つなぐ・つながる・つくりだす
熊聾時々新聞
今、熊聾では・・・(その121)
10月中に職員自主研修が数回にわたって行われました。
内容は、Jcoss(日本語理解テスト)、絵画語彙発達検査、聴力測定、補聴器の基礎、日本語文法指導、UDトーク・IPトークの使い方等に関するもので、選択制による講座形式で開かれました。どの講座においても講師になった先生方が周到に準備をされていて、希望者だけに公開するのがもったいない程のいい内容でした。
同時に2会場で行った講座もあるので、体が2つあれば…と思った先生方がきっといらっしゃることでしょう。
このような研修会を自主的に計画・実施してくれる先生方が多くいることをとても頼もしく誇りに思います。
是非、今後の研修の持ち方についても工夫していきましょう。
令和2年10月28日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その120)
本年度の幼稚部、小学部それぞれの運動会が無事に終わりました。運動会の様子の紹介についてはそれぞれの学部からの便りに委ね、私からは別目線で感じたことを以下お伝えします。
幼稚部の運動会は天気の心配をせずに本番を迎えることができましたが、小学部運動会当日は前日からの雨が明け方まで降っていたこともあり、運動場での開催は無理かも…と思うくらい、トラックには水たまりがあちこちに広がっていました。
幼稚部小学部どちらの運動会でも、全学部・寄宿舎・事務室の職員、高等部の生徒たち、はばたき校の先生や生徒さん達による早朝からのグラウンド整備やテント張り等のお手伝いのお陰で、最高のグラウンドコンディションで運動会を開くことができました。
『和』をモットーにして、お互いに支え合う雰囲気が見事に形となって表れた光景を見ながら、心地よい余韻に浸ることができました。
皆さん、これからもどうぞよろしくお願いします。
令和2年10月27日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その119)
本校乳幼児教育相談室「うさぎルーム」では随時教育相談を受け付けています。しかし、本年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、教育相談活動がなかなか思うように進められない状況が続いているのが悩ましいところです。
ここ数年、教育相談のニーズが高くなっており、年間延べ1,000件ほどの依頼に対応する必要があります。そのため、新型コロナウイルス感染症対策を施しながら、個別や集団での相談活動を行っています。
本年度は地域の保健センター等をお借りしてのサテライト教室設置が難しい状況ですので、来校していただくか電話等での相談になりますが、どうぞお気軽にご相談ください。
さて、乳幼児教育相談室に、備品として「バランサー」(遊具)を購入しました。どんどん活用して思いっきり遊んでください。
追伸
幼稚部の皆さん…、大型遊具の設置はしばらく待ってくださいね。
令和2年10月26日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その118)
熊聾では授業や各種研修会時にプロジェクター(投影機)を用いることがしばしばあります。聴覚に障がいのある児童生徒等に効率的・効果的に視覚情報を提供するうえで大変有効な機材であることは本校職員誰もが実感しているところです。
しかし、使い方次第ではマイナス面が出てくることもよくあることです。本校経験が浅い方のためにあえて伝えておきたいことですが、スクリーンを鮮明に映し出すために室内の電灯を消せばとても画面が見やすくなることは間違いありません。一方で、本校では手話を用いるのが通常となっていますので、部屋を暗くすると子供たちからは手話が読み取りづらくなります。
最近の機器は光源が強く、デイライト状態でもくっきり映せるようになってきていますので、部屋を暗くせずともくっきりと映し出せますし、或いはスライドの文字色や背景色などの色の工夫をすることで解決する場合も多々あります。
本校の先生方、今一度、授業等の場面を振り返ってみましょうか。
令和2年10月23日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その117)
10月20日(火)、本校高等部生徒が現場実習でお世話になっている熊本市学校給食共同調理場に行ってきました。
調理場内外で、衛生面・安全面における細やかな配慮を見てとることができましたが、特に本校においても参考になる掲示物が目に留まりました。それは、調理場内の入り口に張り出されていた「手洗いに始まり、手洗いに終わる」と書かれた標語です。コロナ禍だから掲示されているということではなく、一つの作業が終わるたびに手洗いをすることがルーティンになっているとのことでした。
本校でもコロナ禍である無しに関わらず、手洗い等衛生管理についての意識を高く持ち続けていきましょう。
令和2年10月22日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
管理責任者 校長 市原留美子