校長室(管理職)ブログ
PTA第2回「かもいなサロン」を開催しました
11月14日(金)午後6時30分から小中学部校舎会議室で第2回「かもいなサロン」を開催しました。かもいなサロンは、保護者が「気軽に」集まり子どものことなどで会話を弾ませ楽しみながら交流をする場としてPTAで開催している事業で、学期に1回開催時間を変えて開催しています。今回は、小中高等部から5人の参加がありました。
今回は「ようこそ先輩!」と題して、先輩保護者お二人(お一人はご家族(本校高等部卒業生のお子様含む)での参加)を招いての座談会を行いました。
まずは、自己紹介から始めました。最初の話題はグループホームでした。参加された卒業生が現在グループホームを利用されていることから、利用のきっかけや費用、そのグループホームを選んだ理由等の話が交わされました。中でも、グループホームには、施設型やアパート型等いろいろな形態があることに皆さん驚かれていました。
その他、中学部から高等部、高等部から社会へと進路が進んでいく中で、保護者の心境の変化や保護者が先に年を取っていくこと、一般就労後の福祉とのつながりをどう継続していくかなど、いろいろな話題が話されました。その中で、今年度10月から施行された「就労選択支援」のことも話題になりました。始まったばかりで、これまでの就労アセスメントとの違いや居住地域よる違い、どのように進んでいくかなど分からないことが多い等の不安点が話題になりました。予定していた1時間の時間があっという間に過ぎました。
今回のサロンを通して、進路のことについては皆さんが大きな関心を持たれていることを再確認しました。先輩保護者とそのご家族及びご参加の皆さま、ありがとうございました。
この「かもいなサロン」は、気軽にざっくばらんに話しをする場です。次回の「かもいなサロン」に本校保護者の皆さんもぜひ参加してみませんか?多くの参加をお待ちしております。
☆彡 次回予定:令和8年2月3日(火)9:30~ 小中学部校舎会議室にて実施します。
かもと稲田まつり~手をつなごう きらきらひかる かも稲の輪~
令和7年10月11日(土)、かもと稲田支援学校でかもと稲田まつりを開催しました。
まつりのスローガンは、「手をつなごう きらきらひかる かも稲の輪!」です。子供たちが、みんなで手をつなぎ、笑顔輝くまつりにしたいという願いを込めて考えました。
第1部では、小学部・中学部の子供たちが、山鹿地域の方々とのかかわりを通して学んだ活動について発表しました。
子供たちは、地域の方と一緒に学んだこと、その学びを通して自分たちは地域の方々に大切にされているということを堂々と発表し、その姿はスローガン通りきらきら輝いていました。
第2部のふれあいタイムでは、地域の方にブースの運営や参加をしていただき、スローガンにある「かも稲の輪」を感じながら、活動することができました。
木工教室では、かもと地区公民館がお呼びかけくださった野外活動指導者の方々から木の風車やどんぐりネックレスなどの作り方を教わり、創作体験を楽しみました。
また、今年度は鹿本商工高校生、鹿本高校生がボランティアとして参加してくれました。ブース運営や子供たちとの交流で大活躍し、明るい笑顔と活気でまつりを盛り上げてくれました。
かもと稲田支援学校は、これからも「かも稲の輪」を大切に地域の方々と積極的にかかわり、地域社会の一員として学びを深めていきたいと思います。
文責:教頭 種子永
小中学部PTA進路研修会を実施しました
9月19日(金)、小中学部の授業参観後に、「未来をイメージする」をテーマに、本校進路指導主事の谷川宏先生を講師として小中学部PTA進路研修を実施しました。
最初に、進学から社会参加までの流れを図で示しながら、高等部までの進学についてはイメージできるが高等部から社会への進路のイメージが持ちにくいことを説明しました。参加された保護者も聞きながら頷かれていました。谷川先生からは、卒業後の主な進路先一覧を示しながら、中でも福祉サービスを利用した進路先について詳しく説明がありました。福祉のサービスについては、サービス名は知っていても内容が分かりづらいところもあり、講話を聴いて「知りたい内容だった」や「わかりやすかった」等の感想をいただきました。
後半は、職業準備性ピラミッドを基に、働く生活を支えるに当たって、健康管理や日常生活面が土台になること、対人面や基本的労働習慣については学校と家庭と連携しながら、お手伝いなど家庭の中でできる働く体験を通しながら育んでいきましょうという話もありました。
最後にまとめとして、○「やりたいこと」が見つかる毎日を、○「得意なこと」を大切にする毎日を、○「やってみたいこと」が生まれる毎日を、○「自分で決める」を増やす毎日を、の4点を挙げられ講話を締めくくりました。講話後も現場実習の内容や実習先の選定方法などたくさんの質問があり、時間いっぱい有意義な研修となりました。
参考:職業準備性ピラミッド「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構山梨支部 山梨障害者職業センター」
文責:教頭 髙森
かもと稲田まつり ~てをつなごう! きらきら ひかる かもいなのわ!
