球磨工ブログ

つまようじタワー

 科学サークルです。N先生の御指示により、つまようじタワー製作の記録を残しておきます。

・8月5日(月) つまようじの切断
 生徒は無心で作業できると言っております。顧問は作業に対してストレスを感じております。終わらなーい。
 つまようじを真剣に見たことはありませんでしたが、様々なものがあります。
 1つの同じ容器に入っているつまようじですが、白色、黄色、褐色、黒色など色も1つではありません。樹皮の影響でしょうが、模様のあるつまようじもあります。
つまようじ1 つまようじ2

 裂けているものが見つかることもあります。
つまようじ3 つまようじ4

 つまようじタワーの材料とするためには、形の悪いものも見つかります。
つまようじ5 つまようじ6
 こだわれば切りが無いのですが、色や形の悪いものは取り除いていきます。つまようじ足りるかな?

・8月6日(火) つまようじの切断
 つまようじが足りなくなりました。実施要項に「不足するときは申し出てください」とありましたが、ご近所に同じものが販売されていたので買ってきました。
つまようじ7 つまようじ8
 原材料:樺材なのに、商品名は「やなぎ楊枝」?柳はどこに?・・・あった!発売元の名前に「やなぎ」の文字が入っていました。
 本日やっとつまようじの切断が終わりました。本格的につまようじの接着が始まります。

・8月7日(水) つまようじの接着とタワーの重量計算
 つまようじをつないで長くします。今回のタワーは500mm以上という規定があります。また、束ねることで強くします。しかし、タワーの重量は70g以下となっているので、たくさんつまようじを使うことはできません。
つまようじ9 つまようじ10

つまようじ11 つまようじ12
 つまようじの接着には木工用ボンドを使います。くっついたと思って動かすと外れます。接着には時間がかかります。また、木工用ボンドの重量もタワーの重量となるので、ボンドの量もおさえないといけません。
 接着は、切断以上に根気のいる作業です。しかもボンドが乾くまでの待ち時間も必要で、思うように作業が進みません。待ち時間を使って、タワーに使うつまようじの長さの確認とタワーの重量を計算してみました。

 Google SketchUpは便利です。書いた線の長さを知ることができます。(下図では線の情報を表示させていますが、長さを測るメジャーツールもあります。)
つまようじ13
 計算の結果、使用するつまようじの本数1000本以上、タワー重量80.7g(接着剤の重量は除く)となりました。分かっていましたが、つまようじ多すぎました。10g以上の重量オーバーですので、構造を見直さないといけません。

・8月8日(木)、9日(金) つまようじの接着
 減量のため、タワーのどの部分のつまようじを除くか考えながら、つまようじの接着を続けています。生徒登校日もありましたので作業時間が短くなりました。
 来週も引き続き、接着作業です。接着が終わったつまようじは十分に乾燥させてからタワーに使う予定です。