上天草プロジェクトⅠ |
全学科・1学年 |
(目的) 地域の現状を理解し、その中から課題を発見し、分析する力、克服して解決に導く力を養う。また、発表を通じてプレゼンテーション能力を養う。 (内容) 年度当初の1学期を中心に、地域を幅広く理解するために、地域行政や産業界等による連続講義を実施する。「上天草市の現状と未来」「上天草市の観光」」「上天草市の水産振興」「上天草市の海運業の現状」等を計画しているが、カリキュラム開発等専門家の主導で、コンソーシアムの意見を取り入れながら実施する。 また、地域の諸問題を題材としたプロジェクト学習としてビジネスプランの作成に取組む。単なる「調べ学習」で終わらぬよう、フィールドワークや地域住民との「語り合い」、大学教授による指導助言、市役所職員による協働フィールドワークや指導助言等を計画している。市役所職員との関わりについては、市役所各部各課からコンソーシアムに参画していただくことを強みに、きめ細やかな人員配置と指導助言を行っていただく体制が整備されている。また、コンソーシアム構成機関内で連絡調整を密に行い、深い学びかつ地域に還元できるプロジェクト学習を構築したい。 生徒の研究成果は、ポスターセッションやスライドを使ったプレゼンテーションで発表する機会を全生徒対象に設ける |
上天草プロジェクトⅡ |
全学科・2学年 |
(目的) 同じ課題意識を持った少人数で班を編成し、課題研究を行う。共通の課題解決に向け協業力を高めながら解決に向けてビジネスプラン作成等、創意工夫する。 (内容) 上天草プロジェクトⅠのプロジェクト学習をさらに深化させ、それぞれの研究課題に対してコンソーシアム構成機関が主体的に関わり、フィールドワーク等を実施していきたいと考えている。 さらに、生徒企画で対外的なイベントを企画し、ビジネスプラン等の実証実験の場を設けることができるよう、地域の協力者と生徒自身が協議できるよう働きかける。 また、カリキュラム開発等専門家が主導して年間指導計画の効果的な立案や進捗状況の管理を行い、常にコンソーシアムで共有し、検証ができるような体制を構築する。 生徒の発表の成果は、ポスターセッションや研究成果発表会でプレゼンテーションするだけでなく、プロジェクト学習を進める中で、関係者に説明したり、説得するような場面を創出することで、日常的にプレゼンテーション能力を活用できるような場面設定を行う。 |
地域起業研究 |
普通科・2学年 |
(目的) 地域現状の課題に対し、論理的思考によって解決の糸口を導き出す力を養う。論理的に課題に取り組む姿勢を身に付けることは、数学、英語、理科、情報、家庭、地歴・公民等とも密接に関わりがあるため、関連付けて融合しながら学び、応用する力を養う。 (内容) 「地域のおける起業」をテーマにし、上天草プロジェクトより限定的な課題を設定し、専門家によるレクチャーを受けながら課題解決(作品制作)に取組むことで、より自由な発想で探究活動を深化させるための、知識・技能・態度を養う。 具体的には、「商品の開発と流通」「ウェブページの制作とデザイン」「情報コンテンツの制作」を予定しており、専門家による授業および企業との協働活動を実施する。企業および商品のターゲットを明確にすることで、外国語や家庭・理科の知識が求められることから、科目横断型の知識・技能の習得へとつなげたい。 |
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