あいプロジェクト:熊本県若者版ゲートキーパー研修を受講しました
JRC部15名が9月11日(月)に、『あいプロジェクト:熊本県若者版ゲートキーパー研修』を受講しました。講師は県立大学総合管理学部の松本ゼミの3名でした(うち1名は東稜高校の卒業生)。
昨年1年間の10~20代の自殺者は3,000人を超えています。その原因は学校問題や健康問題が多く、その中でも学業や進路に関する悩みが多いそうです。自殺を考えている人はSOSのサインを出していることも多く、そのサインを見逃さないことが重要だと学びました。その際に、TALKの原則(Tell を意識して相手の話を聞く、Ask気持ちを尋ねる、Listen気持ちを傾聴する、Keep Safe安全を確保する)を意識するというお話がありました。実際に、動画を見た後でTALKを意識した声かけをすると、話し終わったときの気持ちや雰囲気が変わりました。ゲートキーパーの役割が「気づき・傾聴・つなぎ・見守り」だと知り、JRC部の態度目標である「気づき・考え・行動する」にとても似ていると感じました。
今回の研修を受けて、部長の矢野心美さんは、「身近にいる友人の変化に気づいて声かけをすることが大切。今回の研修で、自殺防止は重たいテーマだと思ったが、TALKの原則を意識し、私もゲートキーパーの役割を担っていきたい。」と話してくれました。