第2回ひまわり教室
第2回ひまわり教室では、夏にも集まった3人の幼児さんが久しぶりに集まりました。初めはすこし緊張していましたが、はじまりの会ではみんな元気に挨拶ができ、制作活動でも賑やかに活動していました。
制作活動は『こどもスマホ』を作りました。小さなビニール袋にせんたくのりを入れ、おはじきを一つ入れて平べったくのばして台紙にはさむと、あら不思議!?おはじきが押すとゲーム画面のようになります。せんたくのりのヌルッとした感触を楽しんだり、台紙の部分に好きな色のペンで模様を描いたりしました。完成後は、手に持って「もしもし~?」「はーい」と電話ごっこを楽しみました。
保護者プログラムは、先輩お母様のお話を聞くということで、秋吉様を講師に会を設けました。今回は遠方にお住まいでオンライン初参加のお母様もおられ、計4名の保護者の方の参加となりました。秋吉様の子育てについての経験に基づく貴重なお話をスライドを見せていただきながら、全員で興味深く聞かせていただきました。同じ立場にある先輩お母様からの力強いお言葉や励ましのお言葉に、涙される保護者の方もいらっしゃいました。「みんな、つらい、悲しい、でもきっと、やっていける」。第3会ひまわり教室では、みんなで本音を語れればと思って企画しております。またのご参加をお待ちしております。
2023年度のひまわり教室の開催日についてお知らせします。
第1回 令和5年 8月 5日(土)(サマースクールと同日開催)
第2回 令和5年11月10日(金)
第3回 令和6年 2月16日(金)
詳細については、こちらをご覧ください。ひまわり教室チラシ2023.pdf
□オンラインでの参加希望の方は、参加申し込みの際にお知らせください。
令和5年度第1回ひまわり教室を行いました。
子どもプログラムでは、幼稚部教室でおあつまりをした後に、プールをしました。みんな、水遊びが大好きで和やかな表情で水の冷たさや感触を楽しんでいました。
保護者プログラムでは、本校スーパーティーチャーの茂村教諭を交えて、座談会を行いました。保護者の方々のお話では、子どもさんに惜しみなく注がれている愛情、そして、視覚に障害のある子どもの成長のために自分が親としてできることを精一杯やりたいという、保護者ならではのお姿を拝見することができました。私たちも学校を挙げて、保護者の方、そして幼児児童生徒の成長のために誠実に向き合って、寄り添っていくことが大切だと改めて感じる時となりました。
第2回ひまわり教室でも、皆様のご参加をお待ちしております。
2022年度第3回ひまわり教室報告
【こどもプログラム】
学期に1回の開催ですが、参加者それぞれに楽しみしていた様子が見られ、お友達や先生ともすぐに遊び始める姿が見られました。まずは、幼稚部教室に集まり、朝の会をしました。進行役は、幼稚部の年中さんがしました。いつも一人で、会の進行をしているので、今日は、4人のお友達の名前を呼び合ったり、声を合わせて手遊びやおはようの歌を歌ったりすることができて嬉しそうでした。
活動では、新聞紙を広げてビリビリに破り、丸めてたくさんの雪玉を作りました。みんなで雪合戦です。突如現れた鬼(?)に向かって、雪玉を投げる子どもたち。とても盛り上がりました。そして、雪玉を白い袋に詰め、目や耳のシールをつけて今年の干支である『ウサギ』を作りました。個性豊かな可愛らしい4羽のウサギさんができました。
今年度は、計3回のひまわり教室を実施しました。はじめの頃は緊張して、表情が硬かった子どもさんも、参加を重ねるにつれて、いろいろなお友達や先生とお話ししたり遊んだりできるようになりました。4月に小学生になるお友達もいて、「また、会いたいね。」と約束をしました。
【保護者プログラム】
本校幼稚部の保護者と、お子さんが地域の保育園に通われている保護者の参加がありました。はじめに、日頃の悩みや気になることを含めて自己紹介を行いました。どの方も、就学先として地元がいいのか、盲学校がいいのかという悩みをお持ちでした。地域の学校に行ったとしても、盲学校には繋がりを持ちたいとおっしゃった保護者さんもおられました。
そこで、地域で小学校から大学まで学んできた理療科職員より、自身の体験を話してもらいました。
職員の話をうけて、周りに対する当事者の周知のしかたや家族のサポートについての話題が挙がりました。
まとめに、「盲学校、地域の学校、どちらもメリット、デメリットはある。本人と家族の意思が尊重されるべき。盲学校は、その架け橋です。どちらに行ってもしっかりと学べる作りをサポートしていきます。合理的配慮を念頭におき、早めに地元の学校の先生にも積極的にお話をされてください。ご家族の健康が子供たちの幸せにも直結しますので、どうぞこれからも健康大切にお過ごしください。」という内容で締めくくられました。
2時間近くの充実した会となりました。
2022年度第2回ひまわり教室報告
11月11日(金)の午後に第2回ひまわり教室(乳幼児親子教室)を行いました。 子どもプログラムでは、紙粘土を使った感触遊び・制作遊びを行いました。赤色・青色・黄色の食紅を柔らかい粘土に混ぜてカラフルな粘土を作りました。そして、そのカラフル粘土を容器に貼り付けて装飾をしたり、紐にぶら下げてオーナメントを作ったりしました。
保護者プログラムでは、視覚障がいのある理療科教員が日常生活の様子や経験談を紹介しました。動画を視聴しながら、日頃の家事や買い物の様子を説明しました。保護者さんからのさまざまな疑問にもお答えしていきました。保護者さんからは、「今日は聞きたかったことが聞けて良かったです。」という感想をいただきました。
今回、保護者プログラムで使用した資料をYouTubeで限定公開しています。ご希望のご家庭には個別にお知らせしますので、盲学校教育相談担当者までご連絡ください。
2022年度第1回ひまわり教室 報告(7月30日)
7月30日(土)に第1回ひまわり教室が開催されました。子どもたちはまず、お集まりで自己紹介をした後、歌と手遊びをしました。
プールでのお約束を確認してから、水着に着替えてプールをしました。
はじめは緊張していた子どもさんも、徐々に笑顔が見られるようになりました。
プールの中で仰向けになってジョウロの水を顔に浴びたり、プールに沈む宝を探したりなど、思い思いに活動を楽しんでいました。すべり台や洗面器を使った水かけなど、ダイナミックに身体を動かして遊びました。
保護者プログラムでは、視覚障がい当事者である理療科職員の進行のもと、座談会を行いました。「保護者さんの辛さやモヤモヤが、今となってはよく分かる。ここまで明るく生きてこられたのも両親やきょうだいのおかげ。」との職員の話に、時に涙を浮かべながら話を聞かれる保護者さんもいらっしゃいました。保護者さん同士の話では、弱視特別支援学級と盲学校の違いについてや、きょうだい同士での遊びの工夫について話題が上がりました。
「何かあったらいつでも盲学校に相談してくださいね。」との理療科職員の話にもあったように、本校職員はいつも保護者さんと一緒にお子さんのことを考えていく存在でありたいと思っています。
第2回、第3回と引き続き今年度開催して参りますので、これまで参加されたことのないご家庭も、お気軽にご参加ください。
「ひまわり教室」を定例化してから数年がたちます。 回を重ねるたびに、子供たちの活動やかかわりに広がりが見られたり、保護者の皆様も顔見知りになり、声をかけ合ったりされる様子を見ることができ、この会を継続する大切さと担当者としてのよろこびを感じています。 |
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校長 仲山 加津恵
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情報部