本県には、以前から地域の小学校・中学校・高等学校、特別支援学校で学ぶ見えづらさのある児童生徒がいました。平成19年度に初めて熊本県に「弱視特別支援学級」が開設され、年々数を増やしながら、平成25年度には10学級になりました。盲学校以外で見えづらさのある児童生徒を担当する先生方が急激に増えたため、弱視教育が伝統的に行われてきた盲学校と地域で見えづらさのある児童生徒を担当する先生方がつながり、共に学びながら、質の高い「弱視教育」を目指す場として、「熊本県弱視教育担当者ネットワーク会」を立ち上げました。そして、毎年、2回開催をしています。弱視特別支援学級の設置校、教育相談でつながっている通常学級等で学ぶ見えづらさのある児童生徒の在籍校に御案内をしています。多くの先生方の御参加をお待ちしております。
令和3年11月26日(金)に令和3年度第2回弱視教育担当者ネットワーク会を開催しました。
内容に関しては、令和3年度第2回弱視教育担当者ネットワーク会報告をご覧ください。
♦令和3年度(2021年度)は、次の日程で開催します。 第1回 ウェブ開催・巡回相談 期間 6月~10月 校長挨拶:校長挨拶.pdf 巡回相談申込書:様式1 巡回相談申込書.xlsx 第2回 期日 11月26日(金)13:30~16:50 場所 熊本県立盲学校 共同教室 毎年、本校にて年2回の弱視担当者ネットワーク会を行っております。いつもご参加いただきありがとうございます。 例年、弱視担当者ネットワーク会は本校での集合型の研修を行っていましたが、県内のコロナウイルスの変異株による感染も増えている状況を鑑み、参加者の皆様の安全を第一に考え、本年度の第1回弱視担当者ネットワーク会は、本校での集合型の研修ではなく、WEB上での研修(上記添付資料参照)と本校から各学校への巡回相談を併せた形で実施します。 巡回相談をご希望の方は、上記の添付資料(様式1)の申し込み書にご記入の上、メールかFAXで申し込み下さい。こちらで日程を調整して巡回相談の日時をお知らせし、相談内容の詳細について打ち合わせをさせていただきます。今年度は新しく担当になられた先生方も多いようです。コロナ過でいつもの研修会という形では行えませんが、個別の相談ということで、じっくり相談の時間をとることができますので、たくさんのお申し込みをお待ちしております。 なお、今後、更に感染状況が悪化した際は、直前での訪問日程の変更をお願いする場合もございます。ご了承ください。 また、第2回につきましては11月26日(金)を予定しております。1か月前には改めてご案内を送らせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 盲学校 教育相談部 山本・山田
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令和2年度熊本県弱視教育担当者ネットワーク会を実施しました。
今回は小・中学校から8人の先生方が参加されました。
午後の日程で、講話・情報交換会を行いました。はじめに『小中学校における合理的配慮と具体的取組』 というテーマのもと、視覚障がい当事者である理療科職員より、自身が小学校・中学校当時に感じていたことや見えにくさに対する支援について講話を行いました。次に、コーディネーターより『弱視者の試験における合理的配慮の実施状況および進路状況』の講話を行いました。
後半は情報交換会を行い、日頃抱えている疑問や悩みなどを先生方同士で共有し、意見・情報交換を行いました。質疑応答では、本校の進路指導主事から視覚障がい者の進路に関する情報提供がありました。
参加者からは、
・当事者の方のお話は、大変参考になりました。どんなところで困ったか悩んだか、詳しく教えていただいて、子どもの気持ちを大切にしなければと思いました。
・視覚障がいのある人の進路の話はとても役に立ちました。将来の見通しが少し見えたと思います。
・弱視学級といっても学校で様々だと思いました。しかし、先生方とつながれてよかったです。
・今日、知ったことを、児童のために1つでも多く使っていきたい。
という感想が聞かれました。
次年度も年2回の開催を予定しています。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者
校長 仲山 加津恵
運用担当者
情報部