学校からのおしらせ

熊聾時々新聞

今、熊聾では・・・(その116)

 10月19日(月)午後、お隣の熊本はばたき高等支援学校からパンの販売に来られました。
 はばたき校にとっては、学校外でのパンの販売は初めてのことで、どの程度売れるのかは実際にやってみないと分からないところがあったようです。そのようなこともあり、今回は本校職員のみを対象に会議室で販売会が実施されました。授業があっている中での販売会でしたので、限られた職員が買い求めに行きましたが、沢山あった約10種類のパンは20分ほどで完売しました。
 今後は、パンの種類も充実し、製造量も増え、できれば月1回程度の販売会を目指したいということです。
 熊聾にも立派な野菜ができていますので、こちらからも行商に出向いてみてはどうでしょうか?!


令和2年10月21日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その115)  

  平成28年の熊本地震において、障がいのある児童等のいるご家庭が指定避難所に行くことができたかった等の事例を踏まえ、平成31年1月に熊本市と本校を含む熊本市内の県立特別支援学校4校及び熊大附属特別支援学校の間で「福祉子ども避難所」設置に関する協定を締結しました。

 協定書の締結には至りましたが、本校近隣の市民の皆さんにそのことを周知することが次の課題として残っていました。そこで、周知のための一つの方法として、この度、リーフレットを作成し近隣自治会を通じて配付することとしました。今後、熊本市と相談・協力しながら随時周知広報に取り組んでいきたいと考えています。 

 

令和2年10月20日      

熊本聾学校 校長  五瀬  浩

 

今、熊聾では・・・(その114)

 10月14日(水)、小学部で一人一授業公開がありました。たんぽぽ学級での道徳と小3の理科の授業が同時に展開されましたので、2つの教室を行き来しながら様子を見せていただきました。子供たちは大勢の参観があってもすっかり慣れているようで、どの子も授業に集中していました。
 今年度の本校の一人一授業公開の大きな変更点は、全学部で最低一回は「道徳」の授業を行うことです。この日、たんぽぽ学級では先生同士の寸劇や子供たちのロールプレイングを取り入れながら、相手の立場に立って考えるよう子供たちにとって身近な状況を設定し、「やさしいきもち」「おもいやり」を学ぶ授業が展開されました。
 子供たちが今持っている優しい気持ちが、さらに実際の言動につながっていき、愛される存在に成長していくことを願ってやみません。

 令和2年10月19日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その113)

 キンモクセイ(金木犀)の甘い香りが漂う季節になりました。
 熊聾の敷地内にもキンモクセイの木が4本あります。校長官舎にある2本の木と体育館裏の温室横のキンモクセイは日当たりが良く、今が見頃!というより、香りを楽しむには今が一番です。もう一本は中庭の保健室横にある木です。こちらの方は、まだまだ蕾(つぼみ)が沢山ついていますので、これから香りが強くなってくるでしょう。
 以前お伝えしましたとおり、技術工芸棟が今年度内に解体されることに伴い、桜の木と同じく温室横のキンモクセイは残念ながら今年で見納め、香り納めとなってしまいます。
 花が咲いている時季はあっという間に過ぎてしまいます。是非、今のうちに芳香を楽しんでください。
 

令和2年10月16日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その112)

 本年度で第3回目を迎える熊本県障害児・者親の会連合会主催による「障がい児者・家族の作文」に本校からは小・中・高等部合わせて12人の児童生徒が応募します。
 校内起案の時点で子供たちそれぞれが書いた作文を読ませていただきましたが、実に素直な気持ちを綴ってくれていました。身近な人に対しては「ありがとう」の一言が言い出せないことはしばしばあることですが、作文という形であれば、日頃思っていることを意外とすんなりと書けているように感じました。(先生たちの指導が当然あっていると思われますが…)
 今回応募した作品は全て冊子に掲載されるということです。他校の子供たちや成人の方の作品についても手元に届くことを楽しみにしているところです。
 

令和2年10月15日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