授業のようす
書道の授業におじゃましました
中国の唐時代、九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい)の、基本点画の練習をしました。鋭い起筆と収筆、まっすぐな送筆が特徴です。
最初に横線の復習をして、その後、左のはらい、右のはらいと練習が進みました。
○ 左のはらいは、円右下の四分の一位を書くようなつもりで!
○ 右のはらいは、筆を立てて!
○ 穂先の2・3本を折り畳むために、穂先だけを少し左向きに入れて戻す!
○ 肘を脇につけたまま書くと最後のはらいが伸びない!
○ 肘でまっすぐに引いてきて、最後のはらいの時、穂先は上の面を書くように!
○ 最後のはらいでは、少し筆幹を時計回りにねじるような気持ちで!
○ ぐっと突き刺し、手首を返さず、腕全体ではらう!
次々と具体的な指示が飛びます。手本を書いて見せ、生徒の筆に手を添えて動きを確認したりと先生は大忙しです。生徒もどんどん書いていきます。疲れたといいながら楽しそうな1時間でした。
理科の授業で炎色反応の実験をしました
←実験道具 6種類の元素を含む溶液をそれぞれ炎の中にかざし、どの元素が含まれているか生徒が考えました。 | |
炎の色の変化を観察しやすくするため教室の電気を少し落として実験を行いました。 | |
炎の色は溶液に入っている元素の種類によって変わります。 | |
例えば銅が含まれている溶液では青緑色に見えます。 |
生徒の感想
・幻想的で楽しかった。
・似ていて分かりづらい色もあったがきれいだった。
・色がきれいで実際に花火をしているようだった。
理科の実験で亜鉛メッキをしたよ
2月24日2限 「科学と人間生活」の授業で亜鉛メッキをする実験をしました。
実験の手順を紹介します。
①硫酸銅水溶液に銀板を入れても変化はありませんが・・ | ②亜鉛板を入れると表面が黒ずんできました。 | ③しばらく整置し表面をはぎとり、引き延ばすと・・ |
④銅の光沢が見えます。硫酸銅の中の銅が金属に戻りました。これは・・ | ⑤金属に溶けやすさの順番があるからです。 | |
⑥亜鉛粉を水酸化ナトリウムと混ぜ、加熱したら、銅板を入れ、しばらく加熱したものを取り出し、水で洗うと、銅色の板が銀色になり、少し厚みが増していました。 | ⑦さらに、それをあぶる程度に加熱すると…。銀色の銅板が、一瞬で金色に変化!!すくに水で冷やします。 | ⑧できたものを真鍮といいます。 まるで本物の金のようにみえますが、、 |
⑨合金メッキである証拠に、ピンセットで削ってみると元の銅の色が出てきました。 | ※拡大図 |
生徒の感想
・うまくメッキができて良かった。
・メッキの金色がきれいでびっくりした。
理科の授業でブタの腎臓を解剖しました
12月16日・17日に生物の授業で、ブタの「腎臓」を解剖しました。先生から、腎臓の組織についての説明と、尿を作り、老廃物の排出や浸透圧(塩分濃度)の調整をするなど機能の説明を受け、先生が手順やポイントを確認しながら実際に解剖して見せてくれ、その後各自での解剖となりました。
最初は、恐る恐るの生徒たちも、じっくりと観察しながら学習ができました。
Q「人の腎臓もこれくらいの大きさですか?」
A「そうですね。これより少し小さいくらいですよ。ヒトの腎臓は縦約12cm横約6cm厚さ約3cmで握りこぶし大の大きさです。」
Q「コーヒーなどを飲むと、尿意を感じるのはどうしてですか?」
A「コーヒーの中のカフェインに尿をたくさん作る作用(利尿作用)があるからです。もっと詳しく言うならば、カフェインが腎臓の血管を拡げて、ろ過する血液量が増えるから、尿の量も増えるということです。
また、人間の腎臓では一日の原尿170リットルがこしだされ、その1.5リットルしか尿として排出されません」
Q「のこりの原尿はどうなるのですか」
A「再吸収といって、また、血管に戻ります。」
「腎臓に来た血液から、原尿が作られ、老廃物や過剰な塩分が濾しだされ尿となり輸尿管を通って体外に排出され、残りは吸収され血管に戻されるという働きをしています。腎臓は働き者ですね。」
①手を広げたくらいの大きさの腎臓の、膜をきれいに剥ぎ、サイズを測る。
輸尿管・腎動脈・腎静脈を手で確認する。
②腎臓の側面にナイフを入れる。 ③広げて、各部位を確認する。
腎臓解剖の生徒感想
・すごくきれいに切れた。また解剖したい。
・臭いが多少あった。皮をはぐときけっこう皮が強かった。中身に驚いた。
・頑張りました。なかなかこんな機会がないので、いっぱい触っておきました。
・腎臓を生で見る初めての実験だったのでためになりました。こういった構造なのかと、勉強になりました。
・腎臓から尿が出てきてそれどころじゃなかった。
腎臓の働きを感じ取れる、素晴らしい授業になりました。
ブタの目玉を解剖しました
まず、先生が解剖手順の説明をしながら、実際に解剖を見せてくれました。
目玉を瞳孔を上に向け水平に半分に切ると、内側の周りが黒くなっています。「どうして黒いのですか?」の生徒の質問には、「瞳孔から入った光が反射しないように黒いのです。」との先生の答え。納得して、実際にペアで解剖をしました。
ガラス体・網膜・最後には、透明できれいな水晶体を取り出し、新聞の文字に乗せてみます。新聞の文字が大きく見えました!
