【情報システム科】10月の学びと取組の様子(実習・外部評価・地域連携・探究活動)

熊本工業高校 情報システム科では、専門的なIT教育に加え、
実社会とつながる実践的な学びを重視した教育活動を行っています。
10月は、実習発表・外部評価・地域連携プロジェクト・探究活動など、
多様な学習機会を通して、生徒の主体性と専門性が大きく育つ1か月となりました。

ここでは、主な取組についてご紹介いたします。

■ 2年生実習「学校ホームページをリニューアルせよ!」成果発表会(10月15日)
2年生の実習において取り組んできた「学校ホームページリニューアル」プロジェクトの成果発表会を実施しました。
本プロジェクトでは、

  • 情報設計(サイト構成)
  • デザイン
  • ユーザビリティ(使いやすさ)
  • 情報発信の視点

などを意識しながら、実際の利用者を想定したWebサイトの改善提案を行いました。
発表会にはテキスタイルデザイン科1年生も参加し、閲覧者の立場から温かいコメントや意見をいただきました。
生徒たちにとって、自分たちの制作物に対して「利用者の反応」を直接得る貴重な機会となり、情報発信の重要性と実践的なデザイン思考を学ぶ場となりました。


■ 熊本県情報サービス産業協会による外部評価会(10月17日)
熊本県情報サービス産業協会(情産協)の企業関係者の皆様をお招きし、授業見学および課題研究の中間発表に対する外部評価会を実施しました。
当日は、

  • 1年生の授業の様子
  • 3年生の課題研究の進捗状況

について、専門的な視点からご助言・ご講評をいただきました。
企業の方々からは、「授業に対する真剣な姿勢が印象的」との評価をいただく一方で、
「チームごとの成果や熱量の差」についてのご指摘もあり、
チームビルディングやリーダーシップの重要性を再認識する機会となりました。

今後は、テーマ設定段階からの伴走支援を強化し、より質の高い課題研究につなげていきます。


■ JR九州連携プロジェクト「駅のにぎわいづくりパートナー校」認定・券売機開発
JR九州との連携事業として、「九州レイルウェイフェス」に向けた開発プロジェクトに取り組んでいます。
(イベント:九州レイルウェイフェス2025)

本プロジェクトでは、来場する子どもたちが楽しめる体験型コンテンツとして、
ミニトレイン専用券売機の開発に情報システム科の生徒が挑戦しています。
開発にあたっては、

  • 直感的に操作できる画面設計
  • 子どもにも分かりやすいUI/UX
  • 「切符を買う楽しさ」を体験できる仕組み

など、実際の利用シーンを想定した設計を行っています。
「技術を使って人の体験をより良くする」という、情報分野ならではの学びが実践されている取組です。


■ 2年生「探究入門」地域課題探究(外部連携)
2年生の「探究入門」では、イデアITカレッジ阿蘇 鈴木副校長先生のご指導のもと、
班ごとに地域課題の発見と解決策の提案に取り組んでいます。

フィールドワークの一環として、ある班は熊本市役所を訪問し、担当職員の方々との打合せを実施しました。

  • 熊本の貴重な資源である地下水の活用
  • 花畑広場から熊本城周辺をつなぐ交流空間の創出

などのテーマについて意見交換を行い、実際の行政視点に触れる貴重な学習機会となりました。
教室内の学習だけでは得られない、
「社会とつながる探究」の重要性を実感する取組となっています。


情報システム科では、

  • プログラミング・Web・デザインなどの専門教育
  • 実習型プロジェクト学習
  • 企業・行政との連携
  • 探究活動(課題発見・解決型学習)

を通して、実社会で活かせる専門性の育成を目指しています。
単に技術を学ぶだけでなく、
「技術を社会や地域のためにどう活用するか」
という視点を重視した教育を行っている点が本学科の大きな特色です。

10月は、実習発表、外部評価、地域連携、探究活動と、多方面にわたる学びが展開された1か月となりました。
生徒たちはそれぞれの場面で挑戦を重ね、専門性と主体性を着実に高めています。

今後も情報システム科では、
ITと社会をつなぐ実践的な教育活動を推進し、
進学・就職のどちらにも対応できる力の育成に努めてまいります。