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工業化学科です☆熊本県産業技術センターを訪問しました。

令和4年12月19日(月)に、3年課題研究の乳酸菌班7名で、熊本県産業技術センターを訪問しました。

今回の訪問は令和4年度熊本スーパーハイスクール(KSH)構想の一環として発酵材料の加工・作製方法について学習で 

オートクレープ(高圧蒸気滅菌器)の説明を受けている様子です。飽和蒸気によって内部を高圧高温にでき、化学系の研究室、病院などで広く使われています。

 

手温室の説明です。いろいろな菌株を保存、保管しています。

 

 

振とう培養器の説明です。培養器の中で好気性の微生物や細胞を培養する際に内容物を振る装置です。

 

クリーンベンチの説明です。ベンチ内は菌の混入を防ぎ、無菌状態の中で細胞や微生物を取り扱う作業が出来ます。

 

味覚センサーの説明です。人工脂質膜で構成された6種類の味センサー(塩味、旨味、酸味、苦味、渋味、甘味)の膜電位の増減から個々の味成分の強弱を数値化します。

 

凍結乾燥機の説明です。凍結させた食品の周辺を真空にし、食品内部の水分を昇華・乾燥をさせます。

フリーズドライなどの食品を作ることができます。

 

施設見学を終えた生徒たちに感想を聞いてみると、「足で踏むタイプのガスバーナーがあったり、菌が入らないようにする装置があったりした。乳酸菌がよくいるところが牛の乳の部分だということや、酸素を抜くことだということも知れて面白かった。」や、「インスタント麺などを作れる装置を初めて見ました。インスタント麺の他にもドライフルーツなどが作れてすごいと思った。」など、施設や質疑応答の内容にとっても関心を持った様子でした。今日の経験を今後の学習活動に生かしてもらいたいです。