(3)「永続性」を持った農業教育実践と人材育成

2018年3月の記事一覧

2018年度日本草地学会熊本大会参加

 日本草地学会の全国大会が熊本県で実施されました。
 本校は日本草地畜産種子協会より放牧実践牧場として認証されており、プロジェクト活動として放牧を用いた牛の飼養管理に取り組んでいます。これまでの取り組みを「高校生の部 ポスター発表」にて発表させていただきました。学問や研究に取り組んでおられる方々に対して情報発信に挑戦です。


 準備を終え、発表です。これまでポスター作成から発表練習など発表の準備を一生懸命に取り組んでいました。


 発表者の早田君は物怖じすることなく、堂々と発表していました。

 他校の高校生の発表を視聴させてもらいました。「このポスターみやすいな」「発表が聞きやすい」「スマホ?新しい発想だな」参加した生徒達は様々な感想を持ったようです。


 審査の結果、残念ながら優秀賞を頂くことができませんでした。しかし、研究者の方々や教授の方々など、様々な方から声をかけていただきました。
 中には「子牛の周年放牧」に一緒に取り組んでみないですか?という声かけを頂きました。放牧飼育の今後の発展として大変興味深い内容でした。連絡先を教えて頂けた研究機関の方々や大学の方々とこれからも連携しながら学習を深めていきたいと思います。
 また、優秀賞を獲得した北海道の農業高校は素晴らしい発表でした。発想、調査データの取り方、プレゼンテーションなど学ぶことが多くありました。生徒達は同級生として次の目標が見えたように思います。

最後に、くまモンと写真撮影。このときが一番、生き生きとしていたのは気のせいでしょうか・・・。これからも様々な活動に挑戦していきます。ご指導お願いします。

子牛・妊娠牛競り市参加

本日、肉用牛のせりに参加させていただきました。
本校からは子牛3頭、妊娠牛1頭を出品。購買者の皆様、ありがとうございました。

早朝から牛を洗って球磨家畜市場に到着。ここからは最後の調整に取り組みます。


順番待ち。高校生にとって「大人の前に立つ機会」、そんなに多くはありません。「大切な牛を評価してもらうため」緊張しますが、私たちが変わらなければ。


「宜しくお願いします」購買者の方々にしっかりとお願いすることができました。


購買者の皆様、ご購入ありがとうございました。これからも牛を大切に育てていきます。生産者の方々、ご指導のほど宜しくお願いします。