定時制総合学科blog
【定時制】ソーシャルスキルトレーニングを実施しました
5月10日(木)4限目のLHRの時間に、SST(ソーシャルスキルトレーニング)を視聴覚室において実施しました。
SST(ソーシャルスキルトレーニング)とは、人が社会で他の人と関わりながら生きていくために欠かせないスキルを身に付ける訓練のことをいいます。
今回はコンセンサスゲームである「砂漠からの脱出」を行いました。
乗っていた飛行機が砂漠に不時着し、遭難したと仮定されたグループメンバーが、自分たちが搭乗した飛行機から持ち出した12個のアイテムの重要度について、コンセンサス(合意)を形成するゲームです。
まず、説明を聞き、各自で順番をつけてみました。
その後、グループで話し合い、その答えになった経緯をそれぞれが説明します。
「水は絶対、重要だよね。」
「塩も生きる上で欠かせない成分だよ。」
「水はサボテンから取ればいいよ。」
「えっ、サボテンから取れるの?」
「砂漠の生物を捕まえるために、本も必要なんじゃないの。」
「動物の足跡や鳥の群れをたどれば、水源にたどり着くかもしれないね。」
お互いの意見や考えを理解した上で、全員が納得する結論にたどり着くのも大変です。
これを機会に「対話力」や「伝える力」を磨いてほしいと思います。
コンセンサスゲーム:『砂漠からの脱出』