電子機械科ブログ
【電子機械科】初出場・初優勝!第12回 宇宙エレベーターロボット競技会(九州オープン)
10月12日(日)宇宙エレベーターロボット競技会の九州大会が開催されました。
本大会は本校から初めて参加する大会で、電子機械科から2チームが出場しました。
今回の参加メンバーは全員が10月26日に開催されるマイコンカーラリーに出場する生徒で、大変忙しい中での挑戦となりました。ロボット製作は大変時間がかかる取り組みで、マイコンカーの製作にも4~5ヵ月以上の時間がかかっています。やっと完成しても、研究と調整にはその倍以上の時間が必要で、大変忙しい中でしたが、挑戦を決めました。
宇宙エレベーターロボット競技会は12年間続く大会で、周りは実績がある学校ばかりです。勝つことは難しいかなと思いながらも、目標として「確実」「一つずつ」を目標に挑戦しました。
大会では、マイコン制御部全員で応援に行き、チームの挑戦を見守ります。
多少のトラブルがありながらも選手はその場での対応で乗り切り、見事上位入賞を果たすことが出来ました。
初出場・初優勝という快挙を達成し、11月23日に行われる全国大会に挑戦します。
今回全国大会に出場する生徒は、昨年度マイコンカーでも九州大会(今年度は11月16日)に出場した生徒で、これからも忙しい日が続きます。時間を有効に使い全国大会に向けて頑張って欲しいと思います。
大会結果
チーム名「御船高校β」メンバー「電子機械科3年倉本、2年松永、尾崎、山口」優勝・全国大会出場
チーム名「御船高校α」メンバー「電子機械科2年山元、漆畑、田上、成松」第4位
【電子機械科】ウォーターレタス駆除
今年の電子機械科3年生の水中ロボット班は、熊本市の江津湖で問題となっているウォーターレタス(ボタンウキクサ)駆除ロボットについて、熊本高専の葉山清輝教授と入江博樹教授のご指導の下、共同研究を行っています。
毎年1億円以上かけて駆除を行われているので、このロボット開発をきっかけに少しでも駆除が進めばと思います。
今日は、江津湖にて実験を行いました。
実験の様子は熊本朝日放送(KAB)さん、熊本日日新聞さんに取材をしていただきました。
今後も研究を続け、熊本の自然を守っていきます。
【電子機械科】水中ロボコン準優勝の取材がありました
8月に行われた水中ロボコンで準優勝した御船高校電子機械科「チームミフネコ」の3年生5人を
御船町秘書政策室様から取材していただきました。
生徒諸君は最初の集合写真の時は、慣れない状況で緊張していたようでした。
その後のインタビューは和やかな雰囲気の中で進みました。
準備期間の苦労話や、次年度の後輩に託したい思いを語っていました。取材内容は、広報みふねに掲載予定です。
楽しみにしております。
【電子機械科】ウオーターレタス駆除ロボットの試運転しました
今年の電子機械科3年生の水中ロボット班は、熊本市の江津湖で問題となっているウオーターレタス(ボタンウキクサ)駆除ロボットについて、熊本高専の葉山清輝教授と入江博樹教授のご指導の下、共同研究を行っています。
最近の下江津湖のボタンウキクサ(水面に浮かぶ緑色)の繁殖具合はこんな感じです。
前回は、制御回路を入れていた箱が浸水して、危うく電気回路をダメにするところでした。そこで電気コードを引き込む穴にグランドケーブルという部品をつけて防水処理を行いました。
本日は、体育科の協力でプールを貸していただき、動作チェックを行いました。防水は無事成功して一安心しました。浸水していません。
現在開発中の機体「ホワイトベース(仮称)」です。
真ん中の灰色の塩ビ管がボタンウキクサ回収部分です。管内に3Dプリンタで制作した螺旋(らせん)を組み込んでいます。アルキメディアンスクリューと呼びます。アルキメデスが発明したとされたもので、省電力で動かすことができます。
この技術が2000年前に活用されていたことに驚きます。
この件については特許権のある徳山高専の藤本 浩 元准教授から使用許可をいただいております。
ちなみにスクリューの中身はこちらです。
予定では回収できるはずでしたが、ご覧の通り、前が上がりすぎて水を吸いません。そこで後ろに発布スチロールを追加して再テストです。
なんとか直径30mmの発泡スチロールの球体を吸い込みましたが、後ろの箱に出てきません。途中で引っかかっている様です。この辺りがちょっとわかりません。調べてみたいと思います。
また、機体の直進性が悪いのでもう少し改良して江津湖に持ち込みたいと思います。
【電子機械科】チームミフネコ全国大会準優勝おめでとう!
