球磨工ブログ

化学基礎

 今年度は実験した内容をブログに残しておこうと考え、掲載しておりますが、自分の事は後回しになってしまっています。

 さて、10月は体育大会のビデオを鑑賞、修学旅行のホテル部屋割りや班分け、フェスタ準備に化学基礎の授業を使い、実験できませんでした。(授業自身は第3章、3学期の内容に入っていますのでご安心ください。)

 しかし、9月初旬の実験07、9月中旬の実験08ともに掲載しておりませんでしたので、まずが実験07高分子化合物2から載せます。

 実験06に続き、実験07も高分子化合物の実験です。

実験07 高分子化合物2
 プラスチックに代表される高分子化合物ですが、その多くが水と混ざり合いません。(水に溶解や分散しません。)しかし、一部の高分子化合物は水に分散でき、その溶液をゾルやコロイド溶液と呼びます。液状のり、卵の白身と黄身、牛乳、豆乳など身近なものにもゾルはあります。

 ゾルの特徴は固まることです。固まった状態をゲルといい、ゾルがゲルに変わる反応をゲル化といいます。生卵がゆで卵になったり、豆乳が豆腐になったり、などなど料理の世界でもゲル化は多いです。筆記具のグリップなどに使用されているアルファゲル(αGEL)も有名ですね。

 今回の実験は、小学校や中学校で経験した人も多い、スライムづくりと人工イクラづくりです。お遊びにならないように、ゾルとゲルを学習してから実験に入りました。

1 40mLの洗濯のり(ポリビニルアルコールというプラスチックが分散したゾル)にお湯を加え100mLとし、よく混ぜる。
 昨年まではビーカーにお湯を沸かしていましたが、時間短縮のため電気ポットを使いました。
実験1

2 食用色素の水溶液を少量(2mLまでとしています)加え、色をつける。
実験2

3 ホウ砂の飽和水溶液(5~10mL)を加え、よく混ぜ、スライムをつくる。
実験3 実験4

4 遊ぶ
 小・中学校では楽しんでもらえるスライムですが、高校生には幼稚だったかな?
実験5 実験6

実験7 実験8

5 10%塩化カルシウム水溶液に1%アルギン酸ナトリウム水溶液を滴下し、人工イクラをつくる。
 この実験は、初めて行う生徒が多いようでした。今回つくったイクラは食べる事はできないものでしたが、何人かの生徒は手触りを楽しんでしました。
実験

 ゲル化の技術は、料理、化学工業製品などに応用されている大切なものです。スライムや人工イクラをつくったことだけでなく、ゾルやゲルの話も覚えていてくださいね。