学校からのおしらせ

熊聾時々新聞

今、熊聾では・・・(その359)

 12月21日、熊本県キッズサッカー協議会様から小学部児童にクリスマスプレゼントが届けられました。また、22日には「ゆめマートユニオン」様から全幼児児童生徒にクリスマスケーキを贈呈していただきました。

 いずれも本校が長くお世話になっている方々です。

 子供たちへの一足早いクリスマスプレゼントをありがとうございました。

 プレゼントを手にした子供たちの笑顔が浮かんできそうです。

 

 さて、校長室からの便りですが、年内掲載は本日分が最後となります。

 次号は、3学期始業式以降になります。

 
令和3年12月24日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その358)

 第4回「障がい児者・きょうだい・両親の作文発表会」テーマ『ありがとう』において、本校高等部水本さんの作文が最優秀賞を受賞しました。

 この作文発表会は3年前から始まったものですが、昨年からはコロナの影響により、発表会は行われず作文集配付という形になっています。主催者である熊本県障害児・者親の会連合会会長の坂田様のお話によれば、水本さんの作文には、審査者全員が高得点をつけていただいたそうです。

 水本さんの作文はこちらから閲覧可能です。

  ↓

https://sh.higo.ed.jp/kumaro/blogs/blog_entries/view/114/2352d0f5779ed454dd847be0c3ee9a34?frame_id=88

 
令和3年12月23日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その357)

 12月20日(月)、高等部生徒会主催によるスポーツ大会が開かれました。

紅白に分かれ、生徒だけではなく職員もハチマキを締めて参加し、賑やかな大会になりました。

 午前の部では、ポートボール、ソフトバレー、人借り競争、午後の部では大縄跳び、綱引き・リレー、と全員が楽しめる競技を生徒会執行部が考えてくれました。お陰で、生徒・職員の歓声が飛び交う催しとなり、終始盛り上がりました。

 午後の部からは中学部生徒も参加し、中高間の親睦を深める良い機会にもなりました。

 みんな、ありがとう。

 
令和3年12月22日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その356)

 中学部修学旅行2日目は、「天草ロザリオ館」「大江天主堂」「﨑津天主堂」を午前中に廻りました。ロザリオ館には、祈りを捧げるための隠し部屋が再現されています。江戸幕府による厳しい弾圧下にあっても、密かに信仰を続けた人々の苦しみ悲しみ、そして逞しさや強さを感じました。必見の価値ありです。
 また、午後は高浜焼の窯元で絵付け体験をさせていただき、生徒共々思い出づくりもできました。

 今回の旅行では、同じ熊本県内に居ながら、足を運ぶことがほとんどない場所に行くことができ、本当に良い学習ができました。

 3日目、生徒たちはボルダリングに挑戦‥レベルを少しずつ上げていき、腕全体がヘトヘトになるまで頑張っていました。おそらく翌日は凝りまくったことでしょう。インストラクターのお兄さんからは、熊聾からの修学旅行団に対応するために事前に手話を学んだり、筆談用具を用意されたりしたことを聞きました。有難いことで、とても嬉しくなりました。

 3日間の食事も格別で、思い出に残る美味三昧になりました。お裾分けとはいきませんが、写真でどうぞ‥

 
令和3年12月21日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その355)

中学部修学旅行①

 中学部2・3年生は、12月15日から2泊3日の旅程で天草方面に修学旅行に出かけました。
 1日目は「天草四郎ミュージアム」、「富岡城跡」「苓北町歴史資料館」を訪ね、天草の地に刻まれたキリシタン史を中心に学びました。教科書での学びと実地での見聞を併せることで、興味が湧き
、知識がより確かなものになるように思いました。
 車中で雲仙普賢岳を眺めながらの雲のできかた講座、石垣や石畳を凝視しながらの鉱物ラーニング、植物観察、砂州のこと等々、いろんな学びがありました。
 生徒たちは帰ってからのまとめが大変かも‥

令和3年12月20日     
熊本聾学校 校長 五瀬 浩

 

今、熊聾では・・・(その354)

 管理棟の廊下の幅を狭くしていた仮囲いが外され、トイレ工事の終了が見えてきました。新調されたトイレは12月末からは使用できる予定です。

 こちらの工事はやがて終わるのですが、先週末に共同教育センター棟に新たな仮囲いが施されました。これは、共同教育センター棟にエレベーターが設置されるためのもので、3月までは工事が行われます。

