学校の敷地内には、約150種類、大小約2000本の樹木があります。
これらに囲まれた、学び舎の風景を管理するのは造園科。熊本県では、ここにしかない学科です。
どこの学校にも草木はありますが、私たちは教材として学び続けています。
造園科2年生の総合実習、主に庭木を管理するための知識や技術の習得に励んでいます。
もちろん、My剪定道具も持っています。
この日は、フウやイチョウ等、高い木の剪定に挑戦!足がすくむ高さ、自分との戦い。
安全を確認しながら一歩、一本、丁寧に。
落葉樹は冬場に剪定をすると、風や光の通りが良くして、カラダの調子を整えます。
こうして、鮮やかな緑を生み出すのです。
はじめは、無理だと諦めていました。ここにしかない実学を重ねるうちに、自分の苦手を
少しずつ克服できてきました。目に見える達成感で、自信が深まっていることを実感。
子どもの頃は登って満足、今ではそこで仕事をします。理由があるから、上を目指していくのです。
明日もまた、がんばろう!
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