学校からのおしらせ

熊聾時々新聞

今、熊聾では・・・(その131)

 今週月曜日(11月9日)から九州ルーテル学院大学の6人の学生さん達を教育実習生として本校で受け入れています。受け入れ学部内訳は幼稚部4人、小学部1人、高等部1人で、今月20日(金)までの2週間、特別支援学校教諭の基礎免許状取得に係る教育実習を行う予定です。
 特別支援学校における教育実習については、障がいのある子供たちの保育・教育に将来携わるであろう学生さん方の礎となり、子供たちに直接的に還元されるものと捉え、コロナ禍ではありますが実習を受け入れた次第です。
 大学側でも新型コロナウイルス感染症の感染防止対策をしっかり整えていただき、学生さんも私たちも安心して実習に臨める体制を整えています。
 学生さん達にとっては2週間という短い期間ですが、熊聾のことについても理解を深めてもらい、熊聾の良き発信者・応援者になってもらいたいと思っています。

 
令和2年11月12日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その130)

【土曜授業風景part.2】
 11月7日(土)、小学部・中学部・高等部では授業参観及び学級懇談を実施しました。
 小雨が降り続き、足元が悪い中でしたが遠方からも多数の保護者の御参加をいただき、本当にありがとうございました。
 小中学部では通常の授業展開でしたが、高等部では通常授業に加え、作品販売会と現場実習報告会のビデオ放映を行いました。また、午後からは九州ろう学生懇談会と本校高等部の進学コースの生徒たちとのZOOMによる交流も行われました。
 作品販売会では就労コースの生徒たちが丹精込めて作り上げた木製の椅子、お盆、コースター、ティッシュケース等が並べられ、瞬く間に完売となりました。「もし、売れ残ったら校長先生が全部買うよ!」と言っていたのですが、私は嬉しくも残念ながら買うことができませんでした。

 
令和2年11月11日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その129)

【土曜授業風景part.1】
 11月7日(土)、幼稚部では午前中通常授業を行いました。
 現在、「うんどうしらべ」の単元を展開中で、縄跳びやボールつき、体ささえ等、様々な種目に子供たちが挑戦中です。
 幼稚部段階の子供たちの身体能力の発達は目覚ましいものがあり、1年間の成長には驚かされます。
参観していて感じたことですが、年齢が上がっていくにつれ、出来ることが増えていく喜びを全身で感じ取っているようでした。ボールつきをしている緑組(5歳児クラス)の子供たちの様子を見ていると、誇らしげな表情を浮かべていたり、「もう一回もう一回…」とやりたさを連発したりする子もいて、逞しく育っている様子に私の胸も弾みました。 

令和2年11月10日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その128)

 先月半ば、本校の学校薬剤師による照度検査を養護教諭立ち合いのもと行っていただきました。照度については、学校環境衛生基準によって、学校施設の人工照明の照度基準が示されています。
 その内容としては細かい条件はあるものの、例えば、教室は300ルクス以上、コンピュータを使用する教室等は500~1000ルクス程度、テレビやパソコン等の画面の垂直面照度は100~500ルクス、廊下は100ルクス以上といったところです。
 実際に行った検査は、本校の全室ではなく、いくつかの諸室に絞り込んでの検査でしたが、およそ数値をクリアしていました。しかし、一部照度が足りていない箇所も見られました。その箇所については、照明器具の取替、増設、反射板取替、さらには教室配置の変更などによって改善を図っていきたいと考えています。

 
令和2年11月9日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その127)

 昨年は上通りびぷれす広場で2日間にわたって熊本県特別支援学校作品展が開催されましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大が心配される状況であったため、作品展は中止となりました。

 そのため、11月4日(水)、共同教室にて熊本県内特別支援学校の文化作品を展示し、公徳会様、善意銀行様による公徳会賞、善意銀行賞の選考及び県内特別支援学校の全校長による全国作品展への出品作品選考・審査が行われました。本校からは、豊田君(高等部)と田上君(中学部)の作品を学校代表作品として出品しました。審査の結果が分かり次第お伝えしたいと思います。
 また、子供たちの活躍を広く知っていただくために、出品された全作品が作品集(冊子・CD)としてまとめられることになっています。
 審査後、これらの作品は熊本県人権フェスティバル(11月15日)にて展示される予定です。詳細が分かり次第こちらについてもお伝えできればと思います。 

 
令和2年11月7日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