「ひと・もの・資源の宝庫」上天草で未来を切り拓くリーダーの育成
2020年9月の記事一覧
上天草プロジェクトⅠ~地域理解講座④~
今日の上天草プロジェクトⅠは地域理解講座④「上天草市の福祉について」
社会福祉法人 姫戸ひかり会 高齢者福祉施設 ひかりの園 施設長 深谷 誠了 様に講師をお願いしました。
福祉とは何か。上天草の課題、現状とこれからのことを交えてお話しいただきました。
社会福祉とは、介護や育児、収入や財産など、一般的な生活問題を解決するもので、人々の幸福を目指してお手伝いをしていくという面があります。医療と福祉を対比させると、医療は個体的生命の維持存続であり、福祉は社会的生命の維持存続であるといえます。
人口減少社会の中で現状では、縦割りで行政任せであったり、サービスを行うもの任せであったり、制度の枠内の取組であったりすることで機能不全に陥る、または無理がきているところがあります。そこで、これからは行政任せのところを地域発、住民発にし、サービスを行うもの任せのところをサービスを受ける側発にし、制度の枠内の取組を制度の後付けにできるようにしていかなければなりません。そのためにも地域全員参加の地域づくりが重要になってきます。
生徒たちはメモを取りながら真剣に耳を傾けていました。生徒たちからは上天草の福祉について多くのことを知ることができてよかった。また、福祉とは1人1人と向き合って、支えられる側となる人を主体としてサポートすることであると気づかされました。といった意見を聞くことができました。
高校生特派員vol.21
上天草高校1・2年生全員が、地域の課題を解決する活動を行っています。
「宮津地区将来構想」
上天草市が進める、宮津地区の将来ビジョン策定に上天草高校生が参画しています。
「天草しろう部」の活動
来年は、天草四郎生誕400年。「天草四郎と上天草をもっとよく知ろう」を合い言葉に、市観光おもてなし課や熊日新聞社などと協働して、さまざまな活動に取り組みます。
各分野の専門家の方をお招きして、お話しやご支援をいただきました。
上天草に住みながら、あらたな発見や気付きをし、もっと知りたい!もっと考えたい!と思うようになりました。
たくさんのアイデアが浮かんでいます。実現に向けて、地域の方々と共に頑張っていきます。
※広報上天草は上天草市公式HPにも紹介されています。
(協働)しろう部「しろう本」②~取材計画の立案~
しろう本の制作は、具体的な企画の設定と取材計画の立案を行いました。
今回も多くの方からアドバイスをいただきながら、新しい天草四郎を探していきます。
(協働)新生活様式ステッカー~制作会議~
先日選出された原案を元に、レイアウトや着色について、上天草市新型コロナウイルス感染症対策課のみなさんとディスカッション!
キャラクター「あマスク四郎」だけでも数種類のパターンを提示。
まさに試行錯誤でデザイン案が完成!
微調整のために数日いただくことになりました。
上天草プロジェクトⅠ~地域理解講座③~
今日の上天草プロジェクトⅠは地域理解講座③「上天草市の観光について」
上天草市観光おもてなし課 観光振興係長 寺中寛人 様にお話ししていただきました。
上天草市の魅力は?なぜ観光に取組んでいるのか。上天草市の観光の課題、高校生ができる観光の取組、の4項目についてお話しいただきました。
上天草市では、人口減少という課題を抱えています。
人口減少が及ぼす影響の一つとして、消費が縮小していき地域経済が停滞、衰退していきます。人口減少を食い止めることは容易ではありません。したがって、まずは消費の縮小を穴埋めしていかなくてはなりません。ではどうやって消費の縮小を穴埋めするのか。観光資源が豊富にある上天草市では、「観光」によって外貨を獲得することが重要になってきます。観光を充実させるための上天草市の取組として、① 閑散期に観光客を増やす、② 市内全域に観光客を周遊させる、③ インバウンド(外国人観光客)の受入れ、④ 雨の日でも楽しめる観光スポットの充実、⑤ アクセスの利便性の向上、⑥知名度の向上(上天草市を知ってもらう)、といったものがあります。
また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による観光業へのダメージはとても大きいもので、上天草市として緊急宿泊助成事業を県内で最も早く開始したことで、高い利用率となりました。
最後に、高校生の若い力と創造力・郷土愛で、一緒に世界に誇れる観光地「上天草」を目指しましょうとエールをいただきました。