学校からのお知らせ

2018年11月の記事一覧

第43回 全国盲学生点字競技大会

 点字の日(日本点字制定記念日)の111日に、第43回全国盲学生点字競技大会が行われました。2年に1回、全国の盲学校で同じ日、同じ時間に開かれる大会です。同じ問題を解くので、全国の点字を使っている友達と点字の力を競うことができます。問題は3種類あります。

50音書き(2分間)

50音を順番に書く。

②転写(2分間)

 与えられた文章を写し取る。

③聴写(2分間)

 読み上げられた文章を書きとる。


 本校からは、小学部2名、中学部3名が参加しました。小学部の児童は点字競技大会が初めてということもあり、緊張した様子で、中学部の生徒は今までに何度か経験していることもあり、慣れた様子で会場に入ってきました。
大会が始まると、
CDの音をしっかり聞いて、集中して点字を打っていました。それぞれの目標に向かって頑張ることができました。また、小学部の児童にとっては、後ろから聞こえてくる中学生の速いスピードで点字を打つ音が良い
刺激になり、新たな目標ができたようでした。
会場全体の様子 点字を打っている中学部の生徒 点字を打っている小学部の児童
 

 

県立劇場コンサートホールで演奏を行いました(アンサンブル部)

平成301025日(金曜日)に、熊本県立劇場で行われた第59回九州音楽教育研究大会熊本大会並びに第58回熊本県音楽教育研究大会熊本市大会で、アンサンブル部がウェルカム演奏を行いました。演奏したのは「ジ インペリアルコード」と「マイン イエス」の2曲です。

前日のリハーサルでは、コンサートホールの音の響きを確認しながら音のバランスや楽器の位置、動線などの最終調整・確認を行いました。「歌うように演奏する」ようにと指導を受けながら、集中してリハーサルに取り組むことができました。

本番では、会場が水を打ったように静まりかえり、息をのむような緊張感の中、気負うことなくいつも通りの演奏をすることができました。視覚障がいがあり、見えない・見えにくいことによる難しさをカバーするため、お互いの音をしっかり聞いたり、呼吸を合わせたりしながら取り組んできた練習の成果をしっかりと発揮できました。

演奏が終了すると、大きな拍手を頂き、部員も達成感を得た様子でした。


リハーサルの様子。コンサートホールにアンサンブルの音色が響きました。