学校での出来事
令和4年度 卒業式
3月1日(水)、令和4年度卒業証書授与式を挙行いたしました。3年ぶりにマスク着用が緩和され、晴れやかな笑顔で入場する卒業生の姿が見られました。
卒業証書授与では、174名の卒業生を代表して、それぞれの科(コース)3名の生徒が学校長より証書を受領しました。
みらい創造科スポーツ健康科学コース 川口くん
みらい創造科グローバル探究コース 松房さん
普通科 靏くん
校長式辞では、卒業生にはなむけの言葉が贈られました。
「皆さんや皆さんの周囲の方々、もっといえば、全ての人々が幸せに、平和に暮らせる社会を作り上げるために、皆さんが鹿本高校で培った力を存分に発揮してください。」
熊本県教育委員会あいさつ
熊本県教育庁教育総務局学校人事課審議員 平井一郎 様
来賓祝辞
PTA会長 中野 真二 様
送辞では、在校生を代表し、塩田さん(生徒会長・2年生)から、卒業生への感謝の言葉が贈られました。
答辞では、高校生活の思い出とともに、支えてくれた保護者の皆様や在校生、学校職員への感謝が述べられました。
式歌斉唱「仰げば尊し」、校歌斉唱
式後の行事では、保護者を代表して山品様から、「日々、子どもたちが成長する様子を目の当たりにし、鹿本高校に通わせてよかった」とお言葉をいただきました。
全国読書感想文コンクール入賞
読書感想文コンクール熊本県審査において最優秀賞を受賞した本校生の作品が、
第68回青少年読書感想文全国コンクール サントリー奨励賞
を受賞しました。全国で290万編(小学校~高校)を超える読書感想文が生み出され、その中から、高等学校の部では自由図書・課題図書それぞれで10作品ずつの入賞という狭き門を突破しての受賞となりました。
『フランケンシュタイン』(メアリー・シェリー著 小林章夫訳 光文社)を題材にした感想文は、人間が自分本位な考えのもとに科学技術を進歩させてきた一方で、その責任を果たすことができていない現状に鋭く切り込む内容となっており、人類のこれまでとこれからについて思考した過程がうかがえました。
また、受賞者在籍校である鹿本高校としても「サントリー学校賞」をいただきました。
今後も生徒が本とふれる機会を大切にしていきたいと思います。
第5回山鹿創生塾
2月25日(土)13時から山鹿市民交流センターで行われました。本校から16名の生徒が参加しました。今回は、鹿本高校OBでもある株式会社パストラルの市原邦彦様から「ご当地アイスができるまで」の題目でご講演をいただきました。
小ロット多品種という少ない量で様々なものを作るというもので年間300種類のアイスを製造されていたり、米を作る際に合鴨を利用して無農薬でされていらっしゃったりするお話を聞くことが出来ました。
またケーキ屋riccaをオープンする際に色んなところから来れるお店にしたいということで内装などにこだわり、たくさんの工夫をされていらっしゃることも聞くことができ、多くのことを学ぶことができました。
講演後はグループ討議を行い、講演内容のまとめや今後に生かしていきたいことを話し合いました。
短い時間の中で多くの事を学ぶいい機会になりました。
第8回高校生国際シンポジウム
2月21日(火)〜22日(水)に鹿児島県宝山ホールで行われました。日頃から取り組んでいる課題研究の発表として全国から多くの高校生が応募し、本校からスライド発表1組、ポスター発表1組が選ばれ発表を行いました。他校生の発表や研究内容のレベルの高さに驚きつつも自分たちの取り組みについて様々なアドバイスをもらい、さらに研究を深めるきっかけになりました。また他校の高校生と意見交換や交流することができ、いい経験になりました。
スライド発表
2年 井上、高木、星子、山品 「植物の細胞分裂にアロマの香りは影響するのか」
ポスター発表
2年 池邉、井上 「廃棄されているワインの搾り滓で歯磨き粉を作る」
「菊池川流域高校生サミット」に参加しました。
2月18日(土)、八千代座、八千代座交流館にて「菊池川流域高校生サミット」が行われました。11時から12時までは、八千代座交流館にてポスターセッションが行われ、最初に自己紹介を兼ねて研究内容を発表しました。本校からは2年4組の志柿さんが参加し、「えこめ牛」と「古代米」を使った特産品の研究を発表しました。
午後からは2年2組の丸山君のスライド発表が八千代座でありました。各学校地域の発展のためにこの1年間研究してきた内容を発表しました。丸山君は「行政アプリ」に関しての発表を行いました。最後に表彰が行われ、鹿本高校は「笑顔が太陽で賞」を受賞しました。今回の発表は、「和紅茶が山鹿市が初めて政府の認定を受けた」など初めてを聞くことが多く、生徒の考える幅が広がったように思えました。
【2年生音楽選択】ピアノの発表会を行いました!
