中学部の様子

2021年7月の記事一覧

総合的な学習の時間「伝統工芸を体験しよう」

6月28日(月)から7月1日(木)の4日間で「伝統工芸を体験しよう」という単元で、苓北町にある「内田皿山焼」さんの陶土を使って、制作活動に取り組みました。土の感触を楽しみながら、土を握ったり型抜きをしたりして箸置きを制作しました。電動ろくろを使い、回る土に指先で優しく触れながら、好みの形の器の制作活動にも取り組みました。最終日にはオンライン中継で内田皿山焼さんに、粘土の感触や制作活動の様子や、感謝の気持ちを伝えることができました。

生活単元学習「スポーツをしよう」

6月21日(月)から6月25日(金)にかけて、生活単元学習「スポーツをしよう」に取組みました。教室内に設置した5m×5mの大きな「リアル野球盤」を使い、単元の前半は野球について学んだり、動画を見て応援練習を行ったりしました。後半の3日間でゲームを行い、勝利数で優勝を決定しました。生徒は一人でバットを振ることが難しいので、紐を引くことでバットが回る補助具を準備しました。生徒は紐を引っ張ったり、スイッチで紐を巻き取ったりしてバッティングの補助具を動かし、ボールを打って得点を狙いました。

 

美術 「平面アートをつくろう」

6月16日(水)と17日(木)に、美術「平面アートをつくろう」に取り組みました。今回は、偶然に生まれる形や色を生かした「モダンテクニック」と呼ばれる技法の一つである「スクラッチ(ひっかき絵)」に取り組みました。初めに、ハガキ2枚分ほどの画用紙を赤や青など思い思いの色で塗りつぶし、下地をつくります。次にその下地をすべて真っ黒に塗りつぶします。最後にいろいろな道具を使って表面を削ることで、鮮やかな色が浮かび上がります。削るときのガリガリとした感触を楽しみながら、自分の作品が変化していく様子に注目していました。