【情報システム科】11月の学びと活動の様子(探究・検定・出前授業・課題研究)

熊本工業高校 情報システム科では、
専門学習・探究活動・資格取得・地域連携を柱とした実践的な教育を推進しています。
11月は、各学年がそれぞれの段階に応じた学びに主体的に取り組み、
大きな成長が見られた1か月となりました。ここでは、その主な取組をご紹介します。

■ 2年生「探究入門」成果発表会(建築科合同)
11月10日、建築科との合同による「探究入門 成果発表会(ポスターセッション)」を実施しました。

2年生はこれまで、地域課題をテーマに現地調査やフィールドワークを行い、
仮説の設定・調査・分析・提案という探究のプロセスを段階的に学んできました。
熊本県や熊本市の関係部署の方々との意見交換も行い、実社会の視点を取り入れた探究活動を展開しています。

当日は、

  • 他班の発表を通した学びの整理
  • 班ごとのリフレクション
  • 個人による振り返り

を行い、次年度の課題研究へとつながる深い学習機会となりました。
生徒からは
「現場の声を聞くことで課題の見え方が変わった」
「ICTを活用して地域課題の解決に貢献できる可能性を感じた」
といった前向きな声が多く、探究的な学びの定着が見られました。


■ 1年生 朝の学習会(計算技術検定2級)
1年生では、火曜・金曜の朝に「計算技術検定2級(応用計算)」の学習会を実施しています。

情報分野の学習においては、プログラミングやデータ処理の基礎となる数学的思考力が重要です。
本学科では、専門科目と並行して基礎学力の定着にも力を入れており、
検定試験を通して着実な力の積み上げを図っています。

計算技術検定は、努力の積み重ねが結果に直結しやすい検定であり、
生徒一人ひとりが自分のペースで主体的に学習できる点も特徴です。
学科としては、基礎到達目標の一つとして全員合格を目指し、継続的に指導を行っています。


■ アラオ株式会社様による出前授業(2年生)
11月17日、インターンシップ受入事業所でもある株式会社アラオ様をお招きし、
2年生を対象に出前授業「製品開発とモノづくりの視点」を実施しました。

講義では、

  • 製品開発の流れ
  • ものづくり産業の考え方
  • サプライチェーンやQCD(品質・コスト・納期)の基礎

などについて、実務に基づいた具体的なお話をいただきました。
後半のアイデアスケッチのワークでは、生徒が自ら発想し、形にする過程を体験し、
「技術を社会でどのように活かすか」という視点を学ぶ貴重な機会となりました。
インターンシップ前の動機付けとしても非常に有意義な授業となっています。


■ 3年生 課題研究(地域連携プロジェクト)
3年生は、3年間の学びの集大成となる課題研究に取り組んでおり、現在最終段階を迎えています。

今年度の研究テーマは多岐にわたりますが、
その中でも「熊工売店班」は、阿蘇中央高校総合ビジネス科とのオンライン交流を踏まえ、
地域の菓子店と連携したクリスマス限定販売企画を進めています。

生徒たちは実際に店舗を訪問し、

  • 商品の試食・比較
  • 素材や味の分析
  • 販売方法の検討

などを行い、実社会に近い形でプロジェクトを推進しています。
また、販売には事前予約システムを導入し、公平性を担保した運用を計画しており、
ITと地域を結び付けた実践的な学びとして大きな成果が期待されています。


情報システム科では、「専門性 × 探究 × 実社会との連携」を教育の柱とし、
単なる知識の習得にとどまらない実践的な学びを重視しています。

  • IT・プログラミング教育
  • 資格取得支援(各種検定・国家資格)
  • 課題研究による探究的学習
  • 企業・地域と連携した実践活動

これらを通して、
「技術を理解し、社会で活用できる人材」の育成を目指しています。


■ おわりに(中学生・保護者の皆様へ)
11月は、探究活動・専門学習・地域連携・課題研究と、
各学年が段階に応じて主体的に学びを深めた1か月となりました。

本学科では今後も、
ICT教育と地域社会を結び付けた実践的な学びを推進し、
進学・就職のどちらの進路にも対応できる専門性の育成に取り組んでまいります。

今後の活動の様子も、学校ホームページにて随時発信してまいります。
引き続き、熊本工業高校 情報システム科の教育活動にご注目ください。