 日中、大型車両の出入りがありますので、特にグラウンド手前の通路を通る際には注意が必要です。

 皆様の御協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 追伸

 明日から3日間、中学部修学旅行に同行しますので、その間は校長室からの便りはお休みさせていただきます。 


令和3年12月14日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

 

今、熊聾では・・・(その353)

 12月10日(金)、小学部では持久走大会を行いました。

 当日朝方までは降っていた雨が上がり、気温は高すぎず、低すぎず、絶好のコンディションで臨むことができました。

 それぞれの学年に応じた距離をどの子も完走することができました。去年まではペース配分ができなかった子がペースを考えながら走っていたり、高学年ではタイムより順位を気にしながら走っている様子が見られたり、腹が痛いのに耐えながら歯を食いしばって走っていたりと、全員が成長している様子を見ることができました。

 応援していただいた保護者の方々は20人を超えていたようです。ご参観くださり本当にありがとうございました。

 
令和3年12月13日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その352)

 小学部の取組として、北海道の旭川聾学校、愛知県の岡崎聾学校、島根県の浜田ろう学校、筑波技術大学、そして本校が連携しての「ペンタゴンプロジェクト」が今年からスタートしています。これまで、浜田ろう学校で収穫したひまわりの種を各学校で栽培するなどの取組を行ってきましたが、12月7日(火)に子供たち同士の初めての顔合わせとなるオンライン交流を行いました。

 本校からは小学部4,5年生9人が参加し、1時間の交流を楽しみました。各学校からの地域や学校紹介&質問コーナーがあったり、ゲーム交流があったりと、はじめは緊張していた子供たちですが、次第に盛り上がりを見せていました。

 今後は、子供たちの意見やアイデアも取り入れながら、将来的には授業交流等にも繋がっていければと思っています。

一昨日の熊本日日新聞朝刊に当日の様子が掲載されましたので、まだ御覧になっていない方はどうぞ御一読ください。

 
令和3年12月10日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その351)

 12月7日、中学部の教室を回りました。1,2年生は生徒会役員選挙に向けた準備と練習を、2,3年生は来週実施予定の修学旅行を前に、事前学習を進めていました。

 1年生は、どの生徒も皆、真剣な眼差しで取り組んでおり、生徒のひたむきさと頼もしさを感じました。

 2,3年生の生徒たちの関心が高いのは、食事やお土産のこと…?!

 予算やインターネットで調べた資料をもとに、楽しげに先生や友達と相談していました。私も2泊3日の修学旅行に同行します。生徒・先生たちとの道中をとても楽しみにしています。

 
令和3年12月9日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その350)

 12月1日、PTAと進路指導部の共催で小学部4年生以上の児童と中高生、そして保護者を対象に「スマホ・携帯安全教室」を開催しました。

 講師としてKDDI(株)のタンジ紅子さまをお迎えし、携帯・スマホの課題について理解を深め、児童生徒一人一人が危機意識を持つことを目的に開催したものです。

 当日は講話だけでなく、多くの動画を提示していただきながら、SNSを通じて知り合った相手との関わり方や、「スマホ依存症」の恐ろしさなど、被害者になってしまった時の恐怖と絶望感を忠実に御教示していただきました。

 これからの時代、子供たち自身が危機回避できる能力が求められています。御家庭でも折に触れ、このことに関しても話題にしていただきながら学校と連携し、子供たちの理解を深めて参りましょう。

 
令和3年12月8日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その349)

 12月2日(木)、本校卒業生(令和元年度卒)で、現在、肥後銀行に勤めている西垣さんと上司の方2名が来校されました。西垣さんの職場での頑張りを高く評価していただいていることを上司の方から伺い、とても嬉しくなりました。せっかくの来訪でしたので、高等部生徒たちとの対面の場を休み時間に設け、在学当時の担任である藤原先生から西垣先輩の紹介をしました。

 照れ屋の西垣さんですが、職場での「あいさつ」の大切さを語ってくれました。また、寄宿舎での生活が職業人となった今、大変役に立っていることを話してくれたことは更に嬉しいことでした。

 次回熊聾に来ていただくときには、しっかりと時間をとって後輩向けに講話をしてもらいたいと思っています。西垣さん、そのときはどうぞよろしくお願いします。

 
令和3年12月7日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

 

今、熊聾では・・・(その348)

 12月1日から2日にかけて、A中学校の生徒さんが1泊2日で、本校での授業体験、聴力測定及び寄宿舎での宿泊体験をしました。

 新型コロナウイルス感染症のリスクレベルが下がったことで、他の学部でも交流授業が実施可能となったり、教育相談の依頼が増えてきたりしています。

 教育相談や交流授業等の依頼は随時受け付けていますので、どうぞ積極的な活用をお申し出ください。 

 
令和3年12月6日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その347)

