３月１日に卒業式が行われ、機械科から６７人が卒業しました。

　卒業式後のホームルームでは、担任からの証書授与が行われ、卒業生からは担任や両親へ多くの感謝の言葉がありました。

　機械科の卒業生全員が進路決定を果たしました。それぞれ、健康で各分野での活躍を期待します。

機械科３年生は２学期から分野ごとに分かれた専科実習が行われます。

３年１組の溶接班の生徒は、溶接練習後に校内で使用できる設備を２つ製作しました。

卒業を前にして、製作した製品を校内に設置しました。

（１）立入禁止看板・・・校内の渡り廊下に誤って自動車が侵入しないよう

　　　　　　　　　　　　小型の看板を設置しました。

（２）職員昇降口の傘立て・・・職員用の常設の傘立てが使用しにくいことから、

　　　　　　　　　　　　　　溶接で枠を製作しました。　　

　　　　　　　　　　　　　　　傘が１本ずつ立てやすい、差し込み式の枠を設置しました。

　昨年１１月に２年生は４日間の就業体験を実施しました。クラスごとに、体験した仕事内容や仕事をする意義について、短時間でしたが全員の生徒が１年生の前で発表しました。

　質疑応答では、１年生からの質問に対し丁寧に返すやり取りが見られました。

３年生の代表生徒が、２年生へ今年の就職や進学試験での体験を話し、アドバイスしました。

受験企業選定、面接での要点など、スライドを用いて説明しました。

機械科３年生は課題研究という授業で、１年間班別で一つのテーマについて研究します。

学んだ実習や専門の学習をもとに、技術習得をなどの内容、人の役に立つ製品の製作など、研究成果を発表しました。

２クラス全１０班の発表でした。

発表直前には、３年生はスライドや資料作成や発表練習を重ね、２年生も次年度の研究選定に向けて発表を聞きました。

技能検定 旋盤３級の実技試験が本校で開催されました。

検定委員から受検上の注意を聞き、図面通りの作品を時間内に仕上げました。

技能検定の受検予定者は、２学期から毎日放課後や土曜などに練習を行ってきました。

旋盤３級の実技試験は、１月１２日に本校で実施されます。

　新社会人セミナーは、３年生各クラスに外部講師をお招きして、社会人のコミュニケーションの取り方について講習がありました。

　社会人として他社への電話のかけ方や受け方、マナーなど実践的に学びました。

機械科では玉工祭において、各クラス・部活動で出展しました。

　２年　竹とんぼづくり　ピタゴラスイッチ

　３年　焼き鳥販売　　缶バッヂ作成

　機械整備部　　エコ電カー　実演

　県内の各工業系高校がリヤカーを製作し、熊本地震による被害があった益城町の被災地へ寄贈することになりました。
　本校では機械科３年１組の生徒７名が、被災地の復興を願って夏休みを中心に製作し、まず１台完成させました。
　被災地での荷物運搬、がれきなどの運搬に活用してもらえることを願っています。
　後日、寄贈する予定です。

　写真は、製作したリヤカー、校長、教頭と製作した生徒７人です。