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上天草プロジェクトⅠ~地域理解講座④~

今日の上天草プロジェクトⅠは地域理解講座④「上天草市の福祉について」

社会福祉法人 姫戸ひかり会 高齢者福祉施設 ひかりの園 施設長 深谷 誠了 様に講師をお願いしました。

 

福祉とは何か。上天草の課題、現状とこれからのことを交えてお話しいただきました。

 

社会福祉とは、介護や育児、収入や財産など、一般的な生活問題を解決するもので、人々の幸福を目指してお手伝いをしていくという面があります。医療と福祉を対比させると、医療は個体的生命の維持存続であり、福祉は社会的生命の維持存続であるといえます。

 

人口減少社会の中で現状では、縦割りで行政任せであったり、サービスを行うもの任せであったり、制度の枠内の取組であったりすることで機能不全に陥る、または無理がきているところがあります。そこで、これからは行政任せのところを地域発、住民発にし、サービスを行うもの任せのところをサービスを受ける側発にし、制度の枠内の取組を制度の後付けにできるようにしていかなければなりません。そのためにも地域全員参加の地域づくりが重要になってきます。

 

生徒たちはメモを取りながら真剣に耳を傾けていました。生徒たちからは上天草の福祉について多くのことを知ることができてよかった。また、福祉とは1人1人と向き合って、支えられる側となる人を主体としてサポートすることであると気づかされました。といった意見を聞くことができました。