2年生の3学期の授業では楽器の王様「ピアノ」に挑戦しました。
3学期になってからという短い期間にも関わらず、集中して取り組み1曲完成させました。
初心者もいましたが選択者全員が見事に上達していき、本日はソロで演奏し発表会ができるまでになりました。
今回の授業ではピアノがただ弾けるようになるだけでなく、将来ピアノを趣味にできるように、譜面の読み方や効果的な練習の取り組み方とアイディアなども学びました。
生涯を通して音楽を愛好してくれると授業者としては大変喜ばしいものです。
(文責:前村)
高校生のための保育ボランティア講座修了式
2月15日(水)山鹿市社会福祉協議会が主催されたボランティア講座に参加し、保育園等でのボランティア活動に従事した5名の生徒に修了証が授与されました。
積極的に参加する姿勢にとても感心しています。今後も多くのボランティア等の機会がありますので多くの人が積極的に参加したくれることを期待しています。
山鹿市青少年健全育成大会
2月11日(土)に山鹿市民交流センターで行われました。本大会は「地域で子どもを守り育てる」という目的で開催されており、青少年の非行防止や家庭や地域社会の教育力向上に向けた大会決議や講演、各学校の実践発表が行われました。
本校からは、司会や受付などのボランティアに12名の生徒が参加しました。また、実践発表では2年生の耕さんが「ブラジルチドメグサの活用〜外来種で血圧をさげよう〜」というテーマで、田中さんが「あずかりさんでつくる日本のティアハイム」というテーマで発表しました。参加した生徒たちがそれぞれの場所で活躍し、いい経験になりました。
第3回学校運営協議会が開かれました。
2月6日(月)に、第3回学校運営協議会が開かれました。
令和4年度の総括として、委員の先生方から御意見をいただきました。
委員の皆様方、今年1年ありがとうございました。
大学出前講座(建築系)を実施しました。
2月1日(水)、北九州市立大学国際環境工学部、環境デザイン学科の教授・福田展淳先生をお招きして、『建築デザインへの招待』というテーマで1時間の講座を実施していただきました。建築に興味のある生徒はもちろん、興味のある文系の生徒や進路を考えている1年生などで14名の生徒が参加しました。講座の内容は、建築がただ建物を作ったりデザインを考えたりするのではなく、環境への配慮やエネルギー(エコ)を考えた設計、街づくり、都市計画などを考慮している内容をお話しいただきました。建築一つにとって見ても、学校で学ぶ様々な分野が折り重なって社会に貢献していることを学ぶことができました。
第4回山鹿創生塾
1月28日(土)13時30分~山鹿市民交流センターで第4回山鹿創生塾が開催されました。鹿本高校から10人の生徒が参加し、本校OBでもある瀬口力様から『家づくりの常識を覆す』をテーマにご講演をいただきました。その中で参加した生徒に向けて「昨日の自分よりも今日の自分を向上させていく『向上心』の重要性」を伝えていただきました。そのことから物事を前向きに捉え、常に次のことを考えていく大切さを学びました。その後他校生とともにグループワークを行い、本日の公演のまとめや意見交換などを行いました。
【金メダリスト】阿部詩選手 特別講演会
1月27日(金)6限目、「阿部詩選手 特別講演会」を行いました。
講師:阿部 詩 様(日本体育大学4年生、2020東京五輪柔道女子52kg級金メダリスト)
森 和輝 様(日本体育大学助手・阿部選手トレーニングパートナー、本校平成26年度卒業生)
本校卒業生の森和輝様が、母校の生徒たちの為にとの想いから、金メダリストである阿部詩選手を招いての特別講演会が実現しました。生徒たちからの質問にお二人が答えるという対話形式で行われ、「試合当日のモチベーションを保つにはどうすればいいか」、「ケガをしないためにどのような工夫をしていますか」、「成績が振るわないときはどうすればいいのか」など、様々な質問に答えてくださいました。
阿部詩選手のサイン色紙をかけたジャンケン大会で大盛り上がりでした。
大変貴重な金メダルを生徒たちに触れさせてくださいました。なんと全員にです!