視神経は、鼻と耳とどちら側につながっているとおもいますか?
それは、鼻のほうです!
生徒の感想
・神秘的でした。
・眼球はきれいな球体ではなく、ゆがんでいた。触ってみると、ぬるぬるとすべった。
・自分の目もこういうのからできていると聞いて、びっくりします。
・グロテスクだったが、貴重な経験になった。
第7回くまもと「水」検定 3級を受検しました。
平成26年9月17日(水)に実施し、1年生(31名)、3年生、卒業生、職員の合計36名が受検しました。
くまもと「水」検定 とは、築城400年を迎えた熊本城を有する熊本の「水」に関する疑問や、知られざる熊本の水の魅力、熊本が抱える水の課題などについて楽しく学ぶご当地検定です。楽しく、面白く、役に立ち、気軽に参加できる全国初の水の検定です。熊本の水の魅力や地下水の状況などについて、市民の皆さんが楽しみながら水への意識を高め、地下水の保全や熊本の魅力づくりにつなげていくことを目的としています。
本校は、くまもと「水」検定に取り組み、4年目になりました。
今年の1年生の中には、小学校や中学校で3級検定にチャレンジしたことがある生徒もいましたが、担当の先生から、身近な江津湖や加勢川のこと、地域のお祭りのことなど、熊本の豊かな水文化にまつわる話を聞きながら、和やかな雰囲気で試験に挑みました。
約1ヵ月後に認定証が送られてくるのが楽しみです。
皆既月食を観察しました
満月が地球の影に入り、暗くなる皆既月食が8日夕刻より始まった。日本全国で起きるのは、2011年12月10日以来だそうで、本校でも早くから望遠鏡を準備し、理科の授業で「皆既月食の鑑賞」をした。
最初は素晴らしい月でした。
本校から見えた皆既月食の写真を掲載します。
・左下から徐々に影に入ります。(影の部分は赤く見えます)
・影に入ってしまって1時間くらい経つと、満月の左側から少しずつ明るくなり、
元の満月の戻りました。
数学の授業におじゃましました
2次方程式の解と係数の関係 難しそうだなと思いながら参加しましたが、やっぱり難しかったですね。 先生が赤・紫・黄のマグネットを出し板書にポイントして、「ここと、ここは同じ」とやったのには驚きました。 マグネットには物を貼り付ける以外の使い方があるんだぁと思った記者でした。 |
書道Ⅰの授業におじゃましました
最初に、生徒たちは墨を磨っていました。
生徒が墨を磨っている間に一人ずつ、前回提出していた作品の添削指導を受け、今日の課題をはっきりさせた後、それぞれの作品制作にかかりました。 |
作品制作に取り組みながらも、先生から個別指導を受けます。
作品ができあがり、それぞれの作品にコメントして授業が終わりました。
生徒に聞いたら、1時間の授業で、6~7枚書くそうです。 先生によると、10枚くらいは書いて欲しいとのこと。 |
授業が終わってから、先生に質問しました。
○題材は何ですか。練習していた文字は何と読むのでしょう。
●中国、北魏の時代、「牛橛造像記」の臨書をやっています。文字は、「りょうりょう」と読みます。人の名前ですが、文字の形と筆づかいをまねることのほうが大事です。
○墨を磨っていましたが。
●墨の香りにはリラクゼーション効果もあると感じています。短い授業時間ですが、まず、墨を磨って集中力を高め、一気に作品を仕上げていく、授業のリズムがいいと思います。
○突き刺して、止めて、戻って…と、絵画のようですが。
●もともとの漢字の成り立ちとか、勢いなどを感じながら書いて欲しいと思っています。
書道もなかなか奥が深いですね。
美術Ⅱの授業におじゃましました
教室に入ったら、デッサン中でした。
生徒が一人、前に座ってモデルになって、生徒たちは鉛筆を動かしてみました。
みんなで順番にモデルを務めているそうです。今日は恥かしいのか、後ろ向きのポーズでした。
その後は、モビールの制作や、モザイク画の制作など、それぞれの課題に取り組んでいました。
生徒の一人に、「美術の授業は楽しい?」って聞いたら、「とっても楽しい!」と返事が返ってきました。