 12月1日(水)、幼稚部青組の子供たちが「お店見学」に出かけました。前日の大雨の影響を心配したのですが、朝方までには雨も上がり、寒空ではありましたが、安心して健軍商店街に徒歩で向かうことができました。お家の方とは現地で集合し、お話しながら一緒に買い物を楽しんでくれたことでしょう。

 来週は他のクラスでも「お店見学」が予定されています。

 師走の街やお店の様子、雰囲気を感じ取ってほしいと思います。 

 
令和3年12月3日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

 

今、熊聾では・・・(その346)

 11月30日(火)、「2021チャレンジ小国GO」手話学習会が小国高校で開かれました。

 この事業は地域の高校生が地域社会との交流の機会を持ち、様々な体験活動を通じて、福祉への理解を深め、社会の中での連携(共生の心)の意識を育むことを目的として、小国町社会福祉協議会と南小国町社会福祉協議会が中心となって毎年開催されているものです。

 今年も当協議会から本校に、2回にわたる講師派遣の依頼があり、1回目(一昨日)は野田先生、齊藤先生が講師として出向き、簡単な手話クイズ、あいさつ、気持ちや動きの表現、そして指文字表を用いた高校生自身の自己紹介を中心に学習会を行いました。

 初めて手話や指文字に出会う高校生も多くいたようですが、学習会の最後には全員が自分の名前を指文字で表すことができており、頭の柔らかい高校生の様子を間近で見て驚かされました。

 2回目は来週8日、住吉先生、山田先生が講師を務めます。小国高校受講生の皆さん、楽しみにしていてください。

 
令和3年12月2日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その345)

 11月26日(金)、「ろうのフリーランス」として様々な活動をされている盛山麻奈美さんが本校に来訪されました。

 盛山さんは生まれも育ちも東京ですが、御主人である「ろうの写真家」齋藤陽道さん、そして子供さんと一緒に、昨年12月に熊本に引っ越してこられたそうです。

 いつかお会いしてみたいと思っていた方ですが、コロナ禍でなかなか実現しませんでした。ですが、やっとその願いが叶った日でした。

 近いうちに、本校の子供たちとの触れ合いの時間を設けたく思っていますので、御主人ともども御来校いただけるよう、各学部と相談し検討していこうと思っています。

 
令和3年12月1日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その344)

 11月26日(金)10:00本校会議室においてオンラインにて熊本聾学校「PTA研修Ⅱ」を開催しました。講師は札幌聾学校の保護者、並木英子様です。並木様は3人の男子ろう児(19歳、14歳、9歳)の母親です。

 

 以下は、講演の中でお話された内容の一部です。

 「子供に聴覚に障がいがあることが分かったときには、とてもショックでした。これからの子育てに悩む中、札幌聾学校、龍の子学園、明晴学園、ろうの保護者等との多くの出会いや経験を通して、「子供を手話で育てたい」「子供たちと手話で自然なコミュニケーションをとりたい」と思い、日本手話を第一言語として学ばせ、育てることを選択しました。日本手話を第一言語として生き生きとコミュニケーションをする子供たち、自分の思いや考えを手話で表現できる子供たちの成長していることがよく分かりました。」

 

 また、札幌聾学校での授業の様子やNPO法人バイリンガルろう教育を推進する会の活動の紹介もあり、実りある研修となりました。

 最後に、私の子育てにおいて大切にしていきたいこととして

 ・ろう者とろう社会との関わり

 ・聾学校とのチームワーク

 ・子供の力を信じる気持ち

 ・子供と一緒に自分の人生を楽しむこと

を述べられ、「子供に聴覚障がいがあったので、多くの人と出会い、多くの経験を積むことができ、自分自身の成長につながっている」ことを語られました。 

 

令和3年11月30日        
熊本聾学校 副校長 西山拓洋  

今、熊聾では・・・(その343)

 少し遡りますが、先週の創立110周年記念式典を迎えるにあたり、各学部で清掃・整美を頑張ってくれました。

 写真は、小学部のクリーンタイムの様子と、鏡わかあゆ高等支援学校から購入した花苗を植えている小学部・中学部の子供たちの様子です。

 鏡わかあゆ高等支援学校の生徒さん達が丹精込めて育てられた花が、本校を彩っています。ありがとうございます。


 令和3年11月29日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その342)

