雁皮刷り」などの技法も学びます。近い将来、本校の大先輩である版画家の浜田知明氏と肩を並べるような生徒が生まれることを楽しみにしています。(文責:弘)

【書道部】プライドのバトンを繋ぐ

上益城地区「秋の交通安全運動 出発式」のオープニングアトラクションで書道パフォーマンスを披露しました。
3年生から代替わりし、1、2年生だけの初披露でした。
最近の2年生には成長を感じます。先輩から受け継いだ責任を果たそうとする姿が、多くの言動から見えます。
1年生は、2年生を慕い尊敬し、精一杯追いかけているのが、その目つきや、先輩と会話する姿から見えます。
書道部のプライドのバトンが
繋がっていることを嬉しく感じました。
前任校で、アーチェリー競技で生徒を日本一に導かれた先生が、「最高の環境は、お金や時間をかけたからできるのでなく、一人一人の心でつくるもの」という在り方を教わりました。
書道部は、文化系の小さな部活ですが、プライドを持って頑張る生徒たちを、これからもサポートしていきたいと思います。
頑張れ、御船高校書道部!

【書道部】団体準優勝!

9/7揮毫大会。宇土市民体育館に県内各地から40校335名が一堂に会しました。

2時間の揮毫は息をのむ光景で、会場には、紙上を走る筆の音と墨の香りが響きます。これぞ「書道」という空間に、生徒の懸ける情熱が混ざり合い、独特な緊張感を醸し出します。

【御船高校の結果】
1年臨書(行草書・仮名の部) 第1位・向山 智帆、奨励賞・大山 亜熙
1年創作の部 第2位・坂口 理愛
2年創作(半切の部)第1位・村田あすか、第3位・西村歩美
2年創作(全紙の部)第1位・友田穂乃香、第3位・坂井 蓮
3年創作の部 第3位・黒岩 愛、秀作・杉島 聖奈

団体の部 準優勝

この中から2人が、全九州総文祭宮崎大会(12月開催)の熊本県代表として出場します。

3年生にとっては最後の大会でした。悔しい思いが残りましたが、早朝からの会場づくり、常に笑顔での挨拶・返事、先輩が後輩へ教え導く姿…2時間では評価できない御船高校書道部の素晴らしさが映えました。

書道部は、明日から新体制となりスタートします。
頑張れ!御船高校書道部。

書道部合宿をしました!

来る9月7日土曜日、宇土市民体育館「県高校揮毫大会」が開催されます。大会へ向け、この2日間本校セミナーハウスで強化合宿を行いました。
大会を想定し錬成、批評会、プレ大会等を実施。
みんなから確かな成長を感じる、有意義な時間となりました。
大会まで残り1週間。全員入賞目指して頑張れ御船高校書道部!

夏だ!わくわく芸術チャレンジ(芸術コース)

 

 8月10日。本校芸術コースの地域連携プログラム「夏だ!わくわく芸術チャレンジ」を開催しました。これは芸術コース各専攻(音楽・美術デザイン・書道)の特色を生かし、近隣小学校の児童に芸術の楽しさを体験してもらおうと、本年度から新たに取り組んだものです。

 当日は午後から御船町内を中心に約30人の小学生が本校を訪れ、セミナーハウスとものつくりラボを会場に、芸術体験にチャレンジしました。

 音楽では、トランペットやフルートなどの楽器体験のほか、作詞・作曲に挑戦し、美術では、夏休みの宿題の絵日記やポスターなどの制作、書道では基本的な筆使いの練習、書道パフォーマンス体験など充実した内容でした。

 また、各専攻の高校生や卒業生がボランティアとして参加しており、楽しく会話を交わしながら、丁寧に子どもたちへのアドバイスをしたり、似顔絵やCG合成体験などのコーナーで日頃の成果を発揮したりと、大活躍してくれました。

 プログラムの最後には、それぞれの力作を手に全員で成果を披露し、すっかり仲良くなった子どもたちと高校生の明るい笑顔が溢れる一日となりました。

 参加した児童や保護者の皆さんから「楽しく活動できた」「もっと多く開催して欲しい」「来年もぜひ参加したい」などの感想をいただきました。今後も地域と連携しながら芸術の魅力を発信していきたいと思います。ありがとうございました。(文責:弘)

 

書道作品制作講習会に参加してきました!

