学校からのお知らせ

2019年12月の記事一覧

オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業

 12月20日(金)5・6時間目にオリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業を実施しました。

 これは、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けてスポーツの意義や価値に対する理解や関心を高めるための取組です。講師として、本校職員の平井孝明先生に講話と視覚障がい柔道の実技指導をしていただきました。平井先生は、2012年ロンドンオリンピック・パラリンピックで視覚障がい柔道の日本代表として出場した選手でもあります。

 講話では、平井先生にとって柔道が、幸せな時間で、自分を成長させてくれるもの、人との温かい繋がりを感じられるものであることや、柔道を始めたきっかけ、パラリンピックを目指した理由、パラリンピックに向けて取り組んだことなどが語られました。誰よりも強くなるために、コツコツ努力を重ねることの大切さ、練習がきつくてもうだめだと思った時に自分を支えてくれるものが大きな目標であったことなど、全ての児童生徒に通じるメッセージが沢山盛り込まれ、将来に対する希望を感じることができる時間になりました。

 実技指導では、実際に武道場に移動して、平井先生の解説に合わせて、柔道を履修している中学部の生徒が受身を披露したり、平井先生から技を掛けられたりしました。一本が決まった時の畳の音に児童生徒は大興奮でした。また、平井先生と同じ柔道部の顧問である東川先生との模擬試合もあり、平井先生の十八番である寝技を実際に見ることができました。

 平井先生は、今後、2020年東京オリンピック・パラリンピックの選手選考会に出場する予定です。平井先生、頑張ってください!パラリンピックに出場した時の試合を見せてくださいました

中学部の生徒に技をかけているところです

RKKボーイズ&ガールズお話会を実施しました

12月13日(金)5時間目に、RKKの福島絵美アナウンサーと糸永有希アナウンサーが読み聞かせにきてくださいました。本校には、6年ぶりの読み聞かせで、現在の高校3年生が小学6年生の時以来でした。

小学部から高等部までの児童生徒が参加し、「蜘蛛の糸」「ぼくのじいちゃん」の2つの話を聞きました。

  

 

 

 

 


 

読み聞かせの場面に応じて、アンサンブル部の生徒たちが効果音を入れ、読み聞かせに花を添えました。

読み聞かせの後には、アナウンサーの2人への質問タイムがあり、「発声練習の方法」や「声の使い分けは何人くらいできるのか」などの質問に一つ一つ丁寧に実演を取り入れながら回答してくださいました。

 生徒会長のお礼の言葉の中には、アンサンブル部としてコラボレーションができたことの喜びと、年齢や時期によって同じ本でも感じることが異なるという本の奥深さが語られました。

長距離走記録会を実施しました

12月6日(金)3、4時間目に、幼稚部から専攻科までの幼児児童生徒が長距離走記録会に参加しました。

グラウンドでは、幼稚部は直線距離を、小学部は20分間走を、中高生は3キロ走・5キロ走を、専攻科はウォーキングをしました。また、共同教室や体育館では、15分間走をしました。

11月から長距離走に取り組み、それぞれ、「力いっぱい走る」や「自分のペースを保ちながら目標距離を走る」、「自己ベストタイムを出す」など、目標を立て、練習をしてきました。

また、当日は各学部の代表者が中心に準備運動や出発、計時、記録、ゴールテープなどの係りも担いました。

 

幼児・児童・生徒が一生懸命に自分の力を発揮する姿に、応援にも熱が入りました。

また、当日は、大変寒い中、寄宿舎の先生方や保護者の方々が駆けつけ、応援してくださり、ありがとうございました。実力以上の力を発揮できた幼児・児童・生徒も多かったのではないでしょうか。

行事は終わってしまいましたが、日頃から体力をつけ、寒い季節も健康に乗り切りましょう!