健康教育室アーカイブ

2018年5月の記事一覧

病院 3年生 救急救命講習

 5月24日、防火防災避難訓練がありました。
例年だと避難誘導訓練で終わりますが、今年は学年別研修があり、3年生は胸骨マッサージとAEDの使い方を学びました。
 講師には、熊本市東消防署と熊本総合医療リハビリテーション学院(熊リハ)の救急救命学科の先生と生徒さんに来ていただきました。
4月の職員研修の際にも、救急救命士の卵である熊リハの生徒さんにはわかりやすく指導したいただき、今回は3年生に熱心に教えていただきました!


まずは、『あっぱくん』という心肺蘇生トレーニングキットを使って胸骨圧迫(心臓マッサージ)を練習しました。1人30秒ずつ胸骨圧迫をしながら、交替していきます。「きつ~い」「まだ!?」「手が痛い」などの声も聞かれましたが、みんな汗だくになりながら頑張っていました。熊本市では、救急車到着までには平均8分かかるそうです。救急隊の方が来られるまで命を繋げられるのは、近くにいる人です!



次に、4人1組で、119番をする人・AEDを持ってくる人・胸骨圧迫をする人に役割分担をして、倒れた人を発見してから救急隊に引き継ぐまでを体験しました。
消防署の方の、見事な(もちろんプロですが・・)デモンストレーションを見せていただき、生徒たちは、少し恥ずかしがりながらも一生懸命取り組んでいました。




突然の心肺停止は、いつでも、どこでも、誰にでも起こりうるものです。
そんなとき声をかける勇気を持って、習ったことを生かしてほしいです。

        Don't be afraid. Just do it!
  一番の失敗はなにもしないこと!
      勇気をもって近づいて声を掛けよう!

 今年の文化祭では、保健委員会の発表を、この救急救命に関わるものを取り組もうと計画しています。みなさん、楽しみにしていてください!!