2016年9月の記事一覧
生物部 ミカンの変化
以前紹介したように、第二高校生物室前の花壇にミカンが植えられています。品種は不明です。(多分、温州ミカンには間違いないかと思いますが、)
例年、こぶし大の果実を数個実らせるのですが、今年は直径5cmほどの実を40個ほどつけました。昨年までは、酸っぱいか、またはほとんど味がしないといった決して食用に適するものではありませんでした。ところが、今年は普通に食することができる糖度を含んでいるようです。
ところで、昨年まで食べられるようなミカンではなかったのに、どうしてここまで味が変化したのか?大きな疑問です。夏の気候の影響か、それとも地震の影響なのか、科学的な根拠がないので原因は不明です。とりあえず生物部では、大切に育てていきます。
これから生物部の研究発表やコンテストなど続きます。現在の研究テーマのまとめに、放課後は忙しい日々を送っています。
生物部 まだまだ暑い日が続いています!
秋の彼岸過ぎだというのに、日中はまだまだ汗ばむような夏の暑さが感じられます。朝晩の過ごしやすさが、秋の気配を感じさせてくれます。
第二高校の正門から東に延びる道路沿い(東区役所前)には、ヒガンバナが見ごろを迎えています。蕾の株もたくさんあるので、しばらくは鮮やかな赤い花を観賞できると思います。
歩道横に鮮やかな花を観賞できます
もうすぐ開花しそうな蕾です
正門が復旧しました!
先日、地震以来、約5カ月ぶりに正門の門柱が復旧されました。第二高校が地震から一歩ずつ確実に前進していることを実感します。門柱の復旧に合わせたように赤い花が咲き誇っています。みなさん、どうぞ見てください。
生物部からの案内でした。
生物部 学校説明会
9月17日の午後から中学生を対象とした学校説明会がありました。例年、理数科希望の中学生は高校の授業で行う実験を体験してもらっています。その実験の指導は生物部を中心に生徒で行います。
今年度は、カタラーゼを用いた酵素の性質を調べる実験と葉脈標本の作製を行いました。少し時間が足りない感じもしましたが、無事に終わることができました。中学3年の皆さん、ありがとうございました。
参加した中学生以上に緊張しましたが、実験の手順、そして第二高校理数科の説明ができたと思います。生物部2年生も理数科在籍の者が多く、中学生と実験を行いながら、楽しむことができました。
私たちにとっても貴重な経験になりました。
次は、来月開催される生徒理科研究発表会です。しばらく忙しい日々が続きますが、頑張って研究に励みます。
生物部 台風前日
台風16号の接近に備え、生物室周辺の植物の避難を行いました。最近は、秋雨前線の影響で、太陽が顔を見せてくれないためか、植物も元気がなさそうです。
校庭には秋の風物詩であるヒガンバナが赤い花を咲かせるようになりました。第二高校では、毎年この時期に校内のあちこちに赤い花を見ることができます。特に東区役所側道路沿いは南向きで日当たりも良く、ヒガンバナの群生が見られます。もうすぐその見ごろを迎えることができるかと思います。その様子は後日お知らせしたいと思います。
ヒガンバナは学名をLycoris radiataといい、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。有毒な球根性植物で、鱗茎にアルカロイド系の有毒成分を含むことで知られています。また、体細胞の核相が3nなので、種子を形成することができず、栄養生殖で増えていきます。
第3棟南側に顔を出したヒガンバナ
ヒガンバナの赤い花弁
健康教育室前の花壇には、季節外れの朝顔が咲いていました。雨の中、薄紫色の花が一際鮮やかに映りました。
雨の中鮮やか開花したアサガオ
生物部 夏の終わり
東棟の西側の花壇にヒマワリが咲いていました。人の背丈ほどのヒマワリです。よく見るとミツバチがせっせと蜜を集めていました。冬支度でもしているのでしょうか。
大きなヒマワリが咲いていました
蜜を集めるミツバチ
今日は、今春に卒業して大分大学に入学された生物部の先輩が顔を出されました。とても楽しそうに大学生活を語っていただきました。
生物部 新しい生物室
地震以来、生物室が使用できなくなり、私たち生物部の活動や理数科の課題研究の場所に困っていました。8月末に仮設校舎が完成し、2学期早々に生物室も東棟1階に引っ越ししました。まだ環境が十分に整っていないので、研究には少し苦労もありますが、活動場所が確保され、現在生徒理科研究発表会に向けて頑張っています。
