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12月16日にミュージックコンサートを行いました。歌や車いすダンス、キーボード演奏、各学年ごとの発表、教師による歌とハンドベル演奏がありました。車いすダンスでは、全員参加で「ジェンカ」と「コロブチカ」の曲に合わせて身体を動かしました。「コロブチカ」では、次々に教師が入れ替わりたくさんの教師と一緒に踊ることができて、みんなとても楽しそうでした。他学部からの参加もあり、大盛り上がりのミュージックコンサートになりました。
12月3日(火)、高等部全員で八代市の鏡わかあゆ高等支援学校を訪ね、普通科1年生の皆さんと今年度2回目の「交流及び共同学習」を行いました。9月のオンライン交流を経ての直接交流ということで、期待と緊張の面持ちで福祉タクシーに乗り現地へ向かいました。全員で写真撮影の後は、2つのグループに分かれて活動を行いました。ランチルームでは「わかあゆクイズ」、カフェ実習室では4~5人でテーブルを囲んで飲み物を頂きながら、わかあゆ支援の生徒が用意した質問カードを引いて答える「シャッフルトーク」を楽しみました。初めは緊張していたようですが、後半には笑い声も聞こえるようになりました。2時間弱の滞在があっという間に感じる楽しい時間になりました。3学期にはまとめとして、もう一度オンライン交流を行う予定です。
11月28日(木)に、校地である松橋町豊川地区に古くから伝わる伝統芸能を継承されている「豊川豊年もちつき踊り保存会」の方々にお越しいただき、交流を行いました。踊りを鑑賞したり、一緒に踊ったりと、楽しい時間となりました。寄宿舎生は、当日に向けて踊りの練習を頑張っており、本番では練習の成果がしっかり発揮できていました。「楽しかった」「もう一回踊りたい」という感想や、交流後も踊っている子どもの姿もありました。 学部の先生方も見学にきていて、笑いあり感動ありの大盛り上がりの交流となりました。
11月27日(水)に海東小学校との交流及び共同学習を本校で行いました。9月の1回目に続いての2回目の交流学習になります。久しぶりに会う友達に、お互い嬉しそうにあいさつしていました。そのあとグループに分かれて、学校紹介とボッチャを行いました。学校紹介では、本校の児童それぞれがお気に入りの教室に案内しました。ボッチャでは、ボールを投げる友達を応援しあって取り組みました。終わりの会のあとも、「また会おうね。」「楽しかったね。」と明るく声をかけあいました。交流学習を通して、友達と楽しく関わることができ、温かな時間になりました。
11月26日の人権集会で、中学部は「自由と責任」について考えました。世界人権宣言の条文の中から、「第1条 みんな仲間だ」「第12条 ないしょの話」「第29条 権利と身勝手は違う」の三つを選び、委員会ごとにそれぞれの条文に合った動画を撮影しました。人権集会ではそれぞれの動画を鑑賞し、自分も周りの人たちも幸せに過ごすためには、自分の自由ばかりを主張するのではなく、決められたルールを守ったりお互いに譲り合ったりすることが必要だとみんなで考えることができました。 また、夏休みに長崎の原爆資料館を訪問した生徒による、戦争と平和についての発表を聞くことで、戦争の悲惨さを知り、平和への願いを深める機会を得ることができました。
11月7日(木)に宇城クリーンセンターへ校外学習へ行きました。まずDVDで紹介ビデオを見てクリーンセンターがどんな所かを学び、実際にゴミが処理されている様子を見学しました。中でも、集められた可燃物を混ぜるための機械であるゴミクレーンを見た時にはみんな大興奮で、クレーンゲームのようにゴミを掴んで拾い上げていく動きに「すごい!」と、声をあげていました。また、管理室からリアルタイムの映像でゴミが燃えている様子を見たり、850℃で燃やされているという話を聞いたりした時には、目を丸くして驚いていました。施設内を見学した後は、リサイクル工場を見学しました。磁石を使ってセンターの方がアルミ缶とスチール缶を手作業で分別している様子を見学したり、紙や衣類等がリサイクルされてまた資源として使えるようになるという話を聞いたりしました。1つ1つ手作業で作業されている姿に「大変な仕事だと思った」「分別することの大切さを知った」という感想が聞かれ、とても貴重な経験ができました。学んだことをこれからの生活に生かしていきたいと思います。
上天草高校福祉科、矢部高校林業科学科と共に行っている県立高校間の連携事業「OneTeamプロジェクト」の2回目の交流会を11月12日(火)に本校で行いました。今年6月に行った1回目の交流会と同じ班分けで、まずはクイズなどのアイスブレイクから始まりました。そして前回に引き続き、矢部高校生が作ったランプ(勾配具)を使ってボッチャを行いました。また、上天草高校生が用意してくれた「UDe-スポーツ」では、複数のボタンを協力して押しながら徒競走などの競技を楽しみました。今年度2回目の交流ということで、生徒同士で協力しながら活動したり、名前で呼び合ったりする様子も多くみられました。
10月24日にハロウィンパレードを行いました。ゲームのキャラクターやドレス姿など、各自思い思いの仮装で一気に非日常の世界になりました。寄宿舎棟を出発し校長室まで学校中をパレードしました。いつもと違う仮装姿に、職員にたくさん声をかけてもらったり、一緒に仮装してもらい写真を撮ったりとたいへん盛り上がり、児童生徒の素敵な笑顔がたくさん見られました。パレード後の生徒からは「恥ずかしかったけれど、楽しかった」「またやりたい」などの声が聞かれました。
中学部3年生5人は、10月29日、30日に福岡に修学旅行に行きました。1日目は、キッザニア福岡で職業体験をしました。事前学習で自分が体験したいパビリオンを決めていき、眼鏡作りやピザ職人、宅配便の配達員などいろいろな職業を体験することができました。2日目は、はねや総本家で明太子作りをしました。担当の方から明太子についての楽しい話を聞いたあと、明太子の付け込み作業を行いました。みんなそれぞれ好みの辛さの唐辛子を入れ、ワイン、日本酒、泡盛、ブランデーの中から1種類選び、最後に秘伝のたれを入れて付け込みました。どんな味に仕上がっているのか、5日後を楽しみにお土産として持ち帰りました。あっという間の2日間でしたが、笑顔いっぱいで思い出に残る修学旅行になりました。
令和5年度より2年間に渡り取り組んでいる「学校総合安全支援事業」の一環として、今年度は10月18日(金)を「まつし防災の日」として、「防災コンサート」「防災食体験」「防災教育公開授業」「引き渡し訓練」を行いました。午前中はシンガーソングライターの大山桂司さんを迎えて防災コンサートを開催しました。このコンサートに向けて、小学部・中学部・高等部それぞれで防災に関する歌詞を児童生徒と職員で考え、大山さんに作曲していただいた防災ソングを作りました。「ゆっくりあせらずおちついて」「合言葉は『おはしも』」といった、自分の命を守るための言葉がつづられた歌を、大山さんと児童生徒が一緒に歌いました。後半は大山さんのミニコンサートで、児童生徒実行委員会がリクエストしたオリジナル曲など5曲を歌っていただきました。やさしい歌声とギターの音を笑顔で楽しみました。今後も防災意識を持続し、災害時の落ち着いた避難行動につなげられるよう、この防災ソングを歌い続けていきたいと思います。
熊本県立 松橋支援学校
住所:〒869-0543
熊本県宇城市松橋町南豊崎252
電話:0964-32-0729
Fax :0964-32-0565
2022年6月30日認定
(日本教育工学協会)
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 後迫 貴利子
運用担当者 生活情報部