 11月20日(土)、本校創立110周年記念式典を挙行いたしました。

 御来賓として同窓会長、歴代校長5人、PTA会長をお迎えし、1時間にわたり体育館にて執り行いました。

 保護者や卒業生の方々など、関係の皆様には、式典の様子を少しでも見ていただけるよう、準備しました。

以下のURL https://youtu.be/XNUb84GwMUY から閲覧可能です。期間は、本日から12月13日(月)までとします。本校ホームページトップ画面からも、見ることができます。

 
令和3年11月26日       

熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

 

今、熊聾では・・・(その341)

 11月24日、熊本県果実連様から幼稚部の子供たちに県産「みかん」のプレゼントがありました。

 昨年に引き続き、今年も幼稚部の先生たちが申し込んでくださったことが実を結びました。

 今年は8月が長雨だったものの、9月・10月と天気が持ち直したこともあり、甘いみかんが収穫できているそうです。つい2週間前に幼稚部で「みかん狩り」に行ったタイミングなので、子供たちの果物に関する興味をさらに引き出せそうです。

 県果実連の皆様、ありがとうございました。

 

令和3年11月25日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その340)

 11月18日(木)、中学部で花卉事業協同組合から9人の講師をお迎えして、生花を使ったフラワーアレンジメント教室を開きました。

 生徒たちはそれぞれ同じ材料(縄文杉、コチア、バラ、ガーベラ、カスミ草、松ぼっくり等)を使ってアレンジしていましたが、どれひとつとっても同じような作品にはならず、個性のある作品に仕上がっていました。また、花を生けるときは、皆とても優しい表情で無心になって臨んでいました。

 出来上がった作品は、110周年記念式典の会場で、御来賓の方々のテーブルに飾られます。そして、終了後には各自自分の作品を家庭に持ち帰り、勤労感謝の気持ちを伝えて御家族の誰かに渡る予定です。

 
令和3年11月24日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その339)

 以前お知らせしていましたが、本日NHKEテレ「ろうを生きる 難聴を生きる」で、下記の内容が放映されます。

1 番組  Eテレ「ろうを生きる 難聴を生きる」

       午後8時45分~午後9時

2 テーマ 「聞こえない子どものこころのケア」

3 内容(以下、NHKホームページから一部引用)  

 これまで見過ごされてきた聞こえない子どものこころのケア、当事者や手話のできるカウンセラーなど、関係者の声から子供たちにとってどんな支援が必要か考える。

 「聞こえない自分に自信が持てない」「悩んでも手話で相談できる場所がない」 ろう・難聴の子どもたちの心の問題はこれまで見過ごされて来ました。悩みは深く、深刻な状況に追い込まれる子どももいます。聞こえない子どもたちの心を支えるには何が必要か。当時者の声や、日本でも数少ない手話のできるカウンセラーへのインタビュー、そして新しく始まった幼少期の子どもたちへの支援の様子から考えます。

 

「平成28年熊本地震」における本校スクールカウンセラーによる子供たちへの支援について、本校中学部山本先生が取材を受けられましたので、その内容も一部紹介があると思います。是非ご覧いただきたいと思います。

 
令和3年11月20日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その338)

 小学部では12月10日(金)に実施する「持久走大会」に向けて、体育の授業の他、職員朝会のない火・水・木曜の朝自習の時間帯に5分間走を始めました。

 子供たちへの当日の応援、どうぞよろしくお願いします。

 
令和3年11月19日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

 

今、熊聾では・・・(その337)

 11月20日(土)午前中は本校創立110周年記念式典を挙行しますが、その日の午後、幼稚部では乳幼児教育相談「うさぎルーム」学習会を開催します。

 学習会の時間は、午後1時から午後3時30分までで、前半に「きこえに関する学習会」を、後半に「手話学習会」を設定しています。

 きこえに関する学習では、「耳の仕組みときこえについて」「難聴疑似体験」をテーマにして、本校職員が説明します。手話学習会では、本校職員の他、日頃お世話になっている乗富秀人氏を講師としてお迎えし、「乳幼児期の子育てのための手話」について学ぶ機会となります。

 聴覚に障がいのある乳幼児と保護者の方だけでなく、関係する保健師、保育園・幼稚園の先生方もどうぞお申し込みのうえご参加ください。

 お問い合わせは幼稚部(雑賀、北岡)までお願いします。まだまだ、間に合います。

   Tel. 096(368)2135

   Fax. 096(368)2137

   e-mail. Kumamotorou-s@pref.kumamoto.lg.jp

 

令和3年11月18日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その336)

