2017年1月の記事一覧
課題研究発表会
1月24日(火)に工業化学科の課題研究発表会を行いました。課題研究とは、3年生が自分達でテーマを考えて実験に取り組みます。新たな製品をつくったり市販品を自分達で手作りしたり、環境の分析を行ったり、またそれらを活かした地域貢献など色々なテーマに取り組んでいます。これまでやってきた実習を応用することも必要で化学がもっと好きになる時間です。
今年のテーマは
①手作りシャボン玉
②お菓子の着色料を取り出す
③灰の分析~落ち葉の可能性~
④有明海の砂鉄を使った研究
⑤ロケットの製作
⑥ガラスの製造と着色
⑦花しょうぶを活用した教材開発と地域貢献
の7テーマでした。
以下に実験の様子の写真を載せておきます。
①手作りシャボン玉
テレビでよく見るような大きなシャボン玉をつくりました。
②お菓子の着色料を取り出す
お菓子の着色料を取り出し、その着色料を使って毛糸を染めて比較しました。
③灰の分析~落ち葉の可能性~
栗・桜・柿などの木の落ち葉の灰を色々な方法で分析しました。大学の実験施設も使わせて頂きました。
④有明海の砂鉄を使った研究
砂鉄をとっていると所の写真です。砂鉄を集め、それを使って、メタルスライムを作ったり、いくつかの実験に取り組みました。
⑤ロケットの製作
実際に火薬を使って飛ばし、約80m程飛ばすことができました。写真のものよりもっと大きいものも飛ばせます。
⑥ガラスの製造と着色
植物から取り出した灰を利用したり、配合する試薬を変えながら色々な色のガラスを造りました。
⑦花しょうぶを活用した教材開発と地域貢献
花しょうぶの色素を取り出し、それらを利用した教材や色素増感太陽電池、LEDメッセージボードを作りました。
摘み取ったはなしょうぶ 酸塩基を調べる教材
色素増感太陽電池 LEDメッセージボード
技能検定3級《化学分析作業》合格
技能検定3級《化学分析作業》合格
技能検定3級《化学分析作業》
平成28年度前期の技能検定試験において工業化学科3年の大坪遥香さんと永井裕美さんが技能検定3級(化学分析作業)において県内で始めて合格しました。
特に永井さんは優秀な成績で合格した事により、優秀表彰を受けました。
下は平成29年1月8日(日)の熊本日日新聞に掲載された記事です。