宇土市武道館で書道作品制作講習会が開催されました。
県内から約200人の高校生が参加し、9月7日実施の「県高校揮毫大会」へ向け切磋琢磨しました。他校との合同錬成はとても貴重な時間でした。
部長は「揮毫大会では全員入賞を目指します!」と高らかに宣言。
頑張れ、御船高校。

美術館研修「デザインあ展」(美術デザイン専攻)

 

 美術・デザイン専攻では、7/21~7/30の夏季実技講習会が昨日午前中に合評会で幕を閉じ、同日午後には外部講師講演会で視野を広げるなど、美術・デザインにどっぷりと浸った日々が続きました。本日はこれまで頑張ったご褒美も兼ねて、熊本市現代美術館で開催中の「デザインあ展」の美術館研修に行きました。最初は学芸員によるバックヤードツアーです。普段見ることの無い美術館の裏側を案内していただき、展覧会が開かれるまでの流れや学芸員の仕事などについても知ることができました。その後の自由鑑賞では、人気の展覧会とあって朝から多くの観覧者が訪れていましたが、体験型の展示が多く、デザインの楽しさを十分堪能することができました。引率した先生方も、童心に返ったように目を輝かせる生徒たちを見て、改めて本校生の美術・デザインへの関心の高さを実感したところです。

 美術・デザイン専攻の生徒もようやく本格的な夏休みを迎えます。限られた期間ですが自分自身で24時間をデザインし有意義な毎日となることを期待しています。(文責:弘)

夏季実技講習会講評会(美術デザイン専攻)

 7月31日。夏季実技講習会も最終日を迎え、今日は1、2年生合同の合評会が行われました。講評では、それぞれが手がけた「石膏木炭デッサン」「鉛筆静物デッサン」について、先生方からアドバイスをもらい、今後の課題解決を目指します。夏休みの貴重な時間を使ってモチーフと向き合い、時間いっぱい描き込んだ2年生の作品や、石膏デッサンが2枚目とは思えないほど上手くなった1年生の作品など、成長を感じさせるものが多くありました。講習会の最後には作品の中から優秀なものや、努力した生徒への表彰も行いました。デッサンは「描く技術」だけでなく「意識的に見る力」を養うトレーニングです。これからも粘り強く頑張ろう!(文責:弘)

外部講師講演会(美術デザイン専攻)

 7月31日。外部講師講演会を実施しました。この行事の目的は「①美術・デザインの現状や求められる資質等について知る」「②美術・デザイン系への進学や就職について知り、進路意識を高める」「③講演を機に学校生活への意識を高め、表現活動の充実を図る」ことであり、今回は九州産業大学芸術学部から岩田敦之准教授と藤髙浩入試課担当のお二人に講演していただきました。デザインの分野や重要な視点、大学の実情など多岐にわたる内容をわかりやすく解説していただき、生徒たちも熱心にメモを取りながら聞いていました。 

生徒の感想からは

「デザインについて知っているようで知らなかったことが分かり良かった。」

「デザインのプロセスが重要だと分かった。」

「スライドがどれもわかりやすく、理解できた」

「大学と専門学校の違いが分かり、今後の進路選択に役立てたい」

「学費や生活のことなどにも関心が持てた」

 など、大変有意義な時間となったようです。

また、私たち教師にとっても今後の指導に役立つ多くの示唆をいただきました。

今回の講演が生徒たちの進路選択の一助となり、表現活動の深化に繋がることを期待しています。

(文責:弘)

 

御船川精霊流し制作

7月29日。美術・デザイン専攻では毎年「御船川精霊流し」で流す万灯制作ボランティアに取り組んでいます。今回は精霊流しや万灯の説明を受けた後、1・2年生の有志12名が協力して、万灯に取り付ける作品約50枚を仕上げました。一人一人の夢や願いを込めて、動植物やキャラクターなどを色とりどりに描き、楽しく活動することができました。(文責:弘)

 

中学生体験入学(美術デザイン専攻)

 7月26日。今日は「中学生体験入学」が行われ、美術・デザイン専攻では中学生の皆さんに木炭を使った人物画を体験してもらいました。題材名は「一期一会~一瞬の出会いを大切にするクロッキー~」です。約20名の中学生のほとんどが初めてイーゼルや木炭を使うとあって、表情も真剣そのもの。高校生のモデルを前に時間いっぱい集中して制作に取り組んでいました。また、当日は専攻生徒も準備や中学生の指導を担当し、明るく丁寧に対応してくれました。お疲れ様でした。

中学生や保護者の皆様で本専攻へのご質問やご相談などありましたら、遠慮無くご連絡ください。(文責:弘)

夏季実技講習会(美術デザイン専攻1、2年)

 7月24日。いよいよ待ちに待った(?)夏休みですが、美術・デザイン専攻では1学期の学習をさらに深化させるために、1・2年生の夏季実技講習会が実施されています。「鉛筆静物デッサン」と「石膏デッサン」をそれぞれ3日間で描くこの講習会では、いつもより静かな環境でじっくりとモチーフと向き合っているからか、我々教師も驚くほど急成長する生徒が多く見られます。(文責:弘)

 

銀光展表彰(美術デザイン専攻)

 7月19日。本日は1学期の終業式があり、併せて表彰式が行われました。美術デザイン専攻も各種公募展やコンクールで多くの生徒が入選・入賞を果たしており、表彰を受けました。「熊本県高校総合体育大会用ポスター公募」では3年生の松本美穂さんが入選し、「第82回銀光展」では3年生の木村なづきさんの「銀光会賞(最高賞)」をはじめ、西島緋那さんの「ファーストフレーム賞」、邑山篤史君の「文林堂賞」など計8名が入選や入賞を果たしました。特に銀光展では、2015年以来となる高校生の最高賞受賞が新聞にも大きく紹介され、本人はもとより地域の方々からも喜びの言葉をいただきました。これから2学期にかけてコンクールや公募展のシーズンが本格化します。一人一人がそれぞれにあった目標を定め、日頃の成果と個性を十分に発揮して欲しいと思います。(文責:弘)

