令和6年7月19日「1学期終業式」
梅雨明け間近の晴天となった7月19日(金)に、1学期の終業式を行いました。「校長先生の話」では、6月の「心のきずなを深める月間」を振り返り、中学部の人権集会で行った「ほめほめじゃんけん」や、高等部文化図書委員会の絵本の紹介などについて話がありました。終業式が終わると各クラスで1学期の頑張りのふりかえりや、教室の大掃除などの活動を行いました。
梅雨明け間近の晴天となった7月19日(金)に、1学期の終業式を行いました。「校長先生の話」では、6月の「心のきずなを深める月間」を振り返り、中学部の人権集会で行った「ほめほめじゃんけん」や、高等部文化図書委員会の絵本の紹介などについて話がありました。終業式が終わると各クラスで1学期の頑張りのふりかえりや、教室の大掃除などの活動を行いました。
小学部では、生活単元学習で野菜を育てる学習に取り組みました。6月に苗を植えてから、草取りや水やりをして成長を見守りました。7月には、キュウリ・トマト・ナス・オクラなどの野菜ができ、嬉しそうに収穫していました。野菜を育てることを通して、世話をすることの大切さや収穫のときの達成感を味わうことができました。
高等部では、7月2日から体育で水泳を行いました。事前学習で入水するための注意点をしっかり学び、初日を迎えました。まずは、水に慣れるために全員でプール内を回り、浮き輪やビート板等の道具を使い、自分の好きなスタイルで浮く練習をしました。気持ちよさそうに浮かんだり、潜ったり、教師と一緒に泳いだり、水しぶきを浴びながら歓声をあげたりと、それぞれ時間いっぱい活動に取り組みました。
音楽の授業で、『ミスターホノルル』や『アロハ・オエ』などのフラダンスや『ジェンカ』の曲に合わせた車椅子ダンスに挑戦しました。フラダンスでは、デモンストレーションに注目して振り付けの一部を真似したり、様々な曲調に合わせたダンスをしたりする姿が見られました。車椅子ダンスでは、教師とペアになり、楽しく踊りました。今回の学習を通して、みんなでダンスをする楽しさを感じることができました。
6月17日から7月7日まで七夕を飾りました。寄宿舎では、祝日のいわれを学んだり、日本の行事を体験したりする機会を作っています。寄宿舎生は下校後や夕食後の時間に、それぞれの願い事を短冊に書いたり、飾りを作成したりしました。「プールにたくさん入りたい。」「みんなで買い物に行きたい。」などの願いがありました。みんなの願いが叶いますように。 また、宇城市社会福祉協議会まつのみ会より、七夕飾りをいただき、飾り付けました。ありがとうございました。
小学部では、6月26日(水)に学部集会を行いました。今回の学部集会では「心のきずなを深めること」をテーマに自分の良いところ紹介をしました。紹介するたびに「○○さんすごいね!」「頑張っているんだね!」と笑顔や拍手があふれました。また、自分の良いところを紹介した児童は、笑顔や拍手をもらい、とても嬉しそうでした。お互いの良いところをほめあう・認め合うあたたかな学部集会になりました。
6月10日(月)に宇城広域連合消防本部南消防署へ校外学習に行ってきました。消防士さんからの講話や見学、体験を通して防災について様々なことを学ぶことができました。消防車や救急車を指差し、「すごい!大きい!」と嬉しそうな児童たち。iPadで写真を撮ったり、消防士さんに積極的に質問したりしていました。消火器体験では、児童全員が上手に放水することができ、的に当てることができました。防火服は実際に使用している上着とヘルメットを体験させていただきました。身に着けると笑顔になったり、「ヘルメット重いね。」と感想を言い合ったりしました。身近な防災施設や設備への理解を深める機会になりました。
6月の「心のきずなを深める月間」に、寄宿舎では、仲間と協力し互いの良さを認め合うことをねらいとした人権学習「ワクワク自己紹介」を行いました。趣味や特技、今頑張っていることや今年の目標などをみんなの前で発表しました。発表の際は、自分自身のことを紹介することで、恥ずかしさも見られましたが、周りから頑張っていることをほめられたり、趣味について共感したりとお互いを認め合うような言葉を聞くことができました。情報機器を使い、司会進行や発表を行ったことで、視覚的にわかりやすくなり、笑顔が多く見られる取組になりました。
高等部では6月3日~14日までの2週間、前期体験学習を行いました。1年生は校内で、2,3年生は校外での学習をしました。校内ではフルーツキャップ折りや紙漉き、校内清掃や草取りなど様々な仕事を体験しました。「疲れたけれど、ありがとうと言われてうれしかった。」と周囲の方々に感謝をしてもらえたことが次の学習への意欲につながったようです。2,3年生は企業や事業所で、自分にあった作業や作品制作、余暇時間の使い方などを学んできました。「最初は緊張したけれど、徐々にコミュニケーションもとれ、みんなと話せてよかったです。」と、自分の課題を克服しようとする姿が見られました。今後も後期体験学習に向け、頑張ってほしいと思います。
熊本県内の様々な学科・コースを持つ県立高校の強みを生かし、学校や学科の枠を越えた教育活動を「One Teamプロジェクト」として取り組んでいます。本年度は矢部高校林業科学科、上天草高校福祉科の活動に本校高等部も加わり、「林業のちから×ふくしの心 ~ボッチャなどを通じた学校間連携~」というテーマでの取組が始まりました。6月26日(水)には両校とのボッチャ交流を本校で行いました。上天草高校の生徒による進行で始まり、各学校・学科の紹介がありました。そして6チームに分かれ、ボッチャの試合前のアイスブレイクとして連想ゲームで盛り上がりました。後半はボッチャの試合を行いました。矢部高校の生徒が作ったランプ(勾配具)を使い、両校の生徒と相談しながら投球を行う本校生徒の姿もありました。この三校での交流は今年度後半にも予定しており、生徒たちは再会を楽しみにしています。 なお、この日の交流の様子は、熊本日日新聞社に取材していただきました。応じた生徒は、緊張しながらもしっかりと質問に答えていました。
2022年6月30日認定
(日本教育工学協会)
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 後迫 貴利子
運用担当者 生活情報部