今日は新しい生物室の様子を紹介します。
干潟調査で採集したさまざまなカニ
水槽のオオカナダモも元気です
黒板には活動予定が記入
生物室で飼育していた生物も新しい生物室に引っ越ししました。教室は狭いものの日当たりも良く、生物も元気です。特に干潟調査で採集したカニたちは元気いっぱいに活動しています。
生物部 秋雨の一日
昨日からの秋雨で、季節は一気に秋に向かいそうです。ついこの間まで夏だったのに、季節の移ろいは早いものです。
生物室北側には、昨年度理数科2年の課題研究の材料であったクチナシ10株が静かに生活しています。以前は日当たりの良い生物室南側に置いていたのですが、地震により南側が生徒の通路となり、北側に引っ越しました。生物部で、定期的に水をやったり、管理しています。日照条件は決して良くないものの、元気に葉を茂らせていました。しかし、開花も確認できていません。やはり光が足りないんでしょうね。秋から冬へ季節は移り、これから日照時間が少なくなります。もっといい場所への引っ越しを検討している最中です。
一方、クチナシの害虫であるオオスカシバは今年1匹も確認していません。クチナシの葉を見た限りでは、オオスカシバの食害もなさそうです。動物は地震などの自然災害を予知することができると言われています。オオスカシバが見られないのは、地震による影響なのでしょうか。
元気に育つクチナシ
校内を散策すると、生物実験室の床下から顔を出したオニヤブソテツを見つけました。どうやら光を求めて成長したようです。自然界の生き物の生命は本当にたくましい限りです。
また、東棟付近にはヒマワリの蕾がありました。夏はもう終わりですが、あと数日で開花しそうです。
顔を出したオニヤブソテツ
大きな蕾をつけたヒマワリ
今週土曜日は、中学生を対象とした学校説明会が開催されます。理数科希望者の体験学習では、酵素の実験と葉脈標本の作製を予定しています。今週は、放課後を利用して模擬実験の準備です。
生物部 学校説明会準備
9月17日(土)は、第二高校の学校説明会があります。例年、夏休みに実施していましたが、今年度は地震の影響もあり、この時期の実施となりました。
学校説明会では、理数科希望の中学生を対象に物理、化学、生物の体験学習(実験)を行います。生物分野の体験学習は、高校の教科書に出てくる酵素の実験と葉脈標本のしおり作製を行う予定です。
この体験学習の指導を理数科2年と生物部で行うので、現在その準備をしています。今週は、生物室前のヒイラギモクセイを使って、葉脈標本をつくっています。水酸化ナトリウム水溶液で処理した後、葉肉を落としていくのですが、この作業が根気が入ります。1年生部員3人で、地道に作成しています。当日は、参加した中学生の皆さんに、漂白した葉脈標本を染色してもらい、最後はしおりをつくってもらいます。例年、好評の体験学習です。
只今 漂泊中
葉脈標本の出来上がり!!
中学生の皆さん、17日に第二高校で会いましょう。楽しみに待ってます。 生物部より....
生物部 生物室前の植物
地震以来、生物室前の花壇の手入れもできていません。それでも植物はたくましく、いつも通りの姿を見せてくれます。今、生物室前は、サルスベリの白い花が咲き誇り、隣にはミカン(品種不明)が実をつけていました。今年は特にミカンが多くの果実をつけています。驚きです。自然界を生き抜く生命力なのでしょうか。
ミカン(品種不明)
サルスベリ
サルスベリの花の向こうには教室の灯りが見えます。熊本地震が発生してやがて5ヶ月になろうとしています。第二高校では、先日仮設校舎も完成し、平常通りの授業が行われています。もちろん、生徒も自然界の生物と同様、たくましく授業や部活動に取り組んでいます。
生物部は10月の生徒理科研究発表会に向けて、毎日研究に取組んでいます。今日も頑張ります。
生物部 活動再開!
4月の熊本地震以来、生物部の活動拠点であった生物室が立ち入り禁止となり、活動を縮小せざるをえない状況でしたが、先日仮設校舎の完成とともに東棟に生物室ができました。現在、活動を再開し、放課後も研究に励んでいます。
昨年度まで坪井川河口付近に生息する外来植物スパルティナ属の駆除方法等についての研究を進めてきましたが、区切りがついたので、今年度は同じ干潟に生息するヨシの生態を中心に調査しています。
研究の様子や部員の活動の様子は、部活動再開とともにこれから発信していきます。是非、第二高校生物部の活躍をご覧ください。