日誌

【土木科】課題研究発表会

令和5年度土木科課題研究発表会を行いました。

発表内容は以下の通りです。

 

1 大会成果報告

(1)竹の土木構造物への活用

  昨年9月に行われた第10回日本大学土木設計競技で発表し、本校初の最優秀賞を受賞した研究。

  SDGSをテーマに持続可能な開発として、竹をテーマに土系舗装やコンクリートに竹チップを混ぜることで、自然に優しい土木構造物の研究を行った。

 

(2)ものづくりコンテスト全国大会報告

  第23回ものづくりコンテスト全国大会測量部門において、県内土木系学科で全国大会初出場で準優勝した大会の経過について報告する。

 

 

2 課題研究発表~

(1)題名:水害への備えと水害からの復旧

  令和2年の人吉の豪雨災害を始め、このところ毎年線状降水帯による豪雨災害が九州各地で起こっている。これらの災害に対して国土交通省を始めとする関係各庁がどのような取組を行い、地域の安全を守っているかを調査し、研究した成果を発表する。

 

(2)題名:交通渋滞の原因とその解決方法について

  熊本市は、慢性的な渋滞に悩んでいる。西環状道路線の建設を始め、渋滞緩和への動きが始まっている。今回、現状の渋滞の状況を把握し、渋滞緩和への具体的な活動がどのようになされているかを調査し発表する。

 

(3)題名:熊工周辺の街路問題について

  熊工周辺のグラウンド通りは、幅が狭く、歩行者や自転車などが通行するのに、障害が多い。また、その他の熊工周辺の通りも問題点があり、これらを改善するために、すでに歩行者や自転車の対策が施されている場所を参考に具体的な改善策を提案する。

 

(4)題名:コンサル班

熊本県測量設計コンサルタンツ協会の技術指導をいただき、測量現場の技術を教わった。その技術を活かして校内細部測量を平板・トータルステーションを使用して、平面図作成を行うなど、1年間の活動を報告する。

 

(5)題名:社会福祉法人 慈愛園における技術協力について

本年度はこれまでの取り組みで培ってきた知識や技術を元に「可能な限り、施工班の自分達の力で現地の調査から測量、設計、図面化を行い、花壇のデザイン、施工までを行う」ということを目標にして社会福祉施設慈愛園での施工を行いました。