 本年度の全国聾学校作文コンクールで、本校中学部3年生の田上君の作文が銅賞を受賞しました。

 保育園での職場体験と昨年7月の豪雨災害復興ボランティア体験を綴った作文を添付しますので、是非ご一読ください。

 実体験から様々なことを学び、吸収し、成長している田上君の様子がお分かりいただけるかと思います。

 

令和3年11月17日     

熊本聾学校 校長 五瀬 浩  


今、熊聾では・・・(その335)

 11月11日(木)、小学部1,2年生が国語科と生活科の学習と関連付けての見学旅行として、公共交通機関(市電、バス)と徒歩で、県立図書館、水前寺児童公園、熊本県庁を回りました。(私は最後の見学地の県庁だけ、時間を見計らって合流しました。)時折、冷たい雨が降る中での移動だったでしょうが、子供たちのはつらつとした様子にとても嬉しく思ったところです。

 暦の上では立冬を過ぎましたが、今年は冷え込むのが遅くなっているからでしょうか、県庁のイチョウは緑の葉っぱもまだ残っていました。それにしてもイチョウ並木のプロムナードは、子供たちが「きれ~い!」と声を上げるほどで、黄色い絨毯とずらりと並んだイチョウは壮観でした。

 また、子供たちはイチョウ並木と変わらないくらい、ワンピースのルフィ像に会えたことも嬉しそうでした。

 
令和3年11月16日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その334)

 11月27日(土)の正午から午後4時までの間、熊本県人権フェスティバルがホテル熊本テルサを会場として開催されます。

 くまモンのステージショー、絵本の読み聞かせ、中国舞踊、トークショー等が予定されていますが、本校手話落語部にも出演依頼があっており、当日は本校から4人の生徒が出演し、手話パフォーマンスを披露する予定です。

 なお、本校生徒の出演は、15:00~15:10です。

 多くの皆様のご声援をよろしくお願いいたします。 

 
令和3年11月15日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その333)

 11月20日(土)、本校創立110周年記念式典を開催する運びです。

 コロナ禍での開催ということもあり、計画決定においては、参加者を制限して行うことを決断いたしました。現時点では同窓会長様、歴代校長先生方、そしてPTA会長様のみを御来賓としてお迎えして式典を開催する予定です。

 同窓生、御来賓、関係の皆様等、多くの方々の御臨席を賜りたいところでしたが、やむを得ずこのような形で実施しますことを御了承いただければと思います。

 なお、当日の模様はダイジェスト版にして、関係の皆様には後日視聴できるよう、準備を進めていきたいと考えています。

 

令和3年11月12日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その332)

 本校ホームページをご覧になった熊本県聴覚障害者情報提供センター様から、県教育功労(優秀教員)表彰を受けられた山田先生の授業撮影とインタビュー依頼があり、11月9日に取材が行われました。

 取材は中学部1年生の英語の授業で、パソコンを用いた前置詞の学習場面でした。生徒たちはパソコン操作も慣れたもので、自分で問題を作成したり、他の生徒と画面を共有したり、発表し合ったりと、楽しみながらも理解が深まっているように感じました。

 今回の取材内容は、「みるっく」12月号(DVD)で紹介される予定です。

 
令和3年11月11日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その331)

 新型コロナウイルス感染症の新規感染者の減少とリスクレベル引き下げに伴い、本校理容科では11月から校内及び近隣校の先生方への実習モデル依頼を再開しました。

 少しでも生徒の技術向上に役立てばと思い、私も理容科での実習モデルを久しぶりにお願いしたところ、専攻科1年生のイケメン2人が、カット、シェイビング、シャンプー等、丁寧にしてくれました。

 他の先生方もお忙しい中に、協力をしていただいていることにあらためて感謝します。今後ともご協力のほどよろしくお願いします。

 
令和3年11月10日       
 熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その330)

 幼小学部昇降口手前の花壇にフォックスフェイスが植えられています。事務室の古閑先生が種から育てられているものですが、紫色の愛らしい花をつけています。ナス科の植物ということもあって、ナスの花とよく似た花です。

 これから寒い季節を迎えますので、結実するかどうか気にかかるところです。

 写真は、校長室や廊下に飾られた生け花です。どれがフォックスフェイスかはお分かりだと思います。なにせ「キツネの顔」ですから…

 
令和3年11月9日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その329)

 校長公舎周りや保健室前にある金木犀の香りが漂い始めて久しくなります。金木犀の香りは個人的に大好きです!「いつもこの香りがあったらいいのになぁ」と思うほど…。

 そんなことを思いながら、保健室前の廊下を歩いていると、「香害」について書いてある中高生向けの保健室だよりが目に留まりました。その中には、「自分が良い香りだと思っていても、周りの人も良い香りと感じるとは限らない。」ことが、柔軟剤やシャンプー、香水などを例に挙げて書いてありました。

 さて、金木犀の香りは皆さんにとってどうなのでしょう?

