高等部通信

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交流及び共同学習 ~芦北高校~

 6月24日(月)に、今年度第1回目の交流及び共同学習を行いました。芦北高校農業科3年生の8人の生徒が来校してくれました。本校高等部の生徒は、この日の2週間前から生活単元学習「ちゃれんじガーデン」で、花作りを中心にした園芸活動に取り組んできました。それぞれのできることや得意なことを生かしながら、土ふるいやポットへの土入れ、種まき、水やり、生長した苗の移植等の活動の中から、その日に取り組む活動を選んだり、みんなで活動を分担したりして取り組みました。

 交流会当日は、それまで育ててきた花苗を、プランターに寄せ植えする活動に取り組みました。本校の生徒1人と芦北高校の生徒2人が一つのグループになり活動しました。本校の生徒の視線をしっかり確かめながら寄せ植えする花苗を一緒に選んだり、本校の生徒が活動しやすいようにプランターを支えたり、優しく手を添えて一緒に土をすくって入れたりするなど、協力しながら寄せ植えをしている様子が、それぞれのグループで見られました。できあがった寄せ植えプランターには、グループごとに撮った集合写真をパウチ加工して貼り付けました。

  

  

 最後に、感想を発表した後、ちょうどこの日が誕生日だった生徒に向けて、みんなでハッピーバースデイを歌い、和やかな雰囲気で交流会を閉じました。第2回目の交流及び共同学習は、2学期に予定しています。

運動会 ~「熱血甲子園」~

 6月2日(日)に、平成31年度(2019年度)運動会が開催されました。高等部では、運動会当日に向けて3週間の単元活動を計画し、取り組んできました。今年度の高等部競技のテーマは、“野球”。競技名を「熱血甲子園」とし、赤白の対戦形式で活動を繰り返しました。

 バッターは、棒の留め具を外すとゴムの力でバットが振られる装置を利用しました。プレイルームの床面を野球のフィールドに見立てて、打ったボールが止まった位置で、ヒットやホームランになり、また、相手チームの守備に捕球されるとアウトとなるといったルールでゲームを進めました。狙う打球の方向を決めたり、守備位置を調整したりする場面では、教師やチームメイトとやりとりをする様子が多く見られました。運動会当日までの対戦成績は、ほぼ互角。当日は、団席からの盛大な応援の中、一旦は点差が離れたゲームが、最後は、ホームランによる大逆転で勝負がつきました。

  

  

 今年度、少ない人数での単元活動や競技内容等をいかに工夫するかということが計画前からの一つの課題でした。制作活動を取り入れたり、会場の使い方や見せ方を検討したりする中で、新たな試みの成果もあれば反省点もあります。それらのことは、今後の様々な活動につなげていきたいと考えてます。