日誌

【土木科】熊本県及びコンサルタントの維持管理に関する業務内容について

2年生課題研究 特別講義3 “土木構造物の維持管理” 熊本県及びコンサルタントの維持管理に関する業務内容について

 

 期 日:令和6年5月29日(水)

 場 所:熊本工業高校CAD室

 生 徒:土木科2年生40名

 講 師:熊本県土木部 道路都市局 道路保全課 審議員 松尾 竜也 様

     (株)新興測量設計 常務取締役 坂本 智典 様

 

 

 「維持管理の必要性と具体的な内容について」

    熊本県土木部 道路都市局 道路保全課 審議員 松尾 竜也 様

 「維持管理における点検等コンサルタントの役割」

   (株)新興測量設計 常務取締役 坂本 智典 様

 

 

 今回は、テーマの基づいて、先週の見学会に続いて、熊本県土木部より松尾様、(株)新興測量設計より坂本様より、2つの講義を受けることができました。

 

 講義1では、笹子トンネル事故以降トンネルだけでなく、橋梁、道路などのメンテナンスを実施する必要性が高まっている。熊本県でも6つの維持管理計画を立て、それぞれに関して崩落や事故が起こったあとに補修を行う事後補修型の方法と定期的に構造物の経年劣化に対して適切な検査と小規模の補修を繰り返す予防保全型の2つの方法が説明された。安全性や費用面からも予防保全型による計画的な検査・補修を実施する方が構造物を長寿命化でき、費用を縮減し、安全性の確保を行うことができることが分かりました。

 

 講義2では、トンネル、橋梁の構造や種類、仕組みについて詳しく説明していただき、コンサルタントの立場から検査の方法や実際の現場での状況や作業上の留意点などを知ることができました。

 

3回の講義、見学会を通して、知ることができた内容について、来週からグループに分かれて、詳しく調べ学習とプレゼン作成を行っていく予定です。