水中ロボットの甲子園ともいえる、水中ロボットコンベンションinJAMSTEC2025ジュニア部門の本番に臨みました。
茨城県立玉造工業高校、長崎県立鶴陽高校に勝利し決勝進出しました。
しかし、鎌倉学園高校に敗れ準優勝という結果となりました。
その後のエキシビジョンマッチは、26本のジュースを獲得しました。
ジュニア部門の運営委員長の山縣 日本工業大学准教授と共に。
大会委員長の清水悦郎 東京海洋大学教授と共に。沖電気工業様とイワキテック様、ありがとうございました。
【電子機械科】水中ロボコン2日目
2日目は、会場の海洋研究開発機構で、開会式、オリエンテーション、抽選会、機体水密テスト、機体操縦テストです。
研究船かいれいがお出迎え
海洋研究開発機構本部ビルです。
プールテストは、無事終わりましたが、写真撮影忘れてました。
上の写真はミネベアミツミ社の方から錆びないベアリングの説明を聞いているところです。今度、ボタンウキクサ駆除ロボットで使わせていただきます。
他の部門は、いろいろな機体があってとても面白いです。勉強させていただきました。
いよいよ明日が、本番です。たまたまシードのため、初戦11時40分、準決勝12時50分、3位決定戦13時10分、決勝13時20分の5分間の試合です。頑張ります!缶取り放題大会は13時50分からです。
youtubeでは、こちらで、ライブ配信予定です。他の部門も撮影するので、写るかわかりませんが、よろしくお願いします。
https://youtube.com/live/1uaBM7wGNNs?feature=share
【電子機械科】水中ロボコン1日目
台風を逃れて、無事羽田空港に到着して、企業訪問しました。株式会社ニコン様本社です。
ニコンミュージアムで、いろんな機械を見ることができます。
金属3Dプリンタや
かつて世界一だった半導体露光装置やら、
レンズの収差(歪みやら、線のにじみなど避けては通れない物理現象)の体験学習をしました。
その後、宿で、ロボットを開梱して動作チェックをしました。
去年は、バッテリーを忘れて肝を冷やしましたが、今年は忘れ物なしのようです。
がんばります!
【電子機械科】水中ロボコンにいってきます
行ってきます!
【電子機械科】水中ロボットセミナー講師として出演しました
こんにちは。電子機械科です。
海の日の今日は「水中ロボットセミナー」が行われました。
いろいろと勉強になる講演の中で
御船高校電子機械科3年生2名が「チームミフネコのトラブルを乗り越えて」
というタイトルで講演しました。
5分間でしたが全国の水中ロボット研究者の皆さんの前で発表することは
とても緊張しました。
内容は、
・去年の水中ロボットコンベンションでのトラブルとその対応と優勝できたこと
・現在のウォーターレタス駆除ロボット開発について
・魚ロボットについて
などを話しました。
8月からの大会では貴重なお話を伺いたいと思います。
今回は貴重な機会をいただいた日本水中ロボネット様に感謝申し上げます。
【電子機械科】1年生工業技術基礎実習
工業技術基礎は、安全教育から始まり、関数電卓の使い方を学んだ後から実際に実習に入ります。
1年生は、今回が初めて10人程度の班に分かれてローテーション実習です。ソフトウェア実習やコンピュータ製図(CAD)実習、電気工事士、手仕上げなどを行いました。
これから本格的な実技を学ぶにあたっての大事な基礎です。真剣な表情で取り組んでいました。