高等部へようこそ!
1学期を振り返って
昨年度末から、新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休校が続き、今年度は、5月19日(火)から自宅通学生のみで新学期がスタートしました。センター生は、6月8日(月)から登校できるようになり、高等部生徒3人(うち新入生1人)がそろっての入学式(高等部のみ)は6月9日(火)の実施となりました。
授業を再開するに当たって、当初予定していた年間計画を変更して取り組みました。最も大きな課題は、感染予防対策の徹底です。登下校時の導線や活動場所を限定し、他学部の児童生徒と交わらないようにすることや、活動時、生徒間の距離を保つこと、生徒の支援に当たる際の教師の位置、体位変換等、密着する支援を行う場合のフェイスシールドの活用、施設や使用教材類の消毒等、多岐にわたる予防対策を職員間で確認し合いながら取り組みました。
午前は、朝の会や生活単元学習といった集団での活動を中心に、午後は、自立活動や国語・数学といった個別の活動を中心に取り組みました。新型コロナウイルス感染拡大防止のための様々な制限がある中、それぞれできることや得意なことを生かしながら、また、周りの生徒の様子にも関心を示しながら、活動する生徒たちの姿がいろいろな場面で見られました。
ところが、生徒3人がそろって登校し、様々な活動に取り組むことができるようになって4週間、豪雨による浸水被害を受け、その復旧のため7月6日(月)から2週間の臨時休校となりました。1学期を7月31日(金)までとしていましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のためのセンター閉鎖も重なり、生徒3人での1学期の振り返りを行う機会がとうとう設けられませんでした。しかしながら、幸いにも1学期の活動を振り返り紹介する壁新聞を生徒3人で役割分担して7月20日(月)~22日(水)の間に作成していましたので、全員がそろったときにあらためて振り返る機会を設けたいと考えています。