学校からのおしらせ

熊聾時々新聞

今、熊聾では・・・(その231)

 正門横の梅の木と中高等部棟横の桜の木を伐採したことは以前お知らせしたところですが、程よいタイミングでトヨタからのプレゼントとして、桜の苗木(ソメイヨシノ)3本と姫シャリンバイ10本が熊聾に届きました。

 桜の木は正門付近と運動場鉄棒横に、姫シャリンバイは正門横のフェンス内側に植えこみました。桜がすくすく育ち、大きく枝を張ってくれる様子を想像するとワクワクしてきます。

 また、姫シャリンバイは季節によって葉の色が変わったり、ピンク~白の花を楽しんだりできる樹木です。育ちはそれほど早くないのですが、悪条件であっても耐えることのできる常緑の低木樹です。

 どちらの木も子供たちの育ちと重ね合わせ、思いを馳せながら眺めることにします。

 
令和3年5月7日         
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その230)

 4月30日(金)が振替休業日でしたので、昨日まで熊聾は7連休でした。皆さん、今日からリスタートです!頭と体は連休状態から切り替わったでしょうか…。

 さて、4月半ばから各学部では大運動会に向けての練習が始まっていますが、4月26日(月)に初めての全体練習を行いました。

 結団式に始まり、開閉会式の練習そして各学部に分かれて、広いグラウンドを贅沢に使い、伸び伸びと体を動かしました。

 5月とは言え、晴天時には真夏日になることも十分予想されます。暑さ対策、コロナ対策も行いながら、練習を重ね本番に繋げていきたいと思います。

  
令和3年5月6日         
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

 

今、熊聾では・・・(その229)

 本校山田教諭が「キリン・地域のちから応援事業」の助成を受け、乳幼児手話教育環境構築のためのテキスト、指導者用手引き、更にはテキストと連動した手話表現の動画集webサイトを作成されました。イラスト作成を含むほぼ全ての作業をお一人で進めてこられた成果物で、大作です!

 なお、動画集は既に本校HP上の「九聾ネットワーク」に掲載してあり、アクセス可能です。是非ご覧いただきご活用いただければと思います。

 全国各地で手話言語条例の制定が進んでいますが、条例が絵に描いた餅にならないよう、実働を伴った中身のあるものとして動き出すことが何より大切なことです。そのような意味合いからも、山田先生のお取組は絶賛すべきことだと感じています。

 
令和3年4月28日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その228)

 4月23日(金)放課後、東警察署のスクールサポーターお二人に来校いただき、幼小棟に不審者が侵入したという設定で、「不審者対応訓練」を実施しました。スクールサポーターが不審者役をされ、シナリオは職員には事前に知らせない形で行ったため、訓練とは言え私たち教職員はとても緊張感を持って臨みました。訓練の様子を侵入場面から取り押さえるところまで録画し、後半は全職員でその録画をみて振り返り、サポーターのお二人から対応方法等について講評をいただきました。

 講評の中で、対応時のポイントや「さすまた」の使い方、ハード面の整備など、実に様々なアドバイスをいただくことが出来ました。

 今回の訓練内容を整理し、あらためて全職員で共有し安全安心な学校づくりに繋げていきたいと思います。

 
令和3年4月27日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その227)

 先週22日(木)、熊本県は新型コロナウイルス感染のリスクレベル(6段階)を第上位の「レベル5」に引き上げました。

 このことに伴い、本校では来校者の受入れを止めたり、本校からの外部への支援訪問を控えたりするなど、より厳しい対応をとることとしました。

 教育相談については、既に複数校から依頼があっていますが、リモートによる支援に切り替えるなどして対応していきます。

 保護者の手話学習会や「うさぎルーム」での乳幼児教育相談活動も制限されることになり大変憂慮していますが、何らかの形で支援を必要とされている方々と繋がっていきたいと考えています。

 
令和3年4月26日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