保護者の声

2024年6月の記事一覧

令和5年度(2023年度)幼稚部3歳児 保護者の声03

 入学して1年、○○はたくさんのことを理解し、できることが増えました。入学前はなぜこんなに落ち着きがないのだろう、発語がないのだろうと子育てについてとても悩んでいました。そんな時、うさぎルームの存在を知り教育相談に行きました。先生が○○を見て、「○○は絶対に聾学校が合う。成長するよ。伝える手段がないから動作で伝えるしかない。だから落ち着きがないように見える」と仰ってくださり安心したのを覚えています。

 「手話を覚えたら絶対に落ち着くから」という先生方の言葉を信じ、入学を決断しました。赤組(3歳児学級)で過ごして行く中で、今までできなかった『イスに座り先生の話を聞く、お友達と喧嘩をする、お友達と一緒に遊ぶ、待つ』など色々できるようになりました。

 もし今悩んでるお母さんがいたらぜひ一度相談されてください。そして実際に聾学校を見学し、子ども達の学校生活を楽しむ姿を見ると感じるものがあるのではないかと思います。

 最後に、私は○○を熊本聾学校に入れて心から良かったと思います。これから○○がもっともっと成長する姿を見るのが楽しみで仕方ありません。

 先生方、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

令和6年(2024年)3月 3歳児保護者 

令和5年度(2023年度)幼稚部3歳児 保護者の声02

 幼稚部に入学してから1年、たくさんの成長をみせてくれました。

 入学当初は、慣れない環境で初めての事や嫌なことは話も聞かずに「イヤ」と逃げる事が多かったのですが、先生が絵カードや黒板などを使い丁寧に説明をされ、何をするのかをきちんと理解し、見通しを持つことが出来たことで、集中して活動する時間が増えました。

 半年も経たずに「イヤ」と言うことがなくなり、分かることが増えることで、むしろ「自分が1番じゃないと嫌!」と何事も積極的に取り組むようになりました。分かることや伝わることの嬉しさを感じ、自信を持っていろんな人と関わる姿を見て、表現の仕方・伝え方がわからず「イヤ」と言っていたのだと気づかされました。

 今では、先生や同級生、異年齢との関わりを通して、音声だけではなく指文字や手話、ひらがなに興味を持ち覚え始めたことで、伝わらない事はどうしたら伝わるのか考え、自分が持ってる有りとあらゆる手段で伝えようとするようになりました。

 また、負けず嫌いで我が強いところはありますが、お友達を気遣う様子もみられるようになり、関わりが深まってきていることがとても嬉しいです。

 入学するまでたくさん悩み、入学してからも送迎など大変なことはありますが、〇〇の成長を実感し、分かる環境の大切さを感じています。

 これからも、たくさんのことを経験し、お友達とたくさんやり取りをしてほしいなと思います。親子一緒に、成長していきたいです。

令和6年(2024年)3月 3歳児保護者 

令和5年度(2023年度)幼稚部3歳児 保護者の声01

 聾学校に入る前は、数少ない手話とジェスチャーで子供とコミュニケーションをとっていました。

聾学校に入学して初めの頃は、他の友達は沢山の手話を覚えて表現が増えてる中で、我が子は手話での表現も少なかったり、手話で伝えた事も伝わらなかったり…。家庭の事情で学校に行けない日々もありました。月が経つにつれ手話で伝えた事の理解も増え、赤組が終わる頃には手話での表現も増えてきました。先生も仰っていた毎日の積み重ねはとても大切という事を改めて実感しました。

 残り2年間ありますが、今よりも沢山のことを覚えていくのだろうと思うと益々子供の成長が楽しみになりました。また、初めての子育てで生まれた時から聴こえない我が子だったので、子育てに関する相談や日頃の親子同士のコミュニケーションについて、たくさん先生にアドバイスを頂き私も沢山救われました。

 熊本聾学校に通わせて良かったです。

令和6年(2024年)3月 3歳児保護者