 多分、香害ではないと思います。香りが楽しめる期間もあとしばらくです。是非楽しんでみてください。 

 
令和3年11月8日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

 

今、熊聾では・・・(その328)

 中学部では給食の時間帯に、前日夜のNHK手話ニュース845を各教室で視聴しています。1学期まで各自外向きで給食をとっていた状態から、同じ方向を見て食べるようになったことに伴って、9月から始めているものです。

 写真は、生徒と職員が手話と日本語で表示されるテレビモニターを見ている様子です。世の中の動き等について学ぶと同時に手話表現や日本語を学ぶ一助になっているかな…⁈

 

令和3年11月5日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

 

今、熊聾では・・・(その327)

 小学部では5・6年生の水俣方面への社会見学旅行、たんぽぽ学級の校外学習を皮切りに、3・4年生、1・2年生の校外での学習が控えています。

 気候も穏やかで、天気に恵まれれば絶好の校外学習日和になることでしょう。

 子供たちは貴重な校外での学習の機会を心待ちにしていることと思います。安全に楽しく充実した学習が出来ることを願っています。

 写真はすでに学習を終えた5・6年生の水俣病資料館等での学習の様子です。

 
令和3年11月4日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その326)

 10月27日、幼稚部の「動物園見学」に同行させてもらいました。

 朝は少し肌寒い気候でしたが、天気も良く、ほどよい時期の動物園見学となりました。ひとりの欠席もなく、幼稚部の子供たち20人全員が揃って、クラス毎に動物たちを見て回りました。クラス単位で行動することで、子供たちの体力等に合わせて無理のない行程を組むことができていたようです。

 朝一の開園とほぼ同時に入ったからでしょうか、動物たちは元気に檻の中で歩き回ったり、水の中で動いてくれたりとサービス精神旺盛でした。 

 今回、私は青組(4歳児)さんと一緒に行動しましたので、写真は青組の子供たちの様子です。

 「動物園見学」の翌日、子供たちは「さるのおうちをつくるよ~」と言って、段ボール調達に奔走していました。

 
令和3年11月2日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

 

今、熊聾では・・・(その325)

 10月27日から11月9日までは「読書週間」です。

 以下斜体文は、読書推進運動協議会から出されている文書からの一部引用ですが、「読書週間」は、1947年(昭和22年)、終戦の2年後、まだ戦火の傷痕がいたるところに残っているとき、「読書の力によって、平和な文化国家を創ろう」と決意をひとつに、出版社、取次会社、書店と公共図書館が力をあわせ、新聞、放送のマスコミ機関も加わって、11月17日から、第1回が開催されました。そのときのイベントの反響が素晴らしく、翌年の第2回からは、文化の日を中心にした2週間と定められました。

 さて、先々週、本校では学校司書の池浦先生による中学部生徒向けに特別授業がありました。池浦先生からは中学生の時期に是非読んでもらいたい本や生徒へのメッセージ紹介などをいただき、生徒たちは勿論、中学部の先生方にとっても、有意義な時間を過ごすことができました。授業後の生徒たちの感想を読んでみると、読書意欲がさらに高まっている様子が窺え、とても嬉しく思います。

 

令和3年11月1日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その324)

 本校の山田京子先生(中学部所属)が熊本県教育委員会から熊本県教育功労(優秀教職員)として表彰(マスター部門)を受けられました。山田先生は本校教育を強力に牽引してもらっているお一人として本校職員誰もが認める先生であり、専門教科である理科や英語の教科教育は勿論のこと、情報保障、各教科等における手話の利活用、プログラミング教育等々、先生の研究分野は広く、留まることを知りません。

 このたびの表彰は、長年にわたるICT関連の研究、教科における手話表現の検討・工夫、コミュニケーション支援のためのアプリ開発、遠隔情報保障の研究等の実践的研究が高く評価されたことによるものです。

 どんなに忙しい時でも、優しく丁寧に相談に乗っていただける山田先生は、本校にとって無くてはならない存在となっています。

 写真は熊聾校長室にて県特別支援教育課長の牛野様から表彰状を受けられた時の様子です。

 
令和3年10月29日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩   

今、熊聾では・・・(その323)