本校は、10月11日(土)、かもと稲田まつりを行います。
まつりのスローガンは「てをつなごう! きらきら ひかる かもいなのわ!」です。
当日は、地域である山鹿を知り、山鹿で体験したことや発見したこと、地域の方々と交流しながら学んでいることについてステージ発表を行います。また、山鹿地区の高校生もボランティアとして一緒に参加してもらう予定です。
9月19日(金)は、保護者の方々にまつりの準備も手伝ってもらいました。
スローガンにある「かもいなの輪」は、かもと稲田支援学校の友だち、保護者、地域の方々がつながる、あたたかい輪です。
この輪をもっと広げるために、みんなでまつりを楽しみたいと思っています。
保護者・地域の皆様も、どうぞお気軽にご参加ください!
文責:教頭 種子永
私も相手も大切にするペップトーク~スマイルアップ研修~
本校では、風通しが良く、互いに高め合える職場にするために、教職員がそれぞれ心がけたいことについて出し合った意見から「かも稲ワークルール」を作成して実践し、毎月振り返りを行うことにより、更なる実践につなげています。
8月25日は、本校に特定非営利活動法人 ソナエトコの理事長 水野 直樹 様をお招きし、風通しの良い職場づくりの研修のために「私も相手も大切にするペップトーク」を演題としてご講話をいただきました。
ペップトークとは、アメリカのスポーツ界で生まれた試合前に監督が選手に贈る激励のショートスピーチのことです。研修では、否定的な言葉を「ポジティ語」に変換をしたり、お互いの目標を激励したりしました。
子供たちの豊かな学びのために、学校全体で前向きな声を掛け合い、子供たちや子供たちを支援する教職員の「ドリームサポーター」となれるよう、教職員全員で取り組んでまいります。
文責:教頭 種子永
かもと稲田支援学校新聞を発行しました
地域の皆さまに本校の活動をより知っていただくため、「かもと稲田支援学校新聞」を発行しました。
新聞では、子どもたちの学びや成長の様子、地域とのつながりを大切にした教育活動を紹介しています。ぜひご覧ください。
また、令和7年10月11日(土)には、本校小中学部校舎で「かもと稲田まつり」を開催します。地域の皆さまと交流を深める貴重な機会として、ぜひご参加ください。
センター的機能を生かした地域の特別支援教育の充実
本校は、山鹿市にある唯一の特別支援学校です。
特別支援教育は、特別支援学校だけでなく、すべての学校で実施されるものであり、本校は、その専門性を生かして地域の特別支援教育のセンター的機能を果たすことを重点目標の一つとしています。
幼稚園・小学校・中学校・高校等への巡回相談や研修等を年間に約130件行い、地域の子供達への支援を充実させる取組を行っています。
子供達の強みを生かしながら、全ての人が安心して暮らせる社会を目指して、地域と共に取り組んでいきます。
文責:教頭 種子永
PTA第1回「かもいなサロン」を開催しました
6月5日(木)午後1時から小中学部校舎会議室で第1回「かもいなサロン」を開催しました。かもいなサロンは、保護者が「気軽に」集まり子どものことなどで会話を弾ませ楽しみながら交流をする場としてPTAで開催している事業です。今回は、小中高等部から6人の参加がありました。
緊張をほぐしながらお互いの名前を覚えようということで、他己紹介という自己紹介だけではなく隣の人の名前も順番に紹介していくちょっとしたゲームから始めました。緊張がほぐれ、お互いの名前を知ったところでサロンのスタートです。事前に質問があった“子どもの就寝時間”の話題から始まり、子育てのこと(子どものいいとこ探しのことやこれまで苦労したこと、好きなことに取り組んで続けられそうなことや伸ばしていけそうなこと)、進路のこと(一般企業への就労の現状や進路支援、就労後の支援のこと)、学年学部を超えた関わり(かもいなふれあいの日の紹介)などどんどん話題が広がっていきました。予定していた約1時間半の時間があっという間に過ぎていきました。参加者の皆さんは笑顔で会議室を後にされていました。
