家庭部は、月・木・金の週３日、被服室・調理室で活動しています。顧問の太田先生と一緒に計画を立て、刺繍などの裁縫をしたり、自分たちでメニューを考えて調理をし、楽しい時間を過ごしています。また、年に２回実施される食物調理技術検定にも挑戦し、調理の知識や技術を身につけることができます。合格を目指して頑張った時間は最高の思い出になります。他にも、玉名高校学校家庭クラブの活動を中心となって行い、校内の必要な場所にカーテンを作ったり、熊本県高等学校家庭クラブ連盟の行事に学校の代表として参加したりしています。

 (2020.05.14)

　高校２年２名（家庭部）、３年１名の３名が第５３回全国高等学校家庭科（令和３年）食物調理技術検定２級に挑戦しました。試験の内容は、筆記試験とテーマに沿った日常食の献立作成、その献立に沿って調理するというもので、今回のテーマは「１７歳女子の通学用弁当献立」でした。３名とも自主練習を重ね、見事合格しました。作品を紹介します。

　家庭部２年伊藤さん、山田さんが２級に、１年生の金子さん、塚本さん、垰さん、前田さん、中村くんが４級を受験し、全員合格しました

両級ともに、それぞれ筆記試験、実技試験があり２級の実技試験は「１７歳男子の通学用弁当献立」という主題（指定材料：じゃがいも２５ｇ、指定調理法：焼き物）で、テーマに沿った献立を作成し、５０分以内で調理、片付けをするというものでした。４級の実技試験は、きゅうりを０．２ｃｍ以下の半月切りにする。調味料や水を正しく計量するという内容でした。

以下、２級に合格した２人の感想を紹介します。

伊藤さんの感想

「最初は、調理時間が７０分以上もかかり、味付けもいまいちだったので不安でした。実技試験当日は、緊張のあまり普段通りにできないところもありましたが、合格と聞いて嬉しかったです。今回の受検を通して時間を上手に使うことの大切さを学んだので、日々の学校生活に取り入れていきたいです。」

山田さんの感想

　「最初は、思うように練習の時間が取れずに非常に焦りを感じていましたが、自分の集中力の高まる夜に何度も練習を重ね、当日に挑みました。練習では何度も失敗を繰り返しました。当日は悔やむ部分もありますが、ミスは少なく、結果は合格でした。今回の経験を生かし、日常生活の中で時間の使い方を工夫していきたいです。」

　久しぶりの調理で、ドライカレー・ポテトサラダ・オレンジゼリーを作りました。すべて手作りで、ポテトサラダのマヨネーズも作りました。どれもおいしくできました