 

アートライター(美術デザイン専攻3年)

 6月19日。美術デザイン専攻では学年ごとに「素描」、「構成」、「美術史」、「絵画」「ビジュアルデザイン」、「版画」、「映像表現」など専門的な授業が行われています。今日は3年生の「美術Ⅲ」で現在取り組んでいる「アートライター」をご紹介します。これはアートについて自分の言葉で考え、伝える力を育むことをねらいとして、制作体験や作品探求などをテーマにエッセイを書くものです。日頃油絵やデザインなどの実技に取り組む生徒たちにとって、言葉で表現することは簡単ではありませんが、それぞれが思いを文章化することで、これまでの考えを整理したり、次の目標が見えてきたりと大変有意義なものとなっています。完成したエッセイは筑波大学主催の「高校生アートライター大賞」へ出品する予定です。(文責:弘)

 

制作合宿(美術デザイン専攻)

 

6月8日(金)から9日(土)までの1泊2日で制作合宿を行いました。今回は、7月に出品する「銀光展」に向けて、油彩画を制作中の2・3年生が合同での合宿です。場所をセミナーハウスに移すことで、いつもより長い時間を集中して制作でき、作品について意見を交わすなど互いに良い刺激となります。中でも2年生は、先輩たちの仕事ぶりを間近に見ることができる絶好の機会となったようです。指導する側も、じっくりと作品を見ながら技法等の助言をしたり、進め方を一緒に考えたりする中で、一人一人の頑張りに気づくことができた2日間でした。何より、食事や休憩中の和気藹々とした雰囲気と、黙々とキャンバスに向かう真剣な姿はとても頼もしく、メリハリのある専攻生徒の良さを改めて実感しました。みんな完成まであと少し、がんばれ!(文責:弘)

 

熊本県高等学校総合文化祭見学(美術デザイン専攻)

 5月31日(金)。第31回熊本県高等学校総合文化祭が始まり、2日目の今日は美術・デザイン専攻全員で県立劇場へ見学に行きました。本校の美術・デザイン専攻からはそれぞれ審査で優れた成績を収めた下村君(3年生)やポスター図案の西島さん(3年生)、読書感想画の川添さん(3年生)の作品が展示されていました。文化部の高校総体ともいえるこのイベントは、県内各校から文化部が一堂に会し、初日のパレード部門のほか、会場ではステージ部門と展示部門が開催されます。生徒たちは皆、熱気に包まれた会場で各部門を見学し、他校の作品や発表から大いに刺激を受けた様子でした。(文責:弘)

 

自画像模写(美術デザイン専攻1年)

 5月28日(火)。美術・デザイン専攻1年生は最初の単元となる「自画像模写」がいよいよ完成に近づきました。この課題は、鉛筆の扱いに慣れることや、トーンの変化を理解すること、計画的に作業することなど、基礎となる多くのことを学習します。本日の授業では上下を反転してみたり、鏡に映してみたりするなどして、全体と部分の関係や光と影の関係など、チェックの方法について学びました。体育際や中間考査などで思うように進まなかったかもしれませんが、どの作品もなかなかの出来映えです。(文責:弘)

 

美術館研修(美術デザイン専攻)

 5月14日(火)。美術・デザイン専攻では毎年美術館研修を実施しており、本日は1年生15名が、熊本県立美術館本館で開催中の「浜田知名回顧展 忘れえぬかたち」の鑑賞に行きました。往復のバスの中ではやたらと元気な1年生も、美術館では真剣そのもの。学芸員の説明にメモをとりながら、本校の大先輩である浜田知名氏の作品を興味深く鑑賞していました。また、今回は熊日新聞社からの取材もあり、インタビューを受けた生徒もいました。この中から未来の大作家が生まれる日も近いかもしれませんね。(文責:弘)

 

5月16日(木) 美術館研修 2年生

今日は美術コース2年生13名と普通科2年生美術部4名が県立美術館へ浜田知明展を見に行きました。

久しぶりの美術館に生徒たちは少し興奮気味でした。

学芸員の方に解説を頂き、今まで知らなかった浜田さんの考えやエピソードを聞くことができました。

【生徒の感想】

今村さん「色んな作品の真意が知れて、とても面白かった」

原田さん「初年兵哀歌はどの作品を見ても痛ましかった」

光田さん「戦時中の悲しさや辛さみたいなものが」

 5月17日(金) 美術館研修 3年生

今日は美術コース3年生13名が県立美術館へ浜田知明展を見に行きました。

学芸員の方も3回目ということで解説に力が入り、今まで一番充実した内容で解説をしていただきました。

3年生も先輩である浜田知明さんの話を一心に聞いていました。