 中高等部校舎前の畑では、小学部の子供たちが植えた「はつか大根」や「人参」、その他諸々の野菜の種が芽を出し、葉を広げ始めています。

 乾燥した日が続いて心配していた時もありましたが、毎朝水やりに来る子供たちのお陰で、すくすく育っているようです。

 子供たちは水をかけていますが、私は「大きくな~れ、大きくな~れ!」とおまじないをかけています。


令和3年10月28日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その322)

 「平成28年熊本地震」における本校でのスクールカウンセラーの取組について、NHK制作局からインタビューを受けました。

 熊本県庁にある「平成28年熊本地震に関する資料」を見られ、熊本聾学校における取組を是非取材させてほしいとの申し出から受けたものです。

 取材された内容の一部が、NHK Eテレの「ろうを生きる 難聴を生きる」の15分番組の中で3分程度放映される予定です。

 放映予定日は、11月20日(土)20:45~21:00です。

 
令和3年10月27日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その321)

 10月20日(水)、寄宿舎で「お月見会」が開かれました。

 お月見会では、謂れ(いわれ)発表の後でお団子を食し、茶の湯体験をしました。私も茶の湯体験では小学生のSさんにお茶を淹れていただき、本当に有り難い経験となりました。

 ワクチン接種副反応等の関係で3人の生徒は共同教室には来られませんでしたが、なんと…皆、自宅からリモート参加をしてくれました。舎生の皆さん、そして先生方の周到な準備や配慮で、和やかでアットホームな「お月見会」となりました。

 

令和3年10月26日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その320)

 先々週までは気温30度超える日が続いていましたが、先週からは朝夕の冷え込みを感じるようになってきました。

 寒暖差による体調の変化やアレルギー反応等が出やすい時季です。衣服の調整や適度な運動など、日常の体調管理に気を付けて過ごしましょう。

 さて、グラウンド横のプロムナードには桜の木が数本並んでいますが、そのうちの1本だけが、季節を間違えたのか2分先程度に花を咲かせています。花びらをよく観察すると、ピンクと白の花が入り混じっています。グラウンドに出るとき、ちょっと視線を上にやってみてください。

 
令和3年10月25日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その319)

 本校正門前に可搬式ハンプ(スムーズ横断歩道)が設置されました。これは車側からすれば段差のある横断歩道で、設置により自動車の走行速度の軽減がどの程度図れるかという実証実験のための仮設のものです。11月16日(火)までの約1カ月間設置されます。
 交通事故防止に向けた様々な国の取組の中のひとつなのでしょう。ハード面の工夫によって事故を減らすことと併せて、運転手の安全運転に対する意識とマナーの向上が大切ですね。
 痛ましい事故を撲滅できるよう、まずは大人が気を引き締めましょう。

令和3年10月22日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その318)

 UDtalkを使った職員朝会での情報保障を始めて2週目となります。

 誤変換を修正するために3人の職員が担当し、情報保障に努めています。音声認識率はまだまだ高いとは言えませんが、今後のAIの進化に期待しましょう。

 日頃は無意識に言葉を聞き取っていたり、実際に聞こえた音を修正しながら聞いていたりと、瞬時に様々なことを処理している人間の脳には本当に驚かされます。

 

令和3年10月21日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その317)

幼稚部運動会③

 

 一年ぶりの運動会を迎えた青組(4歳児)、緑組(5歳児)の子供たちは、「かけっこ」の他、「むしさんの玉入れ」(青組)、「くまろう2021みどりんぴっく」(緑組)に出場しました。「むしさんの玉入れ」では、可愛らしいちょうちょ、カマキリに変身した8人がダンスをした後に、玉入れかごに向かって投げ方を工夫したり、友だちと協力したりする場面を見ることができました。また、東京オリンピック・パラリンピックが開催された年にちなみ、緑組の子供たちは「くまろう2021みどりんぴっく」で一人ひとりが得意な種目に挑戦し、それぞれに輝いている場面を見せてくれました。

 子供たちの1年間の成長ぶりには本当に驚かされます。これからも、もっともっと輝きを放ってくれることを願っています。

 

令和3年10月20日      

熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その316)

 10月13日、新任者オリエンテーションが開かれました。

 今回は「補聴器・人工内耳について」というテーマで、今年度本校に赴任された先生方向けに聴覚支援センター部長の齊藤先生からお話をいただきました。

 私も以前、齊藤先生と同じ立場で話をする機会が多くありましたが、齊藤先生の資料は少しずつ改良を重ねられ、充実してきているのが分かり、とても嬉しく思いました。このような専門性を継承していくことは全国の聾学校でも大きな課題となっています。本校でもあの手この手を考えていかねばならないと思案しています。

 さて、人工内耳に関しては、更に詳しく勉強できる「人工内耳自主研修会」を、明日実施予定です。お時間のある先生方、奮ってご参加ください。

 16時05分、多目的室集合~!!