生徒会長の塩田さんからお二人に謝辞が述べられました。
講演後、生徒たちと集合写真を撮りました。
本校のマスコットキャラクター「しかモン」と記念撮影です。
興奮冷めやらぬ生徒たちからのサイン攻めにも笑顔でご対応いただきました。
本校柔道部の生徒たちや地域の小中学生にご指導をいただきました。
お忙しい日程の中、本校生徒たちのために御来校いただきありがとうございました。阿部詩様、森和輝様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。
山鹿灯籠浪漫・百華百彩に本校生徒が協力しました。
3年ぶりに開催される「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」のイベントに本校生徒が協力しました。
「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」とは、山鹿市では「来民うちわ」の他にも昔から和傘が作成されていたとのことで、和傘に色付けを行って特設展示場に展示し、夜にはライトアップされる幻想的なイベントです。
今年3年ぶりに復活するとのことで、3年生の生徒有志が快く協力してくれました。
皆様方も、八千代座周辺にて行われますので、ぜひお越しください。
下は、「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」のリンクです。
トイレ改修工事が完了しました
8月初旬から改修工事を行っていた南・北教室棟(1~3階)、管理棟(1~3階)のトイレが新しくなりました。
・床はすべて乾式(ドライ化)
・手洗いは洗面ボウルを設置し、歯磨き動線も考慮された稼働効率のよい配置を実現
・便器は、すべて洋式・温便座・洗浄機能付き
・多目的トイレはオストメイト対応
南・北教室棟
管理棟 多目的トイレ
「ばとん・ぱす vol.68」が発行されました
熊本県教育広報誌「ばとん・ぱす vol.68」が発行されました。
下記URLより御覧ください。
【URL】
3学期 始業式
1月10日(火)、表彰式、始業式を各教室へオンライン配信する形で行いました。
表彰式では、運動部と文化部で活躍した2名の生徒に賞状やトロフィーが渡されました。
【弓道部】
令和4年度第41回全国高等学校弓道選抜大会熊本県予選大会
女子個人 優勝 1年4組 大渕さん(山鹿中出身)
【吹奏楽部】
第26回熊本県高等学校文化連盟吹奏楽専門部新人コンクール吹奏楽部門
銀賞 代表 2年2組 中村さん(菊池南中出身)
始業式では、石村校長先生が式辞の中で「周囲の方々への感謝」について話されましたので、一部抜粋して紹介します。
感謝とは、「ありがとう」という言葉を伝えることばかりではありません。時に励まし、時に話を聞き、時に同級生が頑張る環境を整えることかも知れません。
何が感謝にあたるのかは、自分自身で想像力を働かせてみると、自然とその人たちに対する優しさが生まれ、自分のとるべき行動も変わってくることと思います。
高校3年間を通じて、「何か真剣に頑張ることによって、人として成長して欲しい」という思いは、鹿本高校で皆さんに関わる全ての先生方の願いです。
読書感想文コンクール県審査結果
第68回青少年読書感想文全国コンクール県審査の結果が発表され、鹿本高校の代表として出品した3作品すべてが、優秀賞以上を獲得するという快挙を成し遂げました。どの作品も、本を通しての発見と鋭い考察がなされており、日頃の授業や探究活動を通して思考を深めてきた賜だと感じます。最優秀賞を受賞した中川さんの作品は、熊本県の代表として全国コンクールにも出品されました。
読書感想文のタイトルと題材の書名を紹介します。
【最優秀賞】1年 中川さん(七城中学校出身) 「本当の怪物」
メアリー・シェリー著 小林章夫訳『フランケンシュタイン』
【優秀賞】2年 福山さん(三加和中学校出身) 「人生に生きる意味を持たせる」
ヴィクトール・E・フランクル著 池田香代子訳『夜と霧 新版』
【優秀賞】2年 田中さん(菊池南中学校出身) 「いじめの根源は、誰もがもつあの感情だった」
奥田英朗著『沈黙の町で』
第3回山鹿創生塾
12月24日(土)13時〜山鹿市民交流センターで第3回山鹿創生塾が開催されました。鹿本高校から12名の生徒が参加し、本校OBでもある江里口匡史様から『オリンピックを経験して熊本の皆さんに伝えたいこと』をテーマにご講演をいただきました。その中で参加した生徒たちに向け「山鹿から世界へ」とメッセージを送られました。参加した生徒たちも挑戦することや失敗を生かして行くことなどの大切さを改めて学ぶ時間になりました。その後、他校生とともにグループワークを行い、本日の講演のまとめや意見交換など行いました。
募金活動
生徒会執行部を中心に校内で募金活動を行いました。多くみなさんが協力していただきとても感謝しています。今回協力していただいた募金は生徒会役員で山鹿市社会福祉協議会へ赤い羽根共同募金として納付してきました。また、日本赤十字社とユニセフ協会にも募金させていただきました。みなさんのご協力本当にありがとうございました。
2学期終業式
12月23日(金)、2学期表彰式、終業式を各教室や自宅から参加できるようにオンライン配信形式で行いました。
表彰式では、運動部、文化部の団体や個人、その他にも様々な活動で活躍した生徒たちに賞状が渡されました。
・表彰者一覧(pdf)
続けて行われた終業式では、石村校長先生が式辞の中で「チームワーク」について話されました。一部を抜粋してご紹介します。
(団体スポーツにおける)本当の意味でのチームワークとは、「自分の力量を大いに高める努力を、真剣に続けること」だと思うのです。さらに、自らが高い技術を身に付けているのであれば、「味方が次のプレーをしやすいように、自分から味方のために行動する思いやりをもつこと」も必要です。
学習におけるチームワークとは、一人一人が自覚をもち、高い目標を掲げ、自分の潜在能力を引き出すために課題や、予習・復習に真摯に努力することです。
多くの生徒たちが、2学期もよく頑張りました。人は皆、期待されています。次は「自分が、チームに貢献できる人になる」、そういう決意をして、冬休みから3学期にかけて過ごしてくれることを心から期待しています。