このようにテーマを決めず、気軽にざっくばらんに話しをする場です。ぜひ皆さんも参加してみませんか?次回も多くの参加をお待ちしております。
次回予定:11月14日(金)18:30~ 小中学部校舎会議室にて実施します。
令和7年度(2025年度)PTA総会を開催しました
去る4月24日(木)午後、小中学部校舎体育館で令和7年度PTA総会を開催しました。
今年度から、児童生徒は午前中で下校として教職員も参加できるようにしました。また、終了後は学部懇談と学級懇談も併せて開催しました。
総会では、PTA会員から選出された議長が会を進めながら、令和6年度の事業報告や会計決算報告並びに監査報告、そして、令和7年度の新役員、事業計画、予算の審議等が行われました。第3号議案では、本校PTAのスタンス「できるときに できる人が できることを 楽しみながら」のさらなる推進のために、役員数の改正を中心にした会則の改正を審議いただき承認を得ました。今年度の新役員は昨年度の9人から3人増え、12人となります。
お忙しい中に総会等へのご参加等大変ありがとうございました。今後も、本校PTAのスタンスを大切にしながら、保護者が「気軽に」集まり、子供のことなどで会話を弾ませながら、楽しみながら交流する場としての「かもいなサロン」等のいろいろな活動をPTAと一緒に計画していきます。
本年度も本校PTAへのますますの御理解と御協力を賜りますようお願いいたします。
学ぶ楽しさ、わかる喜びを実感できる授業づくり
本校では、今年度の重点目標の1つである「学ぶ楽しさ、わかる喜びを実感できる授業づくり」に取り組んでいます。
今回はその取組の中のデジタル教育の充実について実践している校内自主研修会「D-Cafe」について紹介します。
「D-Cafe」は、情報機器の体験的・実践的なワークショップを通して、参加者自身のスキルアップを目指して行っている校内自主研修会で、今回の講師は本校情報教育部のアドバイザー、後藤教諭です。
研修では、楽しみながら参加者同士が積極的に情報を交換し、学びを深めました。
これは、中学部の生徒が身のまわりのものを撮った写真に目を付けてオリジナルのキャラクターを作ったものです。
情報機器を味方にして、活用しながら、子供たちの「学んで楽しい」「分かってうれしい」につなげていきます。
文責:教頭 種子永
命と人権を守る教育環境づくり
4月21日(月)、スクールカウンセリングに関する職員研修を行いました。研修講師は、本校スクールカウンセラーの上原美智代先生です。
研修では、言葉で表現することが苦手な子供が塗り絵やカードゲーム等遊びを通して自分の気持ちを表現する事例や子供が持っている強みを生かしたカウンセリングの事例等、本校でのカウンセリングの現状について共通理解を図ったり、スクールカウンセリングについての演習を行ったりすることで、スクールカウンセラーの先生を含めた子供たちの支援について理解を深めました。
本校は、重点目標の一つに「命と人権を守る教育環境づくり」を挙げ、子供たちが安心して学び、生活できる教育環境の整備に取り組んでおり、家庭や地域、関係機関等と連携しながら子供たちの心身の健康を育んでいきたいと考えています。
スクールカウンセラーの上原先生への相談を希望される場合、また、気になることがありましたら学校までお知らせください。
文責:教頭 種子永
転退任式を行いました
定期異動により本校から13人の先生方が転退任することとなり、3月26日(水)、転退任式を行いました。
転退任式には子供達や保護者や放課後等デイサービスなど、たくさんの方々に来ていただきました。
先生方は、子供達や保護者、地域の方々への感謝、学校での楽しかったこと、子供達に大切にしてほしいことを伝えていました。
今までかもと稲田支援学校を支えていただいた先生方、本当にありがとうございます。先生方の今後のご活躍を祈念しています。
ホームページ200,000アクセス達成
去る2月16日に、本校ホームページへの累計アクセス数が200,000件に到達しました!