 
令和3年10月19日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その315)

 幼稚部運動会②

 

 雲一つない秋空の下、2年続けて幼稚部だけの運動会を実施しました。

 10月とは思えないほどの暑さが続いているため、開始時刻を20分前倒ししての開会としました。

 初めての運動会を経験する赤組(3歳児)の子供たちは、「かけっこ」と技巧走「おすしだよ」に出場しました。

 「かけっこ」では、強い競争意識はまだまだ芽生えてはいないようですが、どの子もゴール目指し、途中立ち止まることなく走り抜けていきました。

 「おすしだよ」では、わさびのネット、にぎりの平均台、お醤油のフープ等、山あり谷ありのコースを通り、最後はお気に入りのポーズでお皿の上のお寿司に変身!可愛らしいお寿司の出来上がり~となりました。

 頑張った子供たち、夜の食事は本物のお寿司にありつけたのでは…。

 
令和3年10月18日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その314)

 幼稚部運動会①

 

 今日は幼稚部運動会本番の日です。

 幼稚部の2学期は、学部閉鎖、分散登校に始まり、通常登校が10月から開始されたばかりです。運動会の練習は各クラス単位での練習を中心に行い、全体練習は限られた時間で行うなど、十分な練習ができていない状況で本日を迎えました。

 しかし、子供たちにとっては、そんなことは関係ありません。頑張って練習してきた成果をしっかり発揮してくれることと思います。

 参観される保護者の皆様には、子供たちの可愛らしい仕草やにこやかに演技している様子、成長している姿等を感じ取っていただけたらと思います。

 写真は予行練習の時の様子です。どんな活躍が見られるか乞うご期待!

 
令和3年10月15日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その313)

 第4回「障がい児者・きょうだい・両親の作文」募集に対して、本校からは小中高等部の児童生徒13人の作文を応募します。

 日頃の何気ない日常の一端を表現した作文もあれば、聴者家族の中に一人だけ聞こえない自分がいることへの不満・葛藤、そしてそれを乗り越えた先の家族への感謝の気持ちを表現した作文等々、文の長い短いはありますが、どの子も心の声を素直に言葉で表現しています。どの作文も子供たちの心の豊かさ、言葉の温かさが私の心に染み入りました。

 

令和3年10月14日      

熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その312)

 寄宿舎の先生方を中心に「IPtalk(アイピートーク)」を用いた情報保障の研修会が開かれました。

 本校では様々な場面でIPtalkを使ってリアルタイムに文字を入力したり、事前に準備した文章を提示したりすることで、聴覚障がいのある子供たちや先生方への情報保障に大いに役立っているところです。私も、儀式や職員会議などのあいさつでは、事前に担当の先生へ原稿を渡しているのですが、そのことで当日の情報保障に係る作業がとても楽になるとを聞いています。

 今後、寄宿舎での活動において、どのような場面でIPtalkが披露されるのでしょう…、期待を膨らませています。

 
令和3年10月13日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その311)

 熊聾では、自動体外式除細動器(AED)の追加購入を検討中です。

 10月7日には聴覚障がいのある先生方に集まっていただき、実際の使用法等について説明を受けていただきました。

 新規に導入予定の機器は、音声による指示だけでなくイラストやアニメーション、文字情報が表示されることで、聴覚に障がいのある人にとって、視認性・操作性の面で機能が随分と向上していることが判りました。

 今後の購入の参考にしたいと考えています。

 
令和3年10月12日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その310)

 安全点検はどの施設であっても定期的に行っているものです。

 熊聾では毎月初めにチェック表をもとに校内各所の施設設備の破損や異状等について安全点検を行っていますが、今月は特にトラッキング現象を防ぐための取組を進めています。

 トラッキング現象とは、コンセントに差し込んだままのプラグにホコリが溜まり、溜まったホコリに通電し発火する現象のことで、電化製品を使用していなくても、電源がオフになっていても火災に繋がってしまう恐ろしい現象です。また、結露が起きやすい時季には特に注意が必要な事象です。

 本校では補聴器の水滴を飛ばすときに使うエアダスターがコンセント掃除の時に威力を発揮しています。

 

令和3年10月11日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