日誌

公務員を目指して(土木科)

  今年度、7名の生徒が公務員試験にて内定をいただきました。これまで国土交通省九州地区整備局や熊本県、熊本市など多くの卒業生が内定をいただき、活躍されています。

 ここでは公務員試験に向けての感想を載せています。

 

土木科3年 山口さくら(松橋中学校)

 私は熊本市役所に合格しました。第一志望の熊本市役所に合格できたことが本当にうれしいです。私は部活動に力を入れていたため、引退してから本格的に勉強に切り替えたため、人より遅いスタートでした。試験は9月より始まるため、夏休みは最後の追い込みだと思い、1日10時間以上勉強することを心がけました。1次試験に合格し、2次試験対策など先生方には指導していただき、第一志望の熊本市役所に合格することができました。これからは今まで支えてもらった方々に恩返しができるように頑張ります。

土木科3年 野田壮馬(託麻中出身)

私は国土交通省九州整備局に内定をいただきました。内定をいただくまでの取り組みとして、部活動との両立は大変でしたが、一次試験の学科へ向けて、毎日の自宅学習を2時間以上行いました。部活を引退してからは勉強に専念しました。本試験は教養が4割、土木専門が6割と土木の割合が高いため、土木専門の勉強を多く取り組みました。

公務員試験は二次試験もあります。二次試験は面接と作文などがあり、面接と作文は先生方に練習をお願いして、回数を重ねることで自信をつけて本番に臨みました。

第一志望に合格することができ、すごくうれしいです。

これから公務員を目指す方々は、これからが勝負だと思います。目標を立てて諦めずに努力することで内定を勝ち取ってください。

 

土木科3年 堀川 天真(龍ヶ岳中出身)

土木科は多くの民間企業との企業連携をされており、校外活動を通して建設機械での舗装体験や測量体験などを行っています。また、熊本地震の被害となった阿蘇へ行き、崩落した阿蘇大橋や建設中の立野ダム見学など貴重な体験が数多くあります。私はそのような体験をする中で、公務員になることを目標としました。公務員に向け、土木専門の教科に力を入れました。わからないところは先生方に相談して、解決するまで頑張りました。私が内定をいただいた国土交通省九州地方整備局はとても魅力のある仕事です。将来活躍していけるよう今後も努力していきたいと思います。

 

土木科3年 上田拓樹 (錦ヶ丘中出身)

私は土木の分野に興味があり、土木に関する公務員になることを目標に入学してきました。日本は地震や台風など自然災害により、道路や河川が被害を受け、生活の中にも大きく影響を与えます。土木科では、他の科では学べない道路や河川といった多くの人たちが関わる公共物について学ぶことができます。

私は熊本県土木職に内定をいただきました。公務員を志望して勉強を始めるのが遅かったため、遅れた分を取り戻すために、日々の課外や家庭学習に力を入れました。夏休みも課外等に積極的に参加して、休みが数日しかなく、精神的に苦痛な時期もありました。民間企業に次々と合格する人がいる中、公務員内定が遅いため、焦ってしまいましたが先生方のサポートもあり、無事に内定をいただくことができました。これからは熊本県土木職として災害復旧する熊本の町を県民がよりよい生活ができるように力を注いでいけたらと考えています。これから公務員を目指す後輩達はこれからが勝負だと思います。頑張ってください。

  

本年度内定をただいた公務員

 ・国土交通省九州地方整備局 5名

 ・熊本県土木職 1名

 ・熊本市役所土木職 1名

 

 そのほかにも宮崎大職員、東京都庁、熊本県警、神奈川県警なども受験しました。