100,000件を達成したのが去年の1月31日だったので、およそ1年でさらに10万回の閲覧をいただいたことになります。見ていただいてありがとうございます!!これからも、学校の取組をたくさん発信していきたいと思います。
また、今年度学校として2件の表彰を受けました。一つは、熊本県教育委員会「体力向上優良校」もう一つは熊本県学校保健会「健康教育推進優秀校」です。その名に恥じぬよう、児童生徒の体力の向上、健康の維持増進に向けて、家庭や地域と連携しながら引き続き取り組んでいきたいと思います。
なお、表彰状は小中学部校舎玄関内に掲示しています。来校の折にはご覧ください。
これも学校の「軌跡」になっていくものだと思いながら掲示させていただきました。(文責:校長 土井)
卒業前の健康教育 ~当たり前だけど大事なこと~
高等部3年生では、卒業を前に「当たり前だけど大事なこと」として、健康教育が行われました。
今回は
1 睡眠と食事、排泄など「生活」について
2 歯のみがき方、歯周病など「歯・口の健康」について
3 服薬方法など「医薬品」について
4 体とこころなど「生と性、身近な相談機関」について
学習しました。
本校の最上級生として、明るく元気にみんなを引っ張ってくれている3年生。卒業後も健康で安全な生活を送ることができるよう、今回、学んだことを実践してくれることを願っています。
文責:教頭 種子永
山鹿市防災のつどいに参加しました。
1月17日(金)、高等部3年生が、あんずの丘で行われた山鹿市防災のつどいに参加しました。
防災のつどいでは、各ブースに展示されている非常食や救援物資など、防災に関する展示物を見たり、住宅地に見立てた箱を振動させ、地震によって液状化現象を起こす体験をしたりして、自然災害についての理解を深めました。
また、AED体験や消火体験を行い、非常時に適切な行動がとれるよう学習を行いました。
災害はいつ起こるか分かりません。防災に対する知識や意識を高め、災害が起こった時に適切な行動がとれるよう、継続した防災教育を行っていきます。
文責:教頭 種子永
鹿本農業高等学校生と交流学習を行いました。
11月18日(月)、鹿本農業高校3年生の皆さんと本校1年生が、交流学習を行いました。
まず、初めにグループごとに名前や好きな花や食べ物等を含めた自己紹介を行った後、パンジーやなでしこ、ネメシアの寄せ植えを行いました。
学習中は、本校生が鹿本農業高校生に苗の植え方や堆肥の量等、花苗栽培のことを教えてもらったり、学校生活の出来事を話したりしながら、楽しく、和やかに寄せ植えを作ることができました。
作成した寄せ植えは地域に「鹿本農業高校・かもと稲田支援学校共同製作」として設置していきます。
これからもコミュニケーションを図るとともに、農業の楽しさや大切さを知りながら、共に学びあっていきたいと思います。
文責:教頭 種子永
収穫の秋
10月に開催した「かもと稲田まつり」「かもいなフェス」の販売会では、中学部・高等部ともに作業製品を完売し、大きな達成感と人に喜ばれる幸せを味わうことができました。現在、気持ちも新たに、作業学習に取り組んでいます。
高等部農園芸班では、新たにズッキーニの栽培に取り組み、先日初めての収穫を行いました。
穫れも穫れたり(?)18本! うち2本を購入し、調理してみました。
つくった料理は2品。ひとつは「ズッキーニとナスの揚げ焼き」もうひとつは「ズッキーニとパプリカのラタトゥイユ」みずみずしいズッキーニが良い仕事をしています!どちらもおいしくいただきました。
生徒たちは作業学習を通して、働くことや社会参加の意義を理解し、必要な知識や技能を身につけるとともに、将来のよりよい職業生活と地域社会への貢献に向けて、実践的な学びを積み重ねています。
次回の販売会ではより多くの方々に喜んでいただける製品とおもてなしで皆様をお迎えする予定です。ご期待ください!!(文責:校長 土井)
かもいなフェスに向けてその2
本校は、10月27日(日)、かもいなフェスを行います。フェスは、鹿本商工高校の商工フェスタと同時開催で、鹿本商工高校の生徒さんや地域の皆様ともかかわり、交流を図っていきます。
今回は、本校農園芸班の様子を紹介します。農園芸班はフェスに向けて、大根、ほうれん草、パンジーの花苗を育てています。
今年は、例年より暑く、植物がゆっくり成長していますが、かもいなフェスで少しでも多く出品できるよう、みんなで協力しながら育てています。
かもいなフェスのスローガンは笑顔満祭~One for All ,All for One~です。笑顔で取組む生徒たちの学習の成果をぜひ、ご覧ください。
文責:教頭 種子永
かもいなフェスに向けて
本校は、10月27日(日)、かもいなフェスを行います。フェスは、鹿本商工高校の商工フェスタと同時開催で、鹿本商工高校の生徒さんや地域の皆様ともかかわり、交流を図っていきます。
今回は、本校クラフト班の様子を紹介します。クラフト班はフェスに向けて、みんなで協力してトートバック、エコバック、巾着、ティッシュペーパーケース、コースターを作っています。いろいろな柄を用意していますので、当日は手に取って、ご覧ください。
かもいなフェスのスローガンは笑顔満祭~One for All,All for One~です。笑顔で取組む生徒たちの学習の成果をぜひ、ご覧ください。
文責:教頭 種子永
心の学びの取組について
9月27日、スクールカウンセラーの上原美智代先生から、カウンセリングに加えて、高等部1年生に「上手な断り方」、3年生に「自分の強みを知ろう」という内容で講話をしていただきました。
1年生は上手に断るために、話す内容や話し方・態度に留意して、自分の気持ちが相手に伝わるためにどう断るかを考えました。
3年生はチェックリストにより、自分の考え方のクセを知り、短所をポジティブに考えて、長所を探していきました。
本校では、家庭や地域、関係機関等と連携しながら子供たちの心身の健康を育んでいきたいと考えています。
スクールカウンセラーの上原先生への相談を希望される場合、また、気になることがありましたら学校までお知らせください。
文責:教頭 種子永