「熊大ワクワク連続講義」にわくわく!
22日(土)、「平成29年度高校生のための熊大ワクワク連続講義」が実施されました。
文学部歴史学科の鈴木啓孝准教授による「「国語」なんてなかった!?~印刷技術の転換から考える日本の伝統文化~」と、生命化学研究部の首藤剛准教授による「薬学への招待~セルフメディケーションから薬学研究まで~」と題した2講座が開講されました。
暑い昼下がりでしたが、ワクワク感と熱気あふれる会場になりました。以下、参加生徒の感想の一部をご紹介します。
○「国語」なのに浮世絵や錦絵から始まって驚いたけど、最終的には国語のことで終わったのでさすが大学の先生だなと思った。今まで浮世絵や錦絵について詳しく話し合ったり、じっくりみたりする機会がなかったし、友だちが自分とは違う視点で違う意見をだしていたのでとても面白かった。実際には熊本大学に行かないと聞くことができない講義を自分の学校で聴くことができて、とてもいい経験になった。(1年 田崎さん)
○一番驚いたのは、国語の歴史が約117年しかないということです。ひらがなが統一されていなくても先祖たちは普通に文通できていたことなど、時代の移り変わりによってそれまであったものが忘れさられていくという現実を今回の講義で学ぶことが出来て良かったです。(2年 神田さん)
○海の中にいる微生物から薬を作り出す実験を聞き驚きました。僕も夏休みのASⅠの実験に生かしたいと思いました。(1年 古賀さん)
○今回の講義で薬の飲み方によっては危険なこともたくさんあることを知りました。今までとりあえず薬を飲んでおけば大丈夫だろうと思って、飲み物の組み合わせや時間帯などを考えていませんでした。これから特に体の弱い祖父母が薬を飲むときにはしっかり気にかけるようにしたいです。また薬学部は、がんなどの難病について一丸となって研究していることを聞いて、もっと薬学部のことを知りたいと思うようになりました。他にもまだ知らない学部や学科のことがあると思うので調べてみたいです。(